2021年12月1日
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森永卓郎

森永卓郎
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経済アナリスト/1957年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁などを経て、現在、独協大学経済学部教授。著書に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)、『年収120万円時代』(あ・うん)、『年収崩壊』(角川SSC新書)など多数。最新刊『こんなニッポンに誰がした』(大月書店)では、金融資本主義の終焉を予測し新しい社会のグランドデザインを提案している。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。

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第97回:勘違いに基づくバラマキ批判(森永卓郎)

財務省の矢野康治事務次官が、「文藝春秋」に発表した論文で、「今の日本の状況を喩えれば、タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものです」と財政危機を訴えた。総選挙に向けてすべての政党が給付金の支給を唱えるなか、バラマキ合…

第96回:すべての原因はグローバル資本主義(森永卓郎)

自民党総裁選が行われ、総選挙が近づいたことによって、与野党を含めて、久しぶりに政策論争が行われている。ただ、私にはどうしても気にかかっていることがある。それは、経済や社会をどのようにしていくのかという基本理念が議論されていないこ…

第95回:身の毛もよだつ冷酷非情(森永卓郎)

8月13日の記者会見で菅総理がこれまでの新型コロナ対策の総括を記者から問われて、「世界でロックダウンをする、外出禁止に罰金かけても、なかなか守ることができなかったじゃないですか。それに対して対応するためにやはりワクチンだということ…

第94回:ポピュリスト登場のリスクが高まっている(森永卓郎)

 5月14日、新型コロナウイルス感染症対策分科会が反乱を起こした。緊急事態宣言の対象に北海道、広島、岡山の3道県を追加することを求めたのだ。元々の政府案は、3道県をまん延防止等重点措置にとどめるものだったが、専門家からの激しい突き…

第93回:後進国に転落する日本(森永卓郎)

菅政権が発足してから8カ月が経過した。菅政権の特徴を一言にまとめると、「新しいことを何もしない」ということだ。新型コロナへの対応をみれば、それは明らかだ。安倍政権のときは、小中学校の一斉休校や星野源氏と総理のコラボ動画、アベノマ…

第92回:ゼロコロナへの政策転換を(森永卓郎)

通常国会の代表質問で、立憲民主党の枝野幸男代表がゼロコロナ政策への転換を求めた。中途半端な感染対策をずるずると続けるのではなく、PCR検査の大幅な拡充によって、感染を終息させようというのだ。それに対して菅総理は、まともに取り合うこ…

第91回:政府は高齢者の命を軽視しているのではないか(森永卓郎)

私は、あちこちの雑誌に連載を書いたり、テレビの情報番組のコメンテーターとして発言したりしている。そのなかで、大手メディアで発言しようとすると、必ず圧力がかかってくる内容がある。それは、私の「政府は高齢者の命を軽視しているのではな…

第90回:新型コロナは東京問題(森永卓郎)

新型コロナウイルスの第三波の感染拡大が止まらない。新規陽性者数は連日過去最多を更新し、重症者数も医療崩壊寸前まで増えていて、医療機関からは悲鳴が上がっている。なぜこんなことが起きてしまったのか。私は、最大の原因は、10月1日から東…

第89回:進化した新自由主義(森永卓郎)

菅義偉内閣の支持率が70%という高率に達した。地方出身・庶民の叩き上げで、携帯電話料金の引き下げや行政手続きでの印鑑の廃止など、国民の暮らしを改善する政策を掲げているので、国民にとって...

第88回:〈緊急寄稿〉ポスト安倍で日本経済はどうなる(森永卓郎)

8月28日夕刻に安倍総理が、辞任の意向を発表した。本稿執筆時点で、後任が誰になるのか明らかになっていないが、自民党のある程度の大物から選ばれることを前提とすると、ポスト安倍が誰になっ…