2024年10月30日
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福島第一原発の「廃炉」を考える――廃炉制度研究会レポート

東日本大震災と福島第一原発事故以降、チェルノブイリ原発事故後の現地政府の対応などを研究してきた作家の尾松亮さん。2018年にはジャーナリストや研究者らと共同で「廃炉制度研究会」を立ち上げました。その「オンライン研究報告会」の内容をレポートします。

第3回:「事故炉廃炉」と住民参画――スリーマイルではどう決めたか⑴――②デブリのゆくえを決定するプロセスの日米比較

東京電力福島第一原発では現在、東京電力が定めたロードマップに従って「廃止措置に向けた作業」が行われています。ただし、福島第一原発で行われている作業の法的位置づけは、あくまでも「原子炉等規制法」に基づく保安・防護措置であり、「廃炉…

第2回:「事故炉廃炉」と住民参画――スリーマイルではどう決めたか⑴――①「処理水」処分決定プロセスの日米比較

今年4月、政府は東京電力福島第一原発で増え続ける処理水の海洋放出を決定しました。決定の前提には、来年デブリ(原子格納容器の底に溶け落ちて固まった核燃料)取り出しを開始するにあたり、処理水のタンクを減らして敷地内にスペースを確保す…

第1回:福島第一原発にも「廃炉法」を――廃炉制度研究会 第1回オンライン研究報告会

作家の尾松亮さんは、東日本大震災と福島第一原発事故以降、チェルノブイリ原発事故後の現地政府の対応などを研究してきました。近年は、世界の原発の廃炉事例の調査・研究にも力を注いでいます。2018年にジャーナリストや研究者らと共同で「廃…