2024年4月27日
ホーム 著者 Posted by マガジン9編集部

マガジン9編集部

マガジン9編集部
570posts
マガジン9編集部

Posted by マガジン9編集部

『正義の行方』(2024年日本/木寺一孝監督)

1992年2月、福岡県飯塚市で2人の小学生が行方不明になり、翌日に遺体で発見されるという痛ましい事件が起こった。「犯人」として逮捕されたのは、近所に住む50代の男性。彼は潔白を主張し続けるが、2006年に最高裁で死刑が確定、わずか2年後…

カンパで手ぬぐい「マガ9まめしぼり」1枚につき2,000円以上でお分けします!

「マガジン9条」立ち上げ当初のころにつくった、知る人ぞ知る人気デザインをリメイクしてみました。なつかしい雰囲気がたまらない豆しぼり柄で、「えんじ」と「あお」の2色をご用意しました...

『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(岡真理著/大和書房)

昨年10月7日、イスラム組織ハマスによる越境攻撃に端を発したイスラエルによるガザへの報復攻撃が始まって半年。ガザの死者は3万3千人を超え、破壊された住宅数は7万棟以上、地区面積の62%に達した。保育器が使えず息絶えようとしている新生児…

【寄稿レポート】女性たちをエンパワー!! パリテ・アカデミーの「女性政治リーダートレーニング合宿」に参加してみた(ジョイス)

世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数2023」によれば、日本は146か国中125位。政治分野だけを見ると138位という低さです。2023年の統一地方選挙では、20代・30代の地方議員の女性比率が上がったものの、パリテ(同数)の実現…

三上智恵さん×山内若菜さん:「抑止力」のもとに進む軍事化で、奪われようとしているもの~映画『戦雲(いくさふむ)』

書籍『戦雲(いくさふむ) 要塞化する沖縄、島々の記録』を今年1月に出版。そして現在、6年ぶりとなる新作ドキュメンタリー映画『戦雲』が全国公開中の三上智恵さん。書籍の表紙や映画に出てくる絵を手掛けたのは、原発事故後に福島に通い続け、…

『ロシアン・スナイパー』(2015年ロシア・ウクライナ/セルゲイ・モクリツキー監督)

2022年の第19回本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著/早川書房)を読んだ時の驚きはいまも覚えている。40代の日本人作家が若いロシア人女性の狙撃手の行動と内面、そしてその背景にある戦争やソ連社会まで描く筆致に舌を…

もう一度、伝えたい言葉たち──マガ9アーカイブス「私も幸せ、あなたも幸せ、みんなも幸せ。そういう道を行くことが、そんなにシンドイですか?」南和行さんインタビュー(2018年9月26日)

3月14日、札幌高裁が、同性婚を認めない民法などの規定は憲法14条、24条に違反すると述べる判決を出しました。同性カップルの原告らが国を訴えた裁判で、同様の訴訟が全国で行われていますが、高裁で違憲判決が出たのはこれが初めて。早急な法整…

核実験による放射能被害を伝え、「次の被害」を防ぐために〜『サイレント フォールアウト』米国上映のためのクラウドファンディング(西村リユ)

今月1日は、アメリカが太平洋のマーシャル諸島のビキニ環礁で行った水爆実験で、日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員らが被曝してから70年の日でした。しかし、この実験で第五福竜丸以外にも多くの漁船が被曝し、のちに多くの元乗組員ががん…

「鈴木邦男の愛国問答」が本になりました!(マガジン9編集部)

昨年1月、病気のため亡くなられた作家の鈴木邦男さん。「マガジン9」では、インタビューや対談、イベントなどにしばしば登場いただいていたほか、2008年から10年以上にわたり、コラム「鈴木邦男の愛国問答」を連載してくださっていました。そ…

土井敏邦さんに聞いた:パレスチナから福島へ――「人間が生きるってどういうこと?」と問いかける――映画『津島 福島は語る・第二章』

福島県浪江町津島は、阿武隈山系の山々に囲まれた人口約1400人の平穏な山村でした。2011年3月11日に起きた福島第一原発事故で大量の放射性物質が降り注ぎ、100年は帰れないと言われる「帰還困難区域」に指定され、住民はバラバラに避難するこ…