2024年11月26日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第324回:「敗軍の将」がペラペラと…(鈴木耕)

先日、ぼくはツイッター(X)にこんなことを書いた。「もし野田佳彦氏が立憲民主党の代表になったら、私は立憲支持者には申し訳ないが、立憲の候補者には投票しないだろう」(8月25日)、「野田佳彦氏は、政権を民主党から自民党へ投げ渡した張本…
「言葉の海へ」鈴木耕

第323回:鬱陶しい夏が過ぎて…(鈴木耕)

酷暑の次には、日本列島をノロノロとカタツムリのように進む台風。暑さで弱った体に、激しい風雨が襲いかかる。なんとも鬱陶しい夏の終わり。 心なしか、今年の夏は蝉の声さえ弱々しい。そんな中でも、容赦なく刻は流れる。いつの間にか9月であ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第322回:甲子園に流れた歌…(鈴木耕)

高校野球には、とんと興味を失っている。ま、ふるさとの高校が出場した試合などを、チラリと見ることはあるけれど、それくらいのものです。 たしか今回は、最初の何日かは午前と夕方の2部制にして、生徒たちの暑さ対策をするとか言っていたはずな…
「言葉の海へ」鈴木耕

第321回:電気代で拡がる格差、近未来ディストピア(鈴木耕)

お盆明け。台風7号も、ようやく日本列島から離れていった……。我が家に襲来していた“孫台風”も去り、いつものように老夫婦の静かな日常が返ってきた。ぼくはテーブルの上で新聞をめくり、大事な記事を切り抜いてファイルする。カミさんはソファ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第320回:「ふるさと納税」の破綻(鈴木耕)

8月3日の毎日新聞記事(他紙にも同様の記事が載っていたが)を読んで、やっぱりこの制度はダメだと確信した。「ふるさと納税」のことである。この国の税制の根幹を腐らせる悪制度になってきていると思った。こんな記事である。〈ふるさと納税 1.1…
「言葉の海へ」鈴木耕

第319回:トランプよりハリスが百倍もマシ 自民より立憲のほうが少しはマシ(鈴木耕)

やっとジョー・バイデン氏が撤退したことで、カマラ・ハリス副大統領が民主党候補としてほぼ確定した。ホッとしている民主党支持者は多いだろう。民主党支持者ではない米国民の中でさえ安堵の胸をなでおろしている人が多いともいう。ハリス氏は、…
「言葉の海へ」鈴木耕

第318回:新聞は必要です(鈴木耕)

やっとバイデン氏が米大統領選からの撤退を表明。ま、これについては山のような報道がなされ、いろんな方がたくさんの見解を述べておられるので、ぼくは遠慮しとこう。でも、日本でも「交代論」が高まっても、まるで意に介さない人もいる。見習え…
「言葉の海へ」鈴木耕

第317回:ぼくは“頭ポンポン”の側には立たない(鈴木耕)

まだ都知事選の余波がおさまらない。とくに蓮舫さんには、バッシング、揶揄、皮肉、罵倒などが、イヤになるほど押し寄せている。日本人の中に、こんなに薄汚い連中が多かったのかと、暗然たる気持ちになる。蓮舫さんは立派に戦い、そして敗れた。…
「言葉の海へ」鈴木耕

第316回:いやはや……な総括(鈴木耕)

東京は猛烈な暑さである。湿度も高く、都内のあちこちで激しい稲妻が走り、ゲリラ雷雨が発生。まだ梅雨の時期だというのに、静岡では40度超にまで達したというし、ぼくの暮らしている府中市も、8日には39.2度、全国で2番目の高温だったというか…
「言葉の海へ」鈴木耕

第315回:這ってでも投票所へ(鈴木耕)

次の日曜日(7月7日)が東京都知事選の投開票日である。もちろん、ぼくは投票に行く。最近は、期日前投票をする人がずいぶん増えたようだが、ぼくはいつも投票日当日に投票所へ赴く。まあ、それがぼくの流儀なのです。今回、ぼくの選挙区では、都…