改元して、何か世の中変わるのか(マガジン9編集部)

 大型連休です。
 連休を満喫できる人も、そんな余裕はないよ、という人もたくさんいるでしょう。「マガジン9」も、今週はこのコラムのみのプチ更新。
 スタッフは、ほとんどがボランティアです。たまには休まなくちゃ…。

〈令和〉で、何かが変わりますか?

 世の中、令和令和で大盛り上がりのようです。この発表で、菅官房長官は「令和おじさん」と呼ばれて人気急上昇中とか。しかも、新元号発表直後に行われたマスコミ各社の世論調査では、安倍内閣支持率が一気に10ポイント近くも跳ね上がった、と言われています。
 なんかヘンですよね。
 安倍首相が別に新しい政策を発表したわけではありませんし、外交で目を見張るような成果を上げたという話も聞きません。改元が、最近の息苦しい世の中を、なんとなく明るくしてくれるかもしれない、という淡い期待感がそうさせるだけなのでしょう。
 でも、改元して、なにか世の中が変わるのでしょうか? 安倍内閣が強権政治から優しい政治へと変換するとでもいうのでしょうか? とてもそうとは思えません。
 安倍首相の改憲への意欲が弱まってはいませんし、軍事費は際限なく増加し、社会保障や高齢者医療などは二の次のようです。沖縄への悪意としか思えない振る舞いも、元のままです。
 「令和」の英訳は、政府によれば〈Beautiful Harmony〉だそうです。都合のいい英訳って気がします。ビューティフルはともかく、この国に暮らす人たちのハーモニーは、ヘイト発言や汚れた政治によって分断されているのが現実ではないですか。
 世の中は、元号が変わっても、安倍一強政治が続く限り、何も変わらないのです。

「マガ9」は元気です

 まもなく72回目の憲法記念日。私たち「マガジン9」は、安倍一強政治が続いて、それが危険な憲法改定へつながり、自由にものが言えない社会になることを、とても恐れています。だから、これからも「憲法9条」の精神を守るために、さまざまな発信を続けたいと決意しております。
 2005年の発足以来、私たち「マガジン9」は、日本国憲法の優しさを心に、丸14年を過ごしてきました。
 その間、事務局を支え続けてくれた塚田ひさこ事務局長が、今回の地方選で、なんと東京・豊島区議に当選、転身いたしました。これからも「マガ9」には協力してくれるというものの、一旦は編集部から離れました。
 彼女の抜けた後の新体制を、ようやく構築しました。新たなボランティアも加わり、安倍改憲がなくなるまでは石にかじりついても頑張るつもりです。「マガ9」は、みんな元気です。

そして、またしてもお願いです

 けれど、やはり資金不足は否めません。人的パワーはとても強化されたのですが、肝心の資金パワーが不足しているのです。
 現在は、ほとんどがボランティア・スタッフの活動費持ち出しで何とか維持していますが、せめて交通費くらいは支給したい。

 ほんとうに度々のお願いで恐縮なのですが、ぜひぜひ、カンパをお願いいたします。
 読者のみなさまの後押しがあってこその「マガジン9」です。繰り返しますが、安倍首相の最悪の「憲法改定」を阻止するための言論のプラットホームを、まだまだなくすわけにはいきません。
 個人のみなさまのカンパはもちろん、私たちの趣旨にご賛同くださる企業の方々からのご支援も、ぜひお願いしたいのです。

 「マガジン9」スタッフ一同、伏してお願い申し上げます。