2018年6月21日
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立憲政治の道しるべ

憲法によって国家を縛り、その憲法に基づいて政治を行う。民主主義国家の基盤ともいえるその原則が、近年、大きく揺らぎつつあります。 憲法違反の発言を繰り返す政治家、憲法を無視して暴走する国会…。 「日本の立憲政治は、崩壊の危機にある!」 そう警鐘を鳴らす南部義典さんが、現在進行形のさまざまな具体的事例を、「憲法」の観点から検証していきます。

第132回:期待外れの、参議院改革協議会「提言」(南部義典)

参議院改革協議会とは1977年11月、参議院に設置された組織です。与野党各会派の代表者が集い、参議院の組織、運営に関する課題について検討を行って、これまでいくつかの改革を実現してきました...

第131回:“2020年憲法改正”は、じつに空疎な首相案件だった(南部義典)

私は2008年5月3日、ある「改憲派集会」の様子を伺おうと、その会場に足を運びました。当時は、前年(2007年)5月に憲法改正の手続きを定める国民投票法が成立し、2010年5月に施行される予定と...

第130回:何が目的? 放送法の改正(南部義典)

森友文書改ざん問題の発覚と時期を同じくしていたでしょうか、「政府内で、放送法改正の検討が始まっている」との報道がちらほらと、突然湧いて出てきました。報道によると、放送法4条を削除する...

第129回:〈森友文書〉書き換え疑惑 内閣総辞職は時間の問題か(南部義典)

6日(火)午前8時45分から始まった、参議院予算委員会の理事会。渦中の財務省は「調査の状況の報告」と題する、次のような文書を提示してきました。

第128回:“原発ゼロ法案” 審議入りを阻む、悪しき慣習を取っ払おう!(南部義典)

私たちは、一日も早く原発ゼロを実現するための法案を3月11日までに提出する予定で、これから全国で、ボトムアップ型のタウンミーティングを開催...

第127回:“国会に来ない総理大臣” ワーストは、この人!(南部義典)

新年おめでとうございます。ことしも、当連載をよろしくお願いいたします。「平成」も30年を迎え、来年4月30日、ついにその歴史に幕が下ります。そんなわけで、今回は、平成政治の振り返りに...
第126回「2017年国会を象徴する、8回の“慣例破り”」

第126回:2017年国会を象徴する、8回の“慣例破り”(南部義典)

一年を振り返るにはまだ早い気もしますが、今回が年内最後の掲載となることから、「2017年国会」を総括します。国会が開かれたのは1月20日~6月18日(通常国会)、9月28日(臨時国会)...
第125回:「野党ねじれ」が深刻化する前に

第125回:「野党ねじれ」が深刻化する前に(南部義典)

野党ねじれとは、衆議院、参議院における野党第一党(会派)が異なることをいいます。いま、衆議院では立憲民主党・市民クラブが54名、参議院では民進党・新緑風会が47名で、それぞれ野党第一党...
第124回:希望の党は、政治芸人の集まりか?

第124回:希望の党は、政治芸人の集まりか?(南部義典)

いつの時代にも、地位欲、名誉欲を満たすことだけを考えて議員になろうとする者がいます。今回の総選挙は、平成期ではちょうど10回目で、最後となるわけですが...
立憲政治の道しるべ

第123回:ギリシャ憲法に学ぼう。9条はそのまま、その解釈を条文化する“第三の道”を(南部義典)

今回は少しばかり趣向を変えて、ギリシャ憲法(1975年制定)の話をさせていただきます。ギリシャ憲法には、各国の憲法にはみられない「解釈規定(Interpretative Clause)」が...