言葉の海へ
第5回:ヤクザ抗争と私利私欲選挙はよく似ている気がする(鈴木耕)
鈴木耕 -
なにぃ? 抗争の理由だと? んなもんあるわけなかろうが。見とってみいよ、いま相手はグチャグチャやぞ。小っちぇえ組が3つ4つ集まって対抗しようなんて話もあったがよ、組長がひとりゴネちまっててまとまらねえようだし、いまこっちが...
言葉の海へ
第4回:言わねばならないことを言わない、という罪「関東大震災時の朝鮮人虐殺」をめぐって…(鈴木耕)
鈴木耕 -
突然、解散風が吹き始めた。安倍首相が、いわゆる側近の言葉に乗せられて「いま選挙をすれば勝てそうだ」というただそれだけの理由で、衆院解散総選挙に...
言葉の海へ
第3回:不愉快な言葉と言い回し(鈴木耕)
鈴木耕 -
最近、なんだか不快な言葉や言い回しが増えている気がする。その中でも、ぼくの気分をいちばんザラつかせたのが、官僚たちの国会答弁での慇懃無礼な言い回しだった。「……してございます」なんだこりゃ、いったい? なんで...
言葉の海へ
第1回:すばらしい教科書を読んだ(鈴木耕)
鈴木耕 -
しばらく「マガジン9」の連載をお休みしていました。身辺にいろいろな出来事が重なり、あまり文章を書く気が起きなかった。でも、いつまでも地の底に沈みこんでいるわけにもいかない。考えることは...
風塵だより
沖縄熱風篇:大田さんへ、花を捧げに……(鈴木耕)
鈴木耕 -
7月23日~27日、ぼくは沖縄へ行ってきた。26日の「大田昌秀元沖縄県知事県民葬」に参列したいと思ったからだ。 前にこのコラムの番外篇で書いたように、ぼくは大田さんにはずいぶん...
風塵だより
番外篇:大田昌秀さんへの、さびしい最終便(鈴木耕)
鈴木耕 -
「耕さん、大田先生の体調がよくないようです。そんなに長くはないのではと、聞きました…」ぼくが親しくしている沖縄の新聞記者・宮城栄作さんからこんなメールをもらったのは、5月29日だった。ぼくが大田さんをとても尊敬しているのを、宮城さんも知っていたからだ。ドキリとした。胸が騒いだ...