2024年4月16日

2011年7月にマガ9ブックレットとして刊行された『反原発日記』(鈴木耕著、1,050円、単行本ソフトカバー、132p、A5判)は、2011年3月11日から5月11日までに、連載コラム「風塵だより」でお馴染みにの鈴木耕氏が、ツイッターアカウント@kou_1970でつぶやいたものと、当時連載中だった「時々お散歩日記」に書いた原稿を、まとめて1冊にしたものです。本をめくると、当時の生々しい様子が、まざまざと蘇ります。 「研究者でもジャーナリストでも関係者でもないほんとうの素人、一個人の記録だけれど、ぼくはどうしても残しておきたいと願ったのだ。あの日の恐怖、そして原発事故を絶対に忘れてはならない、と思うからだ」と著書はこの本を作った動機について語っていますが、マガ9もまた、この思いを多くの読者たちとシェアしたいと考えました。そこでこの度、電子書籍化しました。価格は595円です。カンパ込みのお値段になっております。 あれから4年が経ました。今だからこそ、再び読んで欲しい…。そして、「これから私たちはどう生きればいいのか」を考える一つの材料として、是非お役立てください。

 


〈目次〉 ○思い出したくもない「まえがき」 ●恐怖の始まり ●もし、原発が… ●まず、浜岡原発をとめてくれ! ●原発が奪ったもの… ●地図から消える町… ●原発に吹く春風よ、せめて海へ… ●反原発デモへ! ●原発、「負の世界遺産」と「負の人材」たち、そして、怒りを語ることの意味 ●またも大きな余震が ●「原発」は「原爆」だったのかもしれない ●変わる新聞論調
「原発電力3割」という”洗脳” ●世論はどう動くのか? ●子どもたちを「原発疎開」へ ●ようやく浜岡原発が止まるっ! ●「浜岡原発停止の2~3年間」は、次のステップへの猶予期間である 付録・日本の電力と原子力年表 ●終わりたいけど、終われない「あとがき」