2024年4月19日
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なぜ原発を止めたのか~原発の危険性について真剣に議論しよう! 講師:樋口英明氏

2014年5月21日、福井地裁の裁判長として大飯原発3、4号機の運転差し止め判決を出した樋口英明元裁判官。「原発事故によって放射性物質が拡散され生命を守り生活を維持することが困難となる危険があれば、人格権に基づいて原発の運転の差し止めを…

第2回:「事故炉廃炉」と住民参画――スリーマイルではどう決めたか⑴――①「処理水」処分決定プロセスの日米比較

今年4月、政府は東京電力福島第一原発で増え続ける処理水の海洋放出を決定しました。決定の前提には、来年デブリ(原子格納容器の底に溶け落ちて固まった核燃料)取り出しを開始するにあたり、処理水のタンクを減らして敷地内にスペースを確保す…

『不安ウーマン~医療的ケア児のシングルマザー 明日を生きていくために~』(福満美穂子著/ぶどう社)

寝たきりでてんかん発作や重度の知的障がいがある娘を、著者はピョンちゃんと呼ぶ。かつての人気漫画『ど根性ガエル』の主人公ひろしのTシャツに張り付いたカエルのピョン吉になぞらえた。2人は一心同体という思いを込めた呼び名で、前著『重症...

「名前のない関係性」とこども食堂(山下太郎)

今クール、いや、この1年でいちばん楽しんだテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」が、今夜(6月15日)最終回を迎える。たのしみだ。そしてさみしい。「まめ夫」(タイトルが長いのでこう略されています)のなにがこんなに自分をひきつけ…

『へんしんっ!』(2020年日本/石田智哉監督)

見ていて、いろんなもの──常識とか、自分のものの見方とか──を揺さぶられる映画だ。  監督の石田智哉さんは大学で映像制作を学び、現在は大学院生。映画の前半では、電動車椅子ユーザーである石田さんが、全盲の俳優、ろう者のパフォーマーな...

スタッフ発・気になる本と映像作品⑤

編集部に恵投いただいた書籍や、ただいま絶賛「積ん読」中! な本、これから見たいあの映画……などなど、スタッフが「気になる」本や映像作品を時々ご紹介していきます。読書や映画鑑賞の参考に、どうぞ。〈書籍〉『フェスとデモを進化さ…

【緊急インタビュー 福島みずほさんに聞く】私たちの自由と人権を奪いかねない「重要土地規制法案」の問題点

国会で「重要土地規制法案(重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案)」の審議が進んでいます。政府・与党は今国会での成立をめざしていますが、全国の基地問題、原発問題などに関わる市民グル…

在留資格で命の線引きをさせない~仮放免者などへの高額医療費支援を求める記者会見~(中村)

名古屋出入国在留管理局で収容中に体調不良を訴えて、今年3月に33歳で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんのことが報道でも大きく取り上げられた。ウィシュマさんだけではなく、収容施設の内外で在留資格のない人たちが十分な医…

「なぜ君は?」を問い続ける 大島新監督のトークライブ、スタート(田端 薫)

「世の中をよくしたい」その一心で魑魅魍魎の跋扈する永田町で苦闘する立憲民主党衆議院議員小川淳也氏の姿を追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』。「(おもしろいけど)こんな映画、だれが見るの?」(政治評論家・田…

第1回:福島第一原発にも「廃炉法」を――廃炉制度研究会 第1回オンライン研究報告会

作家の尾松亮さんは、東日本大震災と福島第一原発事故以降、チェルノブイリ原発事故後の現地政府の対応などを研究してきました。近年は、世界の原発の廃炉事例の調査・研究にも力を注いでいます。2018年にジャーナリストや研究者らと共同で「廃…