この政治家に、これが言いたい

2017年もいよいよ終わり。あんなこと、こんなこと、政治に関することだけでもいろいろありました。怒りたくなることや悲しくなることもたくさんあったけれど、来年はなんとかもう少しいい年にしたい…。
ということで、皆さんの「年が変わる前に、この政治家にこれだけは伝えたい」の声を集めてみました。

●mkさん

自称・改憲派の議員さんへ。

【自民党の改憲草案・改憲案(とやら)が『憲法』の草案・案であるかどうか考えてみてください】
今回の自民党の『改憲』に参加することは、『うな丼』と言いつつ全然違う『〇×△◇丼』が出されているのに、それを『自分はうな丼には目がない。うな丼だおいしいおいしい』と食べるようなものです。
芸能人格付けチェックじゃないですが、今回の「改憲(とやら)」に乗る前に、「B級政治家」でないかどうか胸に手を当てて考えてみてください(「B級政治家」のほうが厚顔無恥に好き放題できてよいのかもしれませんが)。
「政治家」「政党」が「憲法の改正案です」といって出したものが「憲法の改正案でない」なんて、主権者として恥ずかしいですね。
「日本の歴史」云々と称して「歴史改竄主義」に走っていることも同様に。
以下は、閑話休題です。
「馬を鹿となす」という故事がありますが、昔の人は荒唐無稽なことをするものだなぁと思っていました。今風にいうと、『オルタナファクト』になるんでしょうか。
「馬を鹿となす」の場合、単に事実を曲げるだけでなくて事実を述べた人を殺してしまう権力について考えさせられますが…(カタカナになるとそういう背景が隠蔽されてしまう気がしますね)。
あほうな権力者を持った先人たちの気持ちが少しわかるようになりました。
この故事のような無茶が通らないように、法律や憲法があるのになぁ、ため息。


●窓辺のマーガレット太郎さん

目先の票に目がくらみ希望の党に行ってしまった旧民進党のあなたへ

最新の世論調査では支持率1%となった希望の党。こんなはずじゃなかった…とお嘆きのことでしょう。ちょっと前は野党共闘と言っていたはずが、目先の票に目がくらむとこのざまです。でも、あのとき、きちんと立憲主義、民主主義を唱え、安倍批判をしていたあなたを忘れてはいませんよ。そのときのあなたの気持ちを、私は信じたい。「過ちて改めざる、是を過ちという」(『論語』衛霊公第十五29)です。民意にこたえ、きちんと立ち返ることを願ってやみません。…ちょっと甘いかな?


●ムーミンさん

拝啓 前原センセイ

拝啓 前原センセイ、本当にあなたは「かっこ悪い政治家」ですね。
ネットで調べてみたら、いまは希望の党に入っているんですね、前原センセイ。そんなも知らないのか、と怒られそうですけど、それぐらいあなたに対する興味がなくなってしまったのです。
改めて書く必要もないでしょうが、先の衆院選前に民進党の希望の党への合流を画策し、二枚舌、三枚舌と批判されたその言動は、近年まれに見る「かっこ悪い政治家」として印象に残るものでした。結果的には立憲民主党と希望の党への分裂につながり、民進党時代の右でも左でもないモヤモヤを解消したという、本人は何もしないところでの「功績」だけが前原センセイには残りました。そんなセンセイの存在を忘れかけていた年末に、来日中のスティーブ・バノン氏とのツーショットのツイートでした。 
トランプ政権では17年8月まで主席戦略官を務め、イスラム圏からの入国拒否などの政策に影響を与えたバノン氏は極右的思想の人物として知られているヤバイ人。NHKを「フェイクニュース」と批判して話題にもなりましたね。
同じ党で前原センセイとも安全保障ほか政策面では近い考え方を持っていると言われる長島昭久氏も「いくらなんでもバノンはまずい」と思わずツイート。 
前原センセイ、結局あなたは何も考えていない方なのですね。
希望の党はいずれ分裂すると思いますが、その時に前原センセイはどんな行動をするのか。「2017年、最もかっこ悪い政治家」前原誠司センセイの今後に注目したいと思います。敬具


●ゆいさん

群馬県榛東村村議会議員の南千晴さんへ。

先日、榛東村議会で議長を務める南千晴議員が、「妊娠4カ月」を公表し話題になりました。少し前には、熊本女性市議の「子連れで議会」が(共感の声も多かったけれど)批判を集めたばかり、公表にはきっと少なからず勇気が必要だったのではないかと想像します。
榛東村議会には「議長の育児による欠席」を定めた規則がなかったけれど、南議員の妊娠公表を受けて、そうした規則を設けることが検討されているとのこと。本当に小さな一歩だけれど、こうして行動してくれる人がいるから社会は動いていくんだと実感します。
小さな子どもを育てながらの政治活動、大変なこともあると思うけれどぜひ頑張ってほしい。そして、こんなことがニュースになることがないくらい、出産を経て政治活動を続ける女性議員、男性も含め育児を主体的に担う議員が1日も早く当たり前の存在になってほしい、と切望します。


●ともさん

政治に白けた1年

今年2017年ほど、政治に白けたことはありません。最たるものは民進党の解党騒ぎですが、すでに恒例となった私生活におけるスキャンダルや、公金不正流用も含めて。

でも、政治と無関係ではいられないのも事実。よりマシな政治家、政党に投票し続けるしかありませんね。
来年2018年は、ほんの少しでもいいから、期待や希望を抱くような政治に近づくよう、わたしたち一人ひとりが行動していかなければ、と思う年の瀬です。


●古沢孝造さん

立憲民主党の枝野代表へ

過日の総選挙、兵庫○区の候補者の街頭演説にがっかり。
枝野さん自身の演説は、素晴らしい盛り上がりだったようですが、こちらの候補者は演説下手すぎ! 街宣車の上で、ぶつぶつ言ってたけど、第一、聞こえない、内容も分からない。国政を志す理由も熱意も伝わってこない。
辻元清美さんが応援に来ておられましたが、何かギクシャクした雰囲気。
それに比べて、自民党の候補者は、さすがでしたよ。演説のツボを心得た上手な話しっぷりで、そもそも勝てる相手じゃなかった。
あれだったら、共産党に候補者を出してもらって、立憲民主党が黒子に回った方がよかったかも。
安倍自民党は嫌いですが、民進党や立憲民主党は、もっと嫌い。アタマいいと自分で思ってるだろ? そして、有権者を見下してるだろ?
街頭演説に、それが出てた。「なんでオレが、こんなことしなくちゃいけないんだ!面倒くさい!」。そんなメッセージしか、伝わってこなかった。


●ゆうりさん

阿部知子さん、菅直人さんへ

今やすっかり落ち目の小池百合子・東京都知事。私は彼女を全く支持しないし、例の「排除発言」には心底呆れましたが、希望の党立ち上げ時に彼女の人気に群がった政治家たちの節操のなさにも呆れました。落選した人も含めれば、そんな人たちは何人もいますが、あえてリベラル側の阿部知子さんと菅直人さんの名前を挙げたいと思います。
阿部さんはその後批判派に転じましたが、当初は小池知事が「原発ゼロ」を掲げたことに対して「ぜひ一緒にやりたいと思う」と発言。菅さんにいたっては「私は小池氏が日本のメルケルになって、ドイツと同じようなテンポで原発ゼロを実現してほしいと思います」などとヨイショツイート。小池知事の「原発ゼロ」発言は「選挙目当て」であるとことは誰の目にも明らかだったのに、この2人は、ここぞとばかりに小池人気に擦り寄るかのような発言をしました。あまりにも軽率な発言だったと思います。
私は立憲民主党に期待をしていますが、同党に所属するこの2人には、当時の発言をしっかりと反省してほしい。阿部さん、菅さん、今後は発言には気を付けてください。


●Liu, Kuang-Yuさん

蓮舫さんにこれが言いたい

私は台湾籍の者で、近親に日台重籍者(台湾籍を併有する日本国籍者)がおります。2016年秋からの、いわゆる「二重国籍」騒動は、日台重籍の立場である一般人にとって、大いに気がかりな話題でした。
民進党党首辞任の少し前、「戸籍を公開」するとした2017年7月18日の記者会見で蓮舫さんは、「国籍法違反だったことの政治責任」を問うた記者の質問に答える形で、ご自身のことを「国籍法に反して手続きを怠っていたことは事実」と説明しています(25分35秒から)。

これで、日台重籍者にとっては、自分たちも「『手続きを怠っている』として『義務違反』扱いされるのでは?」との不安が決定的になりました。
当方も悩んだ末、2017年10月2日に、自身で『東京法務局国籍課』に電話相談してみました。
するとどうでしょう。担当の方からは、まさかの回答をもらいました!(音声あり)国籍法の実務上は「(日台重籍者については)『日本国籍単一の国籍』として扱う」ということだったのです。
これを聞いて、「蓮舫さんの『二重国籍騒動』とは、いったい何だったのか?」という疑問が止まりません。法務局による日台重籍の『実務上の扱い』を無視して『国籍法違反騒動』に仕立て上げた一部マスコミ、評論家、政治家への怒りも止まりません。
そして、蓮舫さん、あなたに対しても、少なからぬ憤りを感じています。
もちろん、蓮舫さんは「攻撃」を受けた側でありますが、記者会見で謝罪するならば「日本の政治家としては、道義的には台湾籍は抜いておくべきだった」といった『政治家としての道義上の責任』までに留めるべきでした。
ところが『国籍法に反して手続きを怠っていた』と、『法違反』であるとの見解を述べたために、事は一人ご自身の問題にとどまらず、同様の立場である一般の日台重籍者を巻き込み、この人たちも違反状態である、との誤解にさらしてしまったことになります。
蓮舫さんは、ご自身の国籍問題を「もう終わったこと」と考えていらっしゃるのかもしれませんが、あなたの会見がきっかけで、それ以来、不安な思いをさせられている「日台重籍者」は少なくないはずです。
今後は、一般に広まってしまった誤解(日台重籍者が国籍法14条の義務違反状態にあるという誤解)について、解消にご尽力いただきたけますようお願い申し上げます。
それが「政治家」としてのあなたの、『本当の責任の取り方』ではないでしょうか。


大野幸子さん

立憲民主党、期待しています!

12月26日に発表された「立憲民主党 綱領」を読んで、おおー、いいではないか!と思わず叫びました。
「立憲主義に基づく」「草の根からの民主主義」「ジェンダー平等」「人間の安全保障」「原発ゼロ」「核兵器廃絶」「持続可能な社会保障の確立」「多様性を認め合う」などなど。
「日本国憲法の理念の実現」も入れて欲しかったなとは思いますが、ここに書いてあることは、まさにそういうことですよね。
一つ、具体的な注文をつけるとすれば、立憲民主党にはアベノミクスに対抗できるリベラルからの経済政策を具体的に示してほしいこと。
「公正で公平な社会システムを構築します。」とありますから、不公平な税負担と言われている消費税は減税して(10%増税なんてとんでもない!)、法人税や相続税で考えられないほど恩恵を受けている「富裕層」にきちんとした相応の税負担をしてもらって、それを社会保障などにまわす仕組みを作ってもらいたい、と思っています。
私も昨年あたりから、政治(特に国会議員や選挙)とは、距離を置きたいという感じになってきていましたが、立憲民主党ができたことで、やはり有権者が政治に関心を持ち続けて、ウオッチしつつ応援しないといけないな、という気持ちになってきました。


●怪物と戦う者は自らも怪物に・・・なってしまうのか(笑)さん

これが言いたい

民進や旧民主結成時からいる人達、特に今回立憲民主に行った人達に鋭く問いたい。聞きたいのは今後の活動とか政策とかじゃなくもっと根源的な話。
「最初は全党で合流するつもりだったが(誰一人異論も反対意見も出なかったじゃない?)」、小池氏の踏み絵で排除・選別されて行き場がなくなり「仕方なく・やむなく」立憲民主を作ったというのが実態であろう(もっともらしいカッコイイ事は言っているが)。
で、振り返ってみるとあれは96年頃でしたか、そもそも旧民主を結成する時に、当時の「社会・さきがけ(だったかな?)」で「人を差別・選別して」民主党を作ったわけだ(首謀者は鳩山氏だが)。
かつて「人を差別・選別した側」が、「今度は自分達が同じ様な事をされてしまった」わけだ。人に対してした「よろしくない事」を逆に自分がされてみて一体どんな気分か、これをどう思っているのかを正直に伺いたいのである。
総選挙後、(ここで名前は出さないが)立憲民主で当選したある議員に激励と合わせてほぼこれと同じ内容の質問をメールした。当然、自分の本名とメールアドレスも通知して(入力必須だったし)「この点について是非とも返答をお聞かせ願いたい。本音で構わないです」、とお願いしたのだが今日に至るまで何の返信もない。予想はしていたが失望した。やはり人間というのはこんなものなのかな。
これが自分が言いたかった事で、今後も機会があれば問い続けていかねばならない重たい問題だと思っている。


●神無月さん

前原誠司さんへ

前原誠司さん、先の総選挙であなたがやったことには私は腰を抜かすほどびっくりしました。そして選挙後には「共産党と組むくらいなら死んだほうがマシ」みたいな言葉を薄ら笑いすら浮かべて言ってのけるのには、背筋が寒くなりました。
私は共産党員ではありませんし、日本共産党に賛同しかねる気持ちもわからないではありません。だけど、考えてみてください。全国の党員や支持者のことを。
選挙権は、国民に平等に与えられた大事な権利です。選挙は、その権利を行使する貴重な機会です。にもかかわらず昨年の参院選でも今年の総選挙でも、少なからぬ共産党の党員や支持者は、他党の候補者の名前を書いているのです。安倍政権打倒という大義のために、候補者をおろした選挙区では「この人に託したい」と思える人に一票を投じることができないのです。一本化するってそういうことです。その痛みを想像できませんか?
あなたは「共産党なんか小選挙区で勝てっこないんだからしようがないだろう」と思っているのでしょう。それはその通りですし、内心の自由はだれにでもあります。でも、他の公党に対して公の場で言っていいことと悪いことがある。
あなたは政治家としての力量云々以前に、人として大切なものがすっぽり欠落しているように思えてなりません。この間のいろいろな言動を報道で見るかぎり、強がってはいますが、かなりお疲れになっているのでは。来年あたり区切りをつけて、国政の場を離れ、のんびり過ごされてはいかがでしょうか。


●Souさん

足立康史議員へ

11月30日の衆院憲法審査会で、安全保障関連法や森友・加計学園問題に触れて「朝日新聞は捏造、誤報、偏向報道のオンパレードだ」と述べた足立議員ですが、ご自身の言動こそ捏造(?)だらけではないでしょうか。
17年衆院選の公示日翌日の10月11日に「連続落選なら、私は比例枠を返上すると言ってるんだ」とかっこつけてツイートした足立議員。ところが比例復活での当選が決まると「私は、公示日に前後して『連続落選なら比例枠を返上する』『相手陣営と正々堂々と戦った上でなら二言なし』『背水の陣で戦い抜く』とツイートしましたが、大阪9区以外の皆様からも比例票を通じて『足立支持』の票を多数いただいたことを知り、そうした有権者のお気持ちに応えていく決意を固めました」とシレッと比例枠で議員に留まることを報告しました。
あえて問題発言をして注目を集めるのが足立議員の手法だけに、こうして取り上げること自体が彼の「炎上商法」を手助けしているようで嫌ですが、「恥知らず」の上記の発言をしっかりと覚えておきたいと思います。

たくさんのご意見をありがとうございました。