雨宮処凛がゆく!
第715回:女性県議に殺害予告8000件〜なぜ、この界隈のことを「安全」に語れないのか〜(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
「生理」をめぐってまた「炎上」が起きた。三重県の女性県議(共産党)のX(旧Twitter)への書き込みを発端としたものだ。内容はといえば、「今日いきなり生理になって困った」「津市役所のトイレにはナプキンは残念ながら配置されていなかった…」
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第714回:桐生市長が謝罪、そして高裁では怒涛の勝訴ラッシュ!! 〜今、生活保護を巡って起きていること〜(雨宮処凛)
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「生活保護制度の崇高な理念を身勝手な解釈で捻じ曲げ、組織風土の中に形成された悪しき慣行や極めてずさんな事務処理の数々について、福祉事務所という他部局にはない組織構造とはいえ、問題発覚まで一切気づけなかった私どもの責任は重く、心か…
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第713回:まるで独裁国家? 「渋谷の北朝鮮」? 「秀和幡ヶ谷レジデンス」で起きた奇跡の「政権交代」〜民主主義や連帯、自治など「全部乗せ」の一部始終(雨宮処凛)
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「渋谷の北朝鮮」かつてそう呼ばれたマンションが東京都内にあることをあなたは知っているだろうか? それは「秀和幡ヶ谷レジデンス」。私がその名前を知ったのは、もう20年以上前だったと思う。雑誌で「ヤバいマンションがある」という記事を目...
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第712回:信じたくない、枝元なほみさんの訃報(雨宮処凛)
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料理研究家で、年末年始の「大人食堂」などでご一緒していた枝元なほみさんが亡くなった。享年69。死因は間質性肺炎。と書いている今も訃報を信じられず、受け入れられない思いでいっぱいだ。数年前から体調を崩しているということは耳にしていた…
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第711回:「お金がなくて病院に行けず、命を落とした」人、2023年で48人〜高額療養費の上限額引き上げに反対。の巻(雨宮処凛)
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「医療費が払えず抗がん剤治療を中断 保険料が払えず無保険、過去にがん治療を医療費の問題から断念し、その後がんが進行、手遅れになった事例」(70代 男性)「退職後、国保保険料が払えず受診が遅れ、熱中症状態で受診の数日後に自宅で亡く…
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第710回:『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』〜全人類が観るべき映画〜(雨宮処凛)
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全人類が見るべき映画と出会ってしまった。それは『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』。長らく動物をテーマに作品を作り続けてきた山田あかね監督が手がけたドキュメンタリー映画で、サイトには「〈戦場にいる犬たち〉と〈小さな命を救う人々…
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第709回:ルッキズム近辺について思うこと〜Tik Tokについての原稿を書いて。の巻(雨宮処凛)
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2月1日、Addiction Reportで公開された原稿が、大きな反響を呼んでいる。「『見る福祉』としてのTik Tok〜ハマりまくって10キロ痩せ、我に返った顛末記〜」という原稿だ。詳しくは読んで欲しいのだが、タイトル通りTik Tokにハマった結果、美意識…
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第708回:「楽しい日本」への大きな違和感。の巻(雨宮処凛)
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「楽しい日本を目指していきたい」。1月24日、施政方針演説で石破総理が語った言葉だ。その翌日、毎週土曜日に東京都庁の下で「もやい」と「新宿ごはんプラス」によって開催されている食品配布には、食料を求めて828人が並んだ。コロナ前は50…
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第707回:生きていたら生誕祭に来て欲しかった3人〜鈴木邦男、塩見孝也、見沢知廉〜の巻(雨宮処凛)
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1月15日、イスラエルとハマスとの間で停戦が合意された。その後もイスラエル軍のガザへの攻撃は続くなど予断を許さない状況であるが、「停戦」という言葉の重みを噛み締めつつ、これ以上死者が増えてほしくないとただただ祈っている。そんな状況…
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第706回:「戦後80年」に考える、「戦後100年」を達成する方法。の巻(雨宮処凛)
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2025年が始まった。私にとっては生誕50年、デビュー25周年という「周年イヤー」である。そんな年が始まる直前の大晦日は、横浜・寿町と東京・池袋の炊き出しを巡った。14時から年越しそばが振る舞われた寿町の公園には長い行列ができていて、…