2024年5月23日
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この人に聞きたい

いま、もっとも気になる「あの人」に、マガジン9編集部がインタビュー。さまざまなテーマでお届けします。

伊藤真さんに聞いた:閣議決定が濫用される「国民無視」の政治。変えられるのは「憲法を持つ私たち」

「重要そうなことが知らないうちに決められていた」──近年の政治を見ていて、そんな印象を抱いている人は多いのではないでしょうか。国全体の方針が閣議決定だけで決められて、あれよあれよという間にいろんなことが変わっていき、平和主義も…

土井敏邦さんに聞いた:パレスチナから福島へ――「人間が生きるってどういうこと?」と問いかける――映画『津島 福島は語る・第二章』

福島県浪江町津島は、阿武隈山系の山々に囲まれた人口約1400人の平穏な山村でした。2011年3月11日に起きた福島第一原発事故で大量の放射性物質が降り注ぎ、100年は帰れないと言われる「帰還困難区域」に指定され、住民はバラバラに避難するこ…

志田陽子さんに聞いた:日本はもはや民主主義国家ではない? 進行する「実質改憲」

昨年、「総裁としての今任期中に改憲を目指す」と宣言した岸田首相。2022年末には敵基地攻撃能力(反撃能力)保有を認める「安保関連三文書」が閣議決定、憲法審査会では緊急事態条項についての議論が続けられるなど、なし崩しに改憲への道が開…

ペヤンヌマキさんに聞いた:自分のアパートが立ち退き対象に。いち区民として撮った杉並区長選のドキュメンタリー『映画 〇月〇日、区長になる女。』

2022年6月の東京・杉並区長選に、市民団体からの要望を受けて立候補したのは欧州のシンクタンクで活躍していた岸本聡子さん。ベルギーから岸本さんが帰国したのは、投票日のわずか2カ月前でした。その怒涛の選挙戦から僅差での当選までを、杉並…

白井明大さんに聞いた:「私は決めた」。国のために人がいるのではなく、人のために国がある

「戦争はしないよ。永久にしないよ」──詩人の白井明大さんは、今年3月に出版した著書『日本の憲法 最初の話』(KADOKAWA)で、日本国憲法の条文に込められた意味を独自に「詩訳」して伝えようと試みました。主に日常の中の光景を詩にして…

大矢英代さんに聞いた:米国から見た先島諸島の軍事強化。沖縄戦から見えてくること。

沖縄・琉球朝日放送の報道記者を経てフリーランスとなり、「戦争・軍隊と民衆」「沖縄と戦争」「国家と暴力」をテーマに取材を続けてきた大矢英代さん。昨夏からは米ニューヨーク州シラキュース大学の助教(アシスタント・プロフェッサー)として…

森達也さんに聞いた:負の歴史に向き合わなければ、また同じ過ちを繰り返す――映画『福田村事件』

今年は関東大震災から100年。発災後の朝鮮人虐殺については歴史的事実として広く知られていますが、そのなかで闇に埋もれた事件があります。福田村事件。千葉県福田村(現・野田市)で、香川県から来た被差別部落出身者の行商団が、朝鮮人と間…

諸永裕司さんに聞いた:見過ごされてきた「PFAS汚染」。社会全体で、問題との向き合い方を考えよう

東京西部の多摩地区で、米軍・横田基地由来と推測される有機フッ素化合物(PFAS)による地下水や飲み水の汚染が問題になっています。2022年、著書『消された水汚染』(平凡社新書)でいち早くこの問題を世に知らせたのが、元朝日新聞記者で現在…

橘民義さんに聞いた:リアルな議論の場を通じて、政治に変化をもたらしたい──「武蔵野政治塾」を始めたわけ

〈「議論の復活」によって、止まっている政治の再出発を目指したい〉。昨年10月に開講した「武蔵野政治塾」の設立趣意書には、そう書かれています。さまざまな分野の人たちが講師となって講演を行い、参加者も交えて活発な議論を展開するこの「…

飯島裕子さんに聞いた:中高年単身女性の貧困から見えるジェンダー不平等社会

昨年11月、中高年単身女性の自助グループ「わくわくシニアシングルズ」が、40歳以上の単身女性を対象に生活状況実態調査を行いました。そこで明らかになったのは、不安定な雇用、低収入、低年金、重い住居費負担、将来への不安など、これまで見過…