2020年11月30日
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三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌

ヘリパッド建設やオスプレイ強行配備に反対する沖縄本島北部・東村高江の住民たちの闘いを描いた『標的の村』、新基地が造られようとしている辺野古での人々の戦いを描いた『戦場ぬ止み』など、ドキュメンタリー映画を通じて、沖縄の現状を伝えてきた映画監督三上智恵さん。本土メディアが伝えない「今、何が沖縄で起こっているのか」をレポートするコラムです。不定期連載でお届けします。

第100回:コロナ禍に屈せず~進化する辺野古の抵抗~(三上智恵)

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な状況になっている沖縄では、今年は座り込みも集会も休止や縮小が相次いだ。特に辺野古のゲート前では、これまでは機動隊に抵抗する際に隣の人と手を組んでいたが、今はそれをせず、間隔をあけて座り、マスク…

第99回: 98歳・元ゲリラ教官から学ぶこと~岐阜の野原正孝さんに聞く~(三上智恵)

陸軍中野学校・宇治分校出身のゲリラ教官、野原正孝さん。郷里の岐阜県で、上陸してきた米軍に応戦するため、地域に残る少年や中高年の住民を訓練してゲリラ戦の準備をしていた男性だ。1945年夏。…
第98回:初公開!少年ゲリラ兵部隊の本拠地に迫る~75年目にベールを脱ぐ第一護郷隊の遺構~(三上智恵)

第98回:初公開!少年ゲリラ兵部隊の本拠地に迫る~75年目にベールを脱ぐ第一護郷隊の遺構~(三上智恵)

2020年の慰霊の日。今年も私はカメラを手に4カ所の慰霊塔を回ったものの、コロナウイルスへの警戒が解けないなか、どこも人影は少なく、名護市の第一護郷隊の慰霊碑にも元隊員の姿が初めて一人も…
第97回:私たちはもっとマシな社会を作らなければならない~BLACK LIVES MATTER in OKINAWA(三上智恵)

第97回:私たちはもっとマシな社会を作らなければならない~BLACK LIVES MATTER in OKINAWA(三上智恵)

私たちはもっとマシな人間にならなければならない 私たちはもっとマシな社会を作らなければならない 公衆の面前で、警察が平然と市民を窒息死させた なんなんだこれは?人類は後退しているのか?誰がこんな暴力を許してきたんだ?これは...

第96回:「スパイリストに載った少女」~その後の追跡で分かったこと~(三上智恵)

「『ヨネちゃんとスミちゃんを殺すやつは俺が殺す』と、言ったそうです」 沖縄戦当時18歳だった中本米子さんは、証言の中で何度もこのフレーズを繰り返した。ある海軍将校が言ったというこのセリ...

第95回:クイチャー乱舞~宮古島・弾薬庫建設阻止現場の一カ月~(三上智恵)

あの山城博治さんが、マイカーを宮古島に運び込んだ。居候させてもらう家も決まった。長く辺野古の基地建設反対の現場の指揮を執ってきた博治さんだが、この1年は、辺野古の土砂を運び出す本部町..

第94回:「弾薬庫」に抵抗する保良の人々~宮古島の自衛隊弾薬庫着工~(三上智恵)

10月7日、ついに宮古島で陸上自衛隊ミサイル基地の「弾薬庫」が着工された。今年3月からすでに「自衛隊宮古警備隊」の駐留は始まっているが、島民が最も恐れている「ミサイル部隊」は、このミ...

第93回:極秘だった岐阜の少年ゲリラ兵部隊~97歳老兵衝撃の告白~(三上智恵)

2カ月前、岐阜に住む新聞記者の女性から電話が入った。彼女が取材している97歳の男性が、ゲリラ戦の教官として岐阜の少年たちを指導したと話しているという。しかも中野学校で訓練を受けたと言う...

第92回:74年目の慰霊の日 三つの慰霊碑を歩く(三上智恵)

今年の沖縄の梅雨はしつこい。どんなに降っても不思議と「慰霊の日」直前に梅雨は明け、結局は、あの夏本番の日差しに焼かれながら薫香に包まれて過ごすことになるのに、今年は今日、6月26日に...

第91回:『沖縄スパイ戦史』番外編・護郷隊を描き、詠む 元少年兵・平良邦雄さん(三上智恵)

昨年公開した映画『沖縄スパイ戦史』の制作にあたって、これまで記録されてこなかった多くの貴重な戦争証言に接することになった。しかし、映画の中に収めきれたのは、ほんの一部であり、それ以外...