2024年4月24日
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カンパ報告と、編集部よりお願いです。

重苦しい世の中です。どこを向いても息苦しい。外出もままならないし、政治はそれに輪をかけて先行き不透明。私たち「マガジン9」も、最近はリモートでの会議やインタビューなどを余儀なくされており、なかなか思うように取材活動ができなくなり…

白石孝さんに聞いた:コロナ危機で明らかになった「壊された公共」と非正規エッセンシャルワーカーの実情

新型コロナウイルス感染症拡大によって、私たちの生活における公共サービスの重要性と、その体制の脆弱さが浮かび上がりました。「コスト削減」や「効率化」の名の下で進められてきた公務員の人件費削減と非正規化やアウトソーシング。「その結…

半藤一利さんに学んだこと(塚田ひさこ)

半藤一利さんの訃報に接し、2007年にマガジン9の前身の「マガジン9条」でインタビューさせていただいた時のことを思い出しています。まだ「マガジン9条」が始まって2年くらいしか経っていないころ。半藤さんのような著名な方が、まだまだ無名...

『はじめてのおもてなし』(2016年ドイツ/ サイモン・バーホーベン監督)

ナイジェリアの内戦を逃れて、ドイツの難民収容施設に入った青年ディアロを、ミュンヘンに邸宅を構えるハートマン家が受け入れる。それを決めたのは元教師で、生きがいをなくしつつあったアンゲリカだ。ある日の夕食の場で、彼女は困っている人を...

吉田千亜さんに聞いた:「この思いを、2度と誰にもさせたくない」――3・11、地元消防士の経験は生かされているか

津波被害と原発事故――3・11直後から、情報も物資もないなか不眠不休で被災地での活動にあたっていたのは地元消防士たちでした。フリーライター・吉田千亜さんによる『孤塁』には、福島県双葉消防本部の66名から聞き取った、消防士として、地元…

『人新世の「資本論」』(斎藤幸平著/集英社新書)

「あなたたちが科学に耳を傾けないのは、これまでの暮らし方を続けられる解決策しか興味がないからです。そんな答えはもうありません。あなたたち大人が、まだ間に合うときに行動しなかったからです」本書では、たったひとりで気候変動問題に対…

伊藤真さんに聞いた(その2):なぜ、9条が大切なのか。原点に返り、考え続ける

前安倍政権における「憲法軽視」が極まったともいえるのが、2015年に多くの反対の声を押し切って強行された新安保法制成立でした。そこには、どんな問題があったのでしょうか。前政権の8年を「憲法」の観点から振り返って見えてくることとは…

伊藤真さんに聞いた(その1):日本学術会議問題に見える、政権の「憲法軽視」

2020年10月に発覚した、「日本学術会議」の会員任命拒否問題。批判の声に対し、菅首相は「学問の自由の侵害にはあたらない、問題はない」との主張を繰り返し、その根拠として憲法の条文を持ち出しました。この問題を憲法に照らし合わせたとき、…

憲法と教育〜1947年教育基本法から安倍・菅政権まで〜講師:前川喜平氏

7年8ヶ月続いた安倍政権から菅政権へと続く官邸一強体制は、本来自由であるべきメディア、文化、学問、そして教育の分野にも影響を及ぼしています。憲法と教育をめぐる問題について、また、これからの日本の政治教育がどうあるべきかについて、元…

多分、ハズレなしの読書案内 ~2020-2021 年末年始編~

新型コロナに振り回されるように過ぎた1年でした。家にいる時間が長かった分、いつもより読書や映画鑑賞をする機会があったという人もいるのではないでしょうか。「STAY HOME」で過ごす年末年始に向けて、マガジン9スタッフがおすすめの書…