雨宮処凛がゆく!
第683回:都知事選。なぜ、石丸伸二氏が二位だったのか。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
なんとも驚く結果だった。それは東京都知事選。午後8時ジャストに小池百合子氏が当確。のみならず、蓋を開けてみれば蓮舫氏を40万票近く上回り、石丸伸二氏が二位となっていたという逆転劇。このことに、多くの人がショックを隠せないでいる。...
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第682回:いろいろとタガが外れた都知事選〜「注目される」ためなら手段を選ばない人たち。の巻(雨宮処凛)
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あと少しで都知事選の投票だ。今回の都知事選ほど「タガが外れた」光景を私は見たことがない。言わずもがな、悪ふざけを超えた候補者たちの存在だ。怪文書と化した選挙公報。「放送事故」と言われたいのが丸わかりの、だけど少しも笑えない、セン…
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第681回:都知事選、地方出身者の都民の一人として思うこと。の巻(雨宮処凛)
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都知事選の投開票日まであと2週間を切った。立候補しているのは、過去最多の56人。そんな都知事選告示の少し前、東京都の合計特殊出生率は、この8年で1.24から0.99まで下がったことが報じられた。また6月20日には、1975年生まれで子どものいな…
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第680回:コロナ禍、冷酷だった小池都政を振り返る。の巻(雨宮処凛)
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7月7日に投開票の東京都知事選に、蓮舫氏が立候補を表明した。表明の5日後に蓮舫氏が訪れたのは、東京都庁の下で毎週土曜日に開催されている食品配布だった。この連載でもよく触れている食品配布。コロナ前は近隣の野宿男性50〜60人が並んでいた…
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第679回:「新時代の『日本的経営』」が破壊したこの国〜『ルポ 低賃金』の巻(雨宮処凛)
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「なぜ、この国では普通に働いても普通に暮らせないのか?」。その本の帯には、そんな言葉が大きく踊る。その横には、こんな文章。「非正規労働者、漂流を余儀なくされる若者たち。非正規公務員や農業者、個人請負の宅配ドライバー……。労働の現…
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第678回:「つばさの党」から3人の逮捕者、に思うこと。の巻(雨宮処凛)
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闇バイトで逮捕された人一一? それが「つばさの党」逮捕の映像を見た瞬間、思ったことだ。私が「つばさの党」について知ったのはごく最近、東京15区補欠選挙の最中。ある候補者の応援に行っている人から「妨害がひどい」と聞いたのが最初だっ…
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第677回:必要とされる「終活ワンストップサービス」、国の「身寄りなき老後」支援の新制度に思うこと。の巻(雨宮処凛)
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「一家に一冊、というより一人に一冊」「老後への漠然とした不安が激減した」「どういう準備をし、どこに連絡をし、どんな制度を使えばいいか具体的なことがわかった」「これで生き延びられる」。これらの言葉は、2月に出版した『死なないノウハ…
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第676回:ギャンブル依存症が背景にあった「池袋通り魔殺人事件」の巻(雨宮処凛)
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「水原一平さんは仲間です」。4月27日、そんなキャッチコピーを掲げた「こわれ者の祭典」に出演した。さまざまな病や障害や生きづらさを抱える人たちのパフォーマンスイベントである「こわれ者の祭典」については前回の原稿で書いた通りだ。この…
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第675回:弱さや醜さで繋がってきたから生きられた〜「除菌社会」と「こわれ者の祭典」の巻(雨宮処凛)
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ゴールデンウィークはじめの4月27日、久々にあるイベントに出る。それは「こわれ者の祭典」。さまざまな病や障害、また生きづらさを抱えた人たちによるパフォーマンスイベントで、2002年、アルコール依存症で元ひきこもりの月乃光司さんによって…
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第674回:独自の謎ルールが進化している桐生市を突撃! 〜桐生市生活保護違法事件全国調査団」として群馬に行ってきた〜の巻(雨宮処凛)
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なぜ、これほどまでに独自の謎ルールが進化していったのか一一。滞在中、何度もそんな疑問が頭に浮かんでは消えた。そうして新事実が明らかになればなるほど、目の前が暗くなっていった。そんな経験をしたのは、先週訪れた群馬県桐生市でのこと。…