2019年12月7日
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立憲政治の道しるべ

憲法によって国家を縛り、その憲法に基づいて政治を行う。民主主義国家の基盤ともいえるその原則が、近年、大きく揺らぎつつあります。憲法違反の発言を繰り返す政治家、憲法を無視して暴走する国会…。「日本の立憲政治は、崩壊の危機にある!」そう警鐘を鳴らす南部義典さんが、現在進行形のさまざまな具体的事例を、「憲法」の観点から検証していきます。
*掲載から1年を経過した『立憲政治の道しるべ』のコラムは公開しておりません。ご了承ください。

第148回:2019年・・・国民投票法にとって難儀な一年でした(南部義典)

2019年は、国民投票法にとってじつに難儀な年でした。ご存知のとおり、自民、公明、維新、希望の4党が提出している改正案(2018年6月27日提出)と、国民民主党が単独で提出している改正案(201..

第147回:英語民間試験中止問題 “請願”を見直す機会に(南部義典)

ことし7月、東京大学新聞の学生記者さんから、2021年度大学入学共通テストから導入される「英語民間試験」について意見を聞きたいとの連絡がありました。私は入試制度の専門家でも何でもありま..

第146回:混迷と行き詰まりの憲法改正論議(南部義典)

3年に一度、参議院選挙が行われる年は、臨時国会の召集が二度行われるのが慣例です。2019年はこのパターンに当たります。一度目の臨時国会は、8月1日に召集されました。会期(国会の活動期間)は..

第145回:気がかりな、野党の会派統一構想(南部義典)

第125回で「『野党ねじれ』が深刻化する前に」と題する文章を寄せました(2017年11月8日更新)。第48回衆院総選挙(同年10月22日)の結果、衆院では野党第一会派が「立憲」、第二会派が「希...

第144回:改憲勢力が直面する、“三重苦”(南部義典)

メディアは、「改憲勢力」という用語を、ろくに定義付けもしないで、無稽に使い続けています。その当てはめの対象は、およそ一致して自民党、公明党、日本維新の会の3党であり、これらの別称の...

第143回:行政監視院は、誰の味方か?(南部義典)

国会の会期末が近づいていて、明らかに成立させることができないと分かっていながらも、法案が次から次へと提出されることがあります。「会期中に法案を○○本提出した」という単なる実績づくりと...

第142回:問われる議院の自律と議員のけじめ(南部義典)

丸山穂高衆議院議員(現在は無所属)の発言、行動が政治問題化して、1カ月近くが経ちます。この間、前記のような動きがありました。ニュース的にはトランプ大統領の来日(5月25~28日)、登戸殺傷事件(28日)の影に隠れてしまった面もありま..

第141回:県民投票の結果を、国の政策にどう反映させるか?(南部義典)

沖縄県は14日、「“普天間飛行場の代替施設として”国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立ての是非」を問う県民投票を告示しました。24日の投開票日に向けて、県民投票運動期...

第140回:小泉国会改革の限界を見た(南部義典)

“平成のうちの国会改革”を訴える小泉進次郎議員らが、国会閉会後、日本記者クラブで会見を行ったというので、期待を込めて動画を視聴したのですが…。小泉議員は、「国会改革は今まで、与党が...

第139回:慣例は破るためにある? 平成最後の臨時国会で起きたこと(南部義典)

いま開かれている第197回国会は、来週月曜日(12月10日)に会期末を迎えます。平成期最後の臨時国会となったわけですが、国会の組織、運営、機能..