2021年5月7日
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家なき人のとなりで見る社会

小林美穂子さんが活動する一般社団法人「つくろい東京ファンド」では、生活に困窮した人たちに住まいをまず確保したうえで、居場所づくりを含めた生活を支える活動を続けています。この連載では、小林さんが日々SNSなどに綴ってきた記録などをもとに、「家なき人のとなり」にいながら見えてきた景色、考えてきたことを伝えていただきます。

第5回:朗報! 生活保護申請にともなう扶養照会は止められる!(小林美穂子)

生活保護申請にともない、申請者の親族に援助の可否を問う「扶養照会」がいかに百害あって一利なしかは過去にマガジン9への寄稿記事「百害あって一利なし、生活保護申請に伴うムダ作業『扶養照会』の弊害」で書いた。扶養照会は、申請者を泣かせ…

第4回:神奈川区の水際~申請書持参の女性に「申請の意思なし」の衝撃~(小林美穂子)

これほどまでに鮮やかな申請者追い返しを見たのは久しぶりだった。家を失い、所持金尽きた人たちが助けを求めて福祉事務所の窓口を訪ねる。コロナ禍で貧困が拡大したこの一年、私も参加する「新型コロナ災害緊急アクション」の支援者が同行するよ…

第3回:命を守るため、生活保護に伴う扶養照会の無効化を~制度のアップデートを求める闘い~(小林美穂子)

風呂も冷暖房もなく、隙間風が吹きこむ室温は冬には零度にまで下がる。熱中症でこれまで数人亡くなり、廃屋のようなアパートのたった一人の住人となった初老の男性は、アルバイトや日雇仕事で命をつないでいた。生活保護の申請に同行すると、ケー…

第2回:全力疾走で駆け抜けた2020年、そのまま走り続ける2021年のあゝ無情(小林美穂子)

2020年は下血に終わり、2021年が下血で始まった。いきなり冒頭からの下ネタに、マガジン9の読者は動揺していないだろうか。眉間に深いシワを寄せていないだろうか。申し訳ない。しかし、チャンネルはそのままで。人命より経済を優先させた政…

第1回:日本は「美しい豊かな国」ではなかったの⁉(小林美穂子)

今回から月1回ペースでの連載がスタートしました。執筆者の小林美穂子さんには、これまでにも何度か新型コロナウイルスの感染拡大により急増するSOSや支援現場での課題をマガジン9に寄稿していただいています。しかし、生活に困窮している人…