2024年5月25日
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言葉の海へ

長年、雑誌や書籍に携わってきた編集者の鈴木耕さんが、本や新聞、ブログ、ある人の言葉など、さまざまな分野の「言葉」をめぐってコラムを綴ります。

「言葉の海へ」鈴木耕

第309回:散歩と短歌と(鈴木耕)

このコラムは、だいたい月曜日と火曜日に書いている。書き上げたら、遅くとも火曜日の午後には「マガ9」編集部へ送る。そして、水曜日の午後に公開。そんなスケジュールである。土日の休日は、天気さえ許せば、そして何か仕事や用事がなければ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第308回:孤立深める愚劣なパフォーマンス(鈴木耕)

驚きの場面を目撃した。テレビニュースだ。国連総会の会議場で、なんとイスラエルのエルダン大使が、もはや気が触れたとでもいうしかない行為に及んだのだ。毎日新聞電子版(5月11日)が、こう伝えている。「怒りのイスラエル大使 演説中に国…
「言葉の海へ」鈴木耕

第307回:自由を我らに(鈴木耕)

「国境なき記者団」という国際組織がある。国境を超えて活躍するジャーナリストたちの非政府組織(NGO)で、フランスで結成され世界に拡がった。報道の自由を掲げ、政府や権力によって弾圧され拘束されたジャーナリストたちを援助するために闘…
「言葉の海へ」鈴木耕

第306回:おまえはすでに死んでいる(鈴木耕)

『人生が二度あれば』(井上陽水)という歌がある。年老いていく父と母を見つめながら、ああ、人生が二度あれば……とふたりへの想いを歌ったものだ。歌われていたその父母よりも、もうぼくのほうが年老いてしまっている……。人生が二度あれば…
「言葉の海へ」鈴木耕

第305回:「原発」を読む(鈴木耕)

能登半島大地震でもっとも揺れた場所に、もしかしたら「原発」が建っていたかもしれない。そう、珠洲市である。もし「珠洲原発」というものが、政府や電力会社のごり押しで建てられていたとしたら、今回の地震で能登はむろんのこと、風向きによっ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第304回:排除の国で……(鈴木耕)

けっこうヘビィな風邪をひいてしまい、しばらく自宅で寝っ転がっていた。なにしろ、39度以上にまで熱が上がったのだから、食欲もない。好きな酒も受け付けず。眠ると、凄まじい寝汗をかいて、夜中にパジャマを取り替えざるを得なくなる。でもなん…
「言葉の海へ」鈴木耕

第303回:オノマトペ政治観測?(鈴木耕)

世耕弘成元自民党参院幹事長の「政倫審」での答弁ぶりを見ていて、ぼくの頭にとっさに浮かんだ句(?)。「ペラペラとああペラペラとペラペラと」。ところで、松尾芭蕉の作と伝えられるこんな句もある。「松島やああ松島や松島や」。あの芭…
「言葉の海へ」鈴木耕

第302回:内輪もめしてる場合じゃないでしょ!(鈴木耕)

いわゆるリベラル派を批判する意見が、このところかなり多いように思われる。むろん、ネット右翼諸士からのリベラル罵倒は今に始まったことではないけれど、どうも同じリベラル派と目される人たちの間でも、けっこう罵倒じみた言い争いが起きてい…
「言葉の海へ」鈴木耕

第301回:山本太郎バッシング⇒ボランティア迷惑論(鈴木耕)

 毎日新聞のオピニオン「論点」(3月8日)が、能登半島地震のボランティアについて特集していた。3人の“識者”が登場して、【ボランティア「控えて」】という現象についてコメントを寄せていた。それぞれに、なるほどね、というコメントで面白…
「言葉の海へ」鈴木耕

第300回:変な言葉のほうになってございまして、これ以上の文章は控えさせていただきます(鈴木耕)

テレビニュースを見ていて、なんじゃこりゃ? と思った。最近は、大学生の就職状況が好転し、学生側が売り手市場になり、企業側が内定者を引き留めておくのに苦労しているというニュースだった。そこで企業は「オヤカク」ということをやり始めた…