2024年4月18日
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永井幸寿さんに聞いた(その1):政府のコロナ対応と緊急事態条項〜「日本でロックダウンはできない」は本当か

全国で、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。最初に国内での感染が報告されてから1年半あまり。ここまでの間に、もっと効果的な策を打つことはできなかったのかと感じる一方、政治家からは「憲法に緊急事態条項がないことが、対応のス…

映画『荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~』

7月10日の「伊藤塾・明日の法律家講座」では、アフガニスタン・パキスタンで医療活動のみならず、灌漑、農業支援に取り組んできた医師中村哲さんの活動の軌跡を描いたドキュメンタリー映画『荒野に希望の灯をともす』が上映されました。日本国憲…

日本の法曹界に新風をふかせる〜「リセ」を立ち上げた理由~ 講師:藤田美樹氏

リーガルテックとは、法律(リーガル)と技術(テクノロジー)を組み合わせた言葉で、法律に関わる業務をITを利用して効率化することを指します。大手法律事務所において約18年間、国内外の企業間紛争に携わってきた藤田美樹弁護士は、2018年に日…

「鼻をつまんで投票する」横浜市長選を巡って(田端薫)

投票権を得てから半世紀、国政選挙から地元の区議選まで、棄権したことはまずない。確たる支持政党はないが、だれに入れようか迷うことは少なく、野党系候補に投票してきた。そのうち当選したのは1人か2人。わが清き1票は、はかなく死票となって…

『模倣の罠 自由主義の没落』(イワン・クラステフ、スティーヴン・ ホームズ著/中央公論新社)

アメリカは長きにわたって世界のアメリカ化――自由主義的な秩序の構築――を進めようとしてきた。その遂行のためには武力の行使も辞さなかった。ところが、自由と民主主義の伝道師としての役割は割に合わない、むしろマイナスだ、という大統領が…

「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」とは何か? 青木理さん×安田浩一さんのお話を聞いてきた(マガジン9編集部)

リベラルなニュース解説を配信しているインターネットメディア「デモクラシータイムス」の「著者に訊く!」は、マガジン9のコラム「言葉の海へ」でおなじみの鈴木耕さんが司会をつとめ、話題の新刊の著者にお話を聞く番組です。7月30日には『こ...

スタッフ発・気になる本と映像作品〈夏休み編〉

読んで面白かった本はもちろん、編集部に恵投いただいた書籍や、ただいま絶賛「積ん読」中! な本、これから見たいあの映画、印象に残ったテレビ番組……などなど、スタッフが「気になる」本や映像作品を時々ご紹介していきます。今回は夏休み...

内山雄人さんに聞いた:「パンケーキ好きの令和おじさん」の正体は? ──映画『パンケーキを毒見する』

長らく政治家を描くことには及び腰だった日本映画界にあって、なんと現役総理大臣の正体を暴こうという大胆不敵な野心作が公開されます。題して『パンケーキを毒見する』。『新聞記者』『i—新聞記者ドキュメント—』などで知られる制作会社スター…

日向史有さんに聞いた:「難民」として日本にやってきた若者たちの、希望を奪うものは何か──映画『東京クルド』

今年7月、東京・大阪などで「緊急公開」された映画『東京クルド』は、故郷のトルコでマイノリティとして迫害を受け、日本に逃れてきたクルド人の若者たちを追ったドキュメンタリー。現在、日本に暮らすクルド人は2000人以上ともいわれますが、日…

第3回:「事故炉廃炉」と住民参画――スリーマイルではどう決めたか⑴――②デブリのゆくえを決定するプロセスの日米比較

東京電力福島第一原発では現在、東京電力が定めたロードマップに従って「廃止措置に向けた作業」が行われています。ただし、福島第一原発で行われている作業の法的位置づけは、あくまでも「原子炉等規制法」に基づく保安・防護措置であり、「廃炉…