2021年7月25日
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ウネリウネラ

ウネリウネラ
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元朝日新聞記者の牧内昇平(まきうち・しょうへい=ウネリ)と、その妻で元同新聞記者(=ウネラ)による、物書きユニット。ウネリは1981年東京都生まれ。2006年から朝日新聞記者として主に労働・経済・社会保障の取材を行う。2020年6月に同社を退職し、現在は福島市を拠点に取材活動中。著書に『過労死』、『「れいわ現象」の正体』(共にポプラ社)。個人サイト「ウネリウネラ」。(イラスト/ウネラ)

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新しい労災認定基準で、過労死を防ぐことができるのか(ウネリ・牧内昇平)

いま、厚生労働省では約20年ぶりとなる脳・心臓疾患の労災認定基準の見直しが行われています。そのなかでも、大きなポイントとなっていたのが「過労死ライン」です。これは「月80時間の時間外労働(≒残業)」のこと。このラインを超えて働いて…

福島五輪会場、一転『無観客』のドタバタについて考える──ウネリ・牧内昇平さんより

福島県の内堀雅雄知事は7月10日、福島市内のスタジアムで予定している東京五輪の野球とソフトボールの試合について、「無観客」で開催すると発表しました。つい2日前の8日夜の段階では、「7150人を上限として観客を入れる」と発表していました…

番外編:まだまだあります! “これは見ておきたい”3・11映画(ウネリ・牧内昇平)

終わったはずの連載ですが、「番外編」をさせてください。もっと多くの人に知ってほしい作品がたくさんあるからです。今回は特に若手・中堅の監督による話題作、意欲作を6本、一気に紹介します。アート系の作品も多いので、聞き手にはウネリウネ…

第9回:教育学者が見つめた次世代への希望 『かすかな光へ』(ウネリ・牧内昇平)

さあ、いよいよこの企画も最終回になりました。きょう取り上げる作品は……。90歳を過ぎた今もなお、生きることや学ぶことの意義を精力的に問い続ける教育研究者・大田堯(1918~2018)の挑戦を追ったドキュメンタリー。経済大国となりながらも…

第8回:3・11から10年。これからの映画に何を期待するか 『プリピャチ』(ウネリ・牧内昇平)

今回のテーマは「10年目の映画作家よ、来たれ」。東日本大震災と福島原発事故が起きてから10年が過ぎようとしている今、これからの映画に何を期待するのか、です。そのヒントを探るために、チェルノブイリ原発事故の13年後に公開されたオーストリ…

第7回:福島の人びとの証言を聴く『福島は語る』(ウネリ・牧内昇平)

フォーラム福島では計3回上映しています。最初は2018年の8月に一日限定で上映しました。当時はまだ完成したばかりで配給会社がつかず、土井さんがご自分で映像素材を持って各地を回っていた状態でした。上映会を開いてみるとほぼ満席で、評判は…

第6回:福島を訪れた巨匠が撮った「放浪」と「再生」のロードムービー『セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター』(ウネリ・牧内昇平)

今日は少し趣向を変えて、一人の映画監督と、福島の人びとや阿部さんとの交流について語ってもらいたいと思います。東日本大震災のおよそ半年後、国際的に有名な映画監督が福島を訪れました。『ベルリン・天使の詩』や『パリ、テキサス』などで知…

第5回: 自主避難する・しない、住民の亀裂を修復する『たゆたいながら』〈後編〉(ウネリ・牧内昇平)

映画の後半、上映会で阿部さんが語るシーンが再び挿入される。「原発は是か非かという、脱原発をめぐる論争は、被ばくの問題に比べたら非常に扱いやすい。すっきりした喧嘩別れができるんです。でも被ばく(や自主避難)の問題について語ると、気…

第4回:自主避難する・しない、選択を迫られた人々『たゆたいながら』〈前編〉(ウネリ・牧内昇平)

本日は、福島県の「中通り」の人びとを描いた作品を取り上げます。福島県はもともと、地形的に三つの地域に分かれています。いちばん太平洋側は原発がある「浜通り」、その内陸部が福島市や郡山市などの「中通り」、さらに内陸で新潟と接している…

第3回: 原発問題を「理解」する『日本と原発』(ウネリ・牧内昇平)

本日は、脱原発に取り組む弁護士の河合弘之氏がメガホンをとった映画について、阿部さんに語ってもらいます。製作・監督が河合弘之、構成・監修が海渡雄一となっています。二人とも、全国各地の原発差し止め訴訟で中心メンバーとして活躍している…