2024年12月3日
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ウネリウネラ

ウネリウネラ
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元朝日新聞記者の牧内昇平(まきうち・しょうへい=ウネリ)と、パートナーで元同新聞記者の竹田/牧内麻衣(たけだ/まきうち・まい=ウネラ)による、物書きユニット。ウネリは1981年東京都生まれ。2006年から朝日新聞記者として主に労働・経済・社会保障の取材を行う。2020年6月に同社を退職し、現在は福島市を拠点に取材活動中。著書に『過労死』、『「れいわ現象」の正体』(共にポプラ社)。ウネラは1983年山形県生まれ。現在は福島市で主に編集者として活動。著書にエッセイ集『らくがき』(ウネリと共著、2021年)、ZINE『通信UNERIUNERA』(2021年~)、担当書籍に櫻井淳司著『非暴力非まじめ 包んで問わぬあたたかさ vol.1』(2022年)など(いずれもウネリウネラBOOKS)。個人サイト「ウネリウネラ」。【イラスト/ウネラ】

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【寄稿】『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』河邑厚徳監督インタビュー(ウネラ=竹田麻衣)

11月3日~9日、フォーラム福島(福島県福島市)で映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」が上映される。各地で戦禍がやまないいま、そして、福島第一原発の事故後12年を経てもなお、災禍のなかにある福島でこの作品が訴えかけるものは大き…

【寄稿】原発事故汚染水の海洋放出:話し合いは十分か?(牧内昇平)

一方的な判断で福島第一原発の処理汚染水の海洋放出を進めようとしている岸田内閣。「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」との約束を置き去りにしていいわけがありません。この問題について、マガジン9で「映画から考える3・11」を連載...

【番外編】草青むここは校庭だっただっただった(牧内麻衣)

東日本大震災と原発事故を経験した俳人で高校教員の中村晋さんとともに社会を見つめ直す連載「中村さんの俳句と福島の11年」を8回にわたりお届けしました。番外編の今回は、本編で語り切れなかったことや連載へ寄せられた反響などをご紹介します…

第8回:【最終回】フリージアけっこうむずかしい平凡(牧内麻衣)

句集のタイトルにも入っている「平凡」や日常をテーマにお話を伺いたいと思います。中村さんは日常や暮らしを慈しむ素敵な句をたくさん詠まれていますね。まずはお子さんのことを詠まれた句を。〈木苺受く子の手のひらは宝石箱〉この句を選ばれま…

第7回:憲法の鍛え方田の返し方(牧内麻衣)

中村さんの句集『むずかしい平凡』を初めて開いた時、とても印象に残った句があります。〈憲法の鍛え方田の返し方〉。私にはとてもしっくりきました。口ずさみやすいリズムでもある気がします。昨今の憲法をめぐる状況を中村さんはどう見ていま…

第6回:植田百枚水をこぼさぬ水の星~「東北」その2~(牧内麻衣)

前回、自分はネイティブ東北人ではないというお話をしました。「東北」をキーワードに、作者から東北(山形県)生まれ・東北育ちのウネラさんに聞いてみたい句を挙げてみたいのですが、どうでしょ…

第5回:フクシマよ田作を嚙み田を思い~「東北」その1~(牧内麻衣)

今回は「東北」をキーワードに進めていきたいと思います。というのも、私は山形県(高畠町)で生まれ育ちました。福島よりも雪深い土地に育ち、都会に出たくて仕方なく大学で上京し、いろいろあって、今は故郷の隣の福島に辿りついています。こ…

第4回:光ること除染後の田をひた打つこと(牧内麻衣)

句集『むずかしい平凡』全259句のうち、直接「光」「ひかり」という語が使われている句が20句弱あると思います。この企画のリードにも書いたのですが、光を見出すのが困難な社会。中村さんの句を読んでいると何か「光」に託す祈りというか切…

第3回:陽炎や被曝者失語者たる我ら(牧内麻衣)

今回取り上げる「陽炎や被曝者失語者たる我ら」は、2011年当時、勤務していた高校の生徒から、衝撃的な言葉を投げかけられた頃にできたのですよね。後日中村さんはそのことを、朝日新聞の「声…

第2回:春の牛空気を食べて被曝した〈下〉(牧内麻衣)

東日本大震災と原発事故から11年が過ぎました。福島では今もさまざまな形で被害は続いていますが、世の中の関心が薄れ、記憶の風化が進んでいることは否めません。しかし、悲惨な原発事故を経験した俳人で高校教員の中村晋さんは、事故後から現在…