第146回:決定版! 悪法インボイス対抗策はこれだ!(松本哉)

 さあ、いよいよ行き詰まりを見せている我らが日本国家。政権内でいろんな問題が次から次へと噴出し、もうニッチもサッチも行かなくなってる様子が滲み出てて、最近はもうヤケクソだとばかりに増税の嵐に踏み切っている。もっと手厚く面倒見てくれる代わりに増税ってことならまだ話はわかるけど、全然そんなんじゃなく、要は自分たちがいろいろ失敗して金がなくなったから取れるところからどんどん取っていこうっていう、完全に倒産寸前のダメ経営者の最終サイクルみたいな感じに入ってきている。いやはや、ふと改めて考えてみれば、ものすごいタイミングの日本で生きることになったもんだ〜。とんだ貧乏くじだ。
 そしてさらに、追い討ちをかけるように満を持して登場して来たのが、あの悪名高いインボイス制度。そう、要するに貧乏人からもキッチリ金(消費税)を巻き上げようっていう、今世紀最大のセコさが売りの新システム。元々、消費税は貧乏な人ほど負担が大きいってこともあり、小規模事業者からセコく取るのはさすがにやめとこうってことで免税になってたんだけど、いよいよクビが回らなくなった政府が方針を転換してキッチリ巻き上げていこうってことになった。元々金のないところから金を取っていこうってのは、もう最後の最後の手段なので、行き詰まり具合が半端じゃないってのが見て取れる。
 当然、最も餌食になる個人店舗や個人事業主、フリーランスの人たちからは「ただでさえカツカツでやってるうちらからさらに金取るってのか〜!」と、インボイス制度に猛反対の声が噴出。確かにこれ、どう考えても取るところ間違ってるし、ヒド過ぎるし、反対の声が多いし、普通に考えたらこの制度の導入は中止するよな〜。っていうか、中止してくれないと死んじゃうのでもはや一揆しかなくなる。インボイスやめてくれー。

 …ところが! もはや我々は知っている。ここ5年10年の最近の政府のやり口は以前とは明らかに変わっていて、どれだけ反対が多くても、明らかな失敗がバレても、そのままウヤムヤにしつつ押し通してしまうってやり方に切り替えている。そう、かつてみんなが信じていた民主主義みたいな「みんなで話し合って決めていく」ってシステムは知らないうちにウヤムヤにされてしまっているのだ。っていうか、ここまで来るともう完全に駄々っ子。やると言ったら意地でもやるし、嫌だと言ったらテコでも動かないチビッコな感じ。チビッコ政府! これはもう手に負えない!!
 はいはい、わかったよ、どれだけ反対が多くても、どれだけ筋が通ってなくても、どうせやるんでしょ? インボイス。いやー、困ったもんだなぁ〜。
 しかし諸君、落胆してはいけない。今は世界各国でも、そんな聞く耳持たない政府が続出してるし、そんな不幸な政府を抱えた諸国のやつらはみんな果敢に抗って上手いことやったり抵抗したりしてる。そう、我々も「暗黒時代が到来したからもうお手上げだ〜」なんて情けないこというわけにはいかないので、いざという時も楽勝で乗り切るって作戦を練っていかないといけない。どうしてもインボイスやろうってんなら、どうぞどうぞご自由に。そのかわり、こっちはこっちで考えがあるよ〜。どうなっても知らないよ〜、って作戦。
 …ってことで行ってみましょう。不滅のインボイス対抗策!

現金革命

 インボイス制度ってのは、チマチマした細かい金のやり取りを国が全部把握して、みみっちくそこから金を取ろうっていう重箱の隅をつつくようなもので、もう江戸っ子の風上にも置けないようなシミッタレの権化みたいな制度。シミッタレ度合いで言えば、飲み屋の会計で割り勘の時に1の位まで割っていくようなもの。みっともないね〜、本当に。最近国がやたらとキャッシュレスにしたがってたり、マイナンバーカードと個人の金をやたらと結びつけようとしてるのもこういうセコい根性とつながっている。人の財布事情をしっかり見てキッチリ取る。セコい!
 そんな社会じゃ世界に恥を晒すようなもんなので、それを防ぐにはやはり現金払いへの回帰が一番だ。金の流れが一目瞭然かつ瞬時にデータ化されてしまうキャッシュレスよりも、何がどうなってるのか訳がわからない現金払いは最高。当然、伝票やらレシートなどで記録は残るので最終的にはわかるんだけど、把握しようとするとものすごく骨が折れる。ここへ来て現金回帰の流れが加速したら、税金を巻き上げようって国の奴らは「もうめんどくせー!!」となる可能性大。みんながみんな小銭をジャラジャラ払いまくって帳簿が複雑怪奇なことになってて、税金の計算も訳わかんねえと、こっちはこっちでお手上げになっちゃえばもうこっちのもんだ。「役人さ〜ん、もうわかんないから計算してくれー」って役所に泣きつく人が続出しまくれば、もう役所もテンヤワンヤ。そうなったらもう国としては、1億の税金を回収するために3億ぐらい使うようになってくる。そうなってきたら「ダメだ! こんな金のない奴らからチマチマ取ってたら逆に国が潰れちまう! 手っ取り早く金持ちから取るしかねえ!」となるに違いない。現金の活用で金の動きを複雑怪奇にする。我々貧乏人の最大の抵抗だ〜。よし、これはいける!

インボイスについて勉強しない

 複雑怪奇でわかりにくい制度の上に名前の意味すらわけわかんない謎の制度、インボイス。いま「それやべえ!」ってことで、やたら詳しく調べて「こんなひどい制度は良くない!」と怒ってる人が多い。もちろん、それはそれで素晴らしく、そこまで的確に批判してくれるなんて尊敬の念しか湧かない。ところが前述の通り、この国はすでに聞く耳を持たない政府に支配されているので、批判は全て無視して制度を押し通し、「制度の内容そこまでわかってるんだったら、ちゃんとその通り金出してくれ」なんて言い出しそうだ。
 そんな時に最強な作戦としては、もうインボイスなんて研究しない。当然、登録もしなければ、国から催促の手紙とか来ても面倒くさそうだから開封せずにそのまま燃やしちゃう。誰も関心を持たないと焦った政府がマスコミを使ってニュースやワイドショーで「インボイスやらないと大変なことになります!」とかやり始めても、すぐチャンネル変えてドラえもんとかテレ東の無駄な旅番組とか観ちゃう。大慌てになった役所が事業者を個別訪問して説明に回り出しても、みんなパッパラパーな感じで鼻からちょうちん出したりして「なんのことでしょう」と、全く理解しなかったり、「子どものおむつ交換しなきゃいけないし、この辺で勘弁してくだせえ」なんて言って完全に役所の説得隊を厄介者扱いしたりする。そうして数千万の事業者が「インボイス? 知らねえなあ」って感じを貫けば、政府はもうグウの音も出ない。参りましたと諦めるに違いない。

ニセ札作り

 とぼけたり、ややこしくしたりしてかわす手段が通じない時は、もう実力行使しかない。国のやつらがどうしてもって言うんなら、こっちにも考えがある。そう、金を巻き上げようっていうなら、じゃあその金がなんだかよくわからないようにしちまうよりない。何が金だかわかんなくしちゃえばもう勝ちだ。ということで、子供の時からのみんなのあこがれ、ニセ札作りだ。やってみよう〜。
 よくよく考えてみると、国はどんどん金を印刷して使ってるけど、こっちは刷っちゃいけないなんて、そんな不公平な話はない。ずるい。それに、指をくわえて誰かが金を刷ってくれるのを待つなんて情けないし、みんな子どもの頃から親や先生に「自分のことは自分でやりなさい」と習ったはずだ。もうみんな大人なんだから他人任せはよくない。みんなでバンバン現金を印刷しまくって、どんどん市場にばら撒いて大混乱にしてみよう。金がないところから金を取ろうってんだから、なんとか金を作って払うのは筋が通ってる。よし、やろうやろう! ニセ札だ、ニセ札だ!
 …とは言っても、そんなことしたら絶対にバレて大ニュースになったり捕まったりして大変なことになる。なので、うかつにニセ札に手を出すのはオススメしない。なので、まずは日本各地で印刷技術をやたら上げまくっていつでも刷れる体勢を作って、事あるごとに「刷るぞコノヤロウ」とビビらせてみることから始めてみよう。政府が戦々恐々とし始めたらもうこっちのもの。例えば、インボイス制度での取り立てがいよいよ始まるかってなった瞬間に、街の文房具屋から紙が全部売り切れたりする感じ。そうしたらやつらは「しまった!! ついにやるのか!?」と恐怖にひれ伏すはずだ。あとは貧乏人と政府が睨み合い「刷るぞ!?」「刷るのか!?」「今日か? 明日か?」との緊張感が社会を覆い、一進一退の攻防に。ここまで来たら、政府は脂汗をかきながら拳を握りしめ、「くそう、インボイス発動したら、やつらはニセ札か…。ま、負けだ!!」と、断念するに違いない。そう、取れないところから取ろうとしたらとんだしっぺ返しを食らうことを思い知らせるのだ。
 ただ、ニセ札はやたら罪が重いので、刷るか刷らないかの微妙な瀬戸際を攻めるのが肝要。諸君の健闘を祈る。

手書き作戦

 インボイス成立後、いろんな手を使って導入を断念させようとしたり、「いやー、なんのことですかね〜」とトボけながら税の徴収をごまかして粘ったりしつつも、最終的には万策尽きて税務署職員の軍靴の音が自宅アパートに近づいてくることもある。そう、最後の自宅籠城戦に負け、取り立てで踏み込まれた時の作戦も考えておきたい。
 当然ながら踏み込まれてしまったらちゃんと税金払ってるかどうかはキッチリと調べられるので、そこは観念するしかない。でも、自分がやられたからといって「他の奴らもやられればいい」なんていう浅ましい考えを持ってはいけない。まだ見ぬ仲間たちを守るためにも少しでも時間を稼ぎ、一人でも多くの仲間を守ることが大事だ。
 そこで、ものすごく読みにくい史上稀に見る下手くそな字で帳簿をつけ、時間を稼ごう。なんならアラビア文字とかモンゴル文字で帳簿をつけてみたり、象形文字で書いたりすれば更に効果抜群。すると税金取り立て係の人たち「こいつ絶対何か隠してるな! 許さん、徹底的に調べてやる!」と、家宅捜索級の勢いで調べ始めるはずだ。で、さんざん苦労して調べた挙句に、1円も脱税してないってことが判明しようもんなら、取り立ての諸君のグッタリ感は半端じゃないはずだ。そして「じゃあ次に行くか…」と、蚊の鳴くような軍靴の音を響かせて寂しそうにボロアパートの鉄の階段を下って去っていくに違いない。そして、どこを回っても古代文明の文字の帳簿だったり、足の指や耳に刺した鉛筆で書いた帳簿だったり、スパイ映画の観過ぎで暗号表とセットになった謎の文字列の帳簿だったり、水につけると浮き出てくる密書スタイルだったり、カセットテープにモールス信号で録音された帳簿だったりと、解読に難航を極める。しかもそれで巨額の脱税が発覚すればその調査の経費も元が取れるけど、どこを探してもうっかりミス程度の修正しか見つからない。これじゃ国も商売上がったり。「インボイスなんてやって庶民の怒りを買ったのが間違いだったか〜」とようやく気づいて、しょんぼりとインボイス制度を取り下げることは間違いない。
 因果応報。無理を通そうとすると、それ相応の報いを受けることになるのだ。

物々交換券

 さあ、ここからが本番。いろんな抵抗をしても、なかなか阻止するのは難しい。そうなったらもう無効化することを考えてみよう。
 まず根本的な話だけど、お金を使うから税金が発生する。っていうことは、お金を使わなきゃいい。地域通貨でもいいけど、地域通貨ってだいたい日本円と紐づいてたりしてるので、お金と同等って思われかねないので、今の史上最高にセコい政府ってのを考えると、なんだかんだと課税されてくる可能性は大きい。
 となったら、やはりここは人類の原点、物々交換を生活の基本に据えるのがベストだ。とはいえ、うまいこと物と物を等価交換ができるような時って少ないので、やはりどうしても通貨っぽい物は必要になってくる。しかし、ここでそのチケットに金額を明記してしまうと地域通貨と同じことになってしまうのであんまり面白くない。そこで、額面は「だいたい1000円ぐらい」とか「1時間働く労力分ぐらい」「一回メシにありつける程度」という感じにおおよその感じの表記にしといたらいい。インボイスみたいなセコくみみっちい制度に対抗するには、ここは大雑把ないい加減さで対抗するのがいい。で、しかも基本は全て物々交換。
 具体的に言うと、例えば自分が店をやっている高円寺。ここは自営業者がものすごく多い街で、個人店舗からフリーランスで手に職持ってる人までいろいろいる。そんな社会では、一方的に消費するというより、お互い金を使い合うことがすごく多い。例えば、自分が友達がやってる飲み屋に行って金を使ったら、その飲み屋の人は翌日近所の食堂でメシを食い、その食堂店主が知り合いの業者に水道工事を頼み、その水道屋さんがうちの店で家具を買ってくれたり…、というように近所内で金がどんどん回ってる。お札に印をつけといたら何回も戻ってきそうな感じ。そんな仲間内でのやり取りにいちいち全部課税されるって頭に来る。だったらもう金なんか使うのやめて、ビール10杯と電子レンジ一台を交換するみたいにやって行った方がいいし、それをうまく物々交換券を使って街の中でやり取りをしまくればいい。そして、一年に一回決算日を決めて、誰が誰にマイナスだプラスだって現金で精算すればいい。そう、麻雀の貸し借りを年末に精算するあの感じ。そうすれば基本は全て物々交換をしたことになり、現金はほとんど使わなくて済むことになる。
 ましてや額面が「500円ぐらい」とか「一回ご飯食えるぐらい」みたいな曖昧な表記なので、日本円に換算することが非常に困難。年末の清算も現金以外にも「じゃ、10回メシ食わしてやる」とか「40杯ビール飲んでいいよ」「自転車のパンク直して、ついでに天井の照明も直すよ」みたいな感じでもいい。ここまできたらもはや税金もヘッタクレもない。そう、そこにインボイスの出る幕はない。これだ! やろうやろう!

飲み屋のツケ作戦

 物々交換から派生して考えるといろいろ思いついてくる。同じく古来からの人類の叡智「飲み屋のツケ」を通貨化するのはどうだろう。いにしえの世から人はみな、○○屋に4000円、□□BARに2500円みたいにツケがあった。で、これは人間の信用みたいなもんで、なかなかそう易々とツケはできない。逆に「おまえ40000円もツケあんのか、すげえな。大したもんだ」ってなったり、「おまえもこれぐらいツケられるように一人前になるんだぞ」って若い衆に説教しちゃったり、よくわからない価値観になってくる。
 この謎の現象を通貨にする。となると、紙幣が「××酒場に3000円ツケ」みたいなことになって額面は全部マイナスなので、人生ゲームの約束手形みたいなやつになる。持ってれば持ってるほど金がない。で、これをたらい回しにする。具体的には「引っ越し手伝ってやるから、○○屋の10杯分のツケおまえ受け持ってくれ」とか「弁当作ってくれたんだ、ありがとう! じゃあ△△屋の2杯分はこっちでなんとかしとくよ!」みたいに通貨代わりに使い始める。するとだんだんツケが一人歩きして、そのコミュニティー内で徐々に立派な通貨として成立してくる。これはすごい。おまけにこれ、借金の押し付け合いなので税金なんて取られるわけがない。政府が痺れを切らせて自宅に踏み込んできて「なに勝手な通貨作ってんだオマエら!」と、ツケ通貨を没収していこうもんなら、政府が我々の飲み屋のツケを負担することになりかねないので、そうやすやすと手も出せなくなる。もう無敵の通貨だ。泥棒だって見たら逃げる。
 ただ、当然ながら飲み屋側はたまったもんじゃないので不平不満が出てくるが、これは歴史の必然。かつて金本位制が変動相場制に移行したように、飲み屋のツケも変動相場制へ移行してゆき、実際の飲み屋での借金や酒の杯数とは分離していって立派なコミュニティー内での基軸通貨として確立していけば、もう完璧。架空のツケ、つまり架空の借金をたらい回しにするマイナス経済。完全に意味がわからないけど、全員マイナスなので金を取られないことだけは確かだ。

 さてさて、諸君。作戦はこんなところにしておくけど、例によってまた悪ふざけでバカなこと書いてると思ってるかもしれないが、実はちょっと本気でもある。これだけ物価高騰と円安、高い税金で生活は苦しくなってるのにさらに増税なんて話が出てくると、いよいよ本当に今の経済システムをそのまま受け入れて生きていくのはやめた方がいいと思う。もちろん、金は使わないと生きていけないし、今の社会の経済に依存しないといけないところは当然たくさんある。でも、ここまでメチャクチャになってくるなら、少しでもいいから今の経済システムから離脱したお金や価値の回し方を活用しつつ生きていかないと危険。破綻した経済と心中するなんてまっぴら御免だ。
 人の顔の見える近所の小さい経済圏を作って、金を回しつつ物々交換要素も取り入れていくのが、いざ経済がメチャクチャになった時の最大の防衛手段になる。飲み屋のツケだって、普段では単にだらしない人がやることに思うかもしれないけど、いざ世の中が破綻してメチャクチャになった時に(飲み屋だけじゃなく)ツケが効くところがあるかどうかってことは超重要。いざとなったら人生ツケたりツケられたり。そしてそれは信頼関係なくして成り立たないので、あながちツケ文化もバカにはできない。

 ということで。もちろんインボイスみたいなセコいシロモノは無くさなきゃいけないんだけど、それよりもこんなものを登場させないといけないぐらい経済が揺らいでるってのがかなりヤバそう〜。インボイス中止や消費税やめてくれって目標も大事なんだけど、これ将来的に見たら氷山の一角で、今の政府のままだったら今後も続々と似たようなのが出てくるに違いない。こんなのに100%巻き込まれて生きてくのはたまったもんじゃないので、やはりここは既存の経済システムから三分の一でも半分でも離脱するスタイルを確立し、「これ以上政府が変なことするなら、もう勝手に生きちゃうよ? いいのかねキミ?」ぐらいの余裕の態度で臨みたい。
 そう、こっちはもうインボイスに象徴されるようなくたびれた謎の経済に付き合う気はさらさらないし、もういろいろ勝手にやり始めるのがいいね!
 くたばれインボイス!

 そんなわけで、「くたばれインボイス」イベントやります! 決戦は11月24日(木)!!

「くたばれインボイス」杉並頂上決戦
 
2022年11月24日(木)
18:30 OPEN/19:00 START

荻原博子(経済ジャーナリスト)
雨宮処凛(杉並に詳しい作家・活動家)
原田あきら(杉並一帯で暗躍する政治家)
松本哉(高円寺素人の乱5号店)

会場 Asagaya/LoftA
当日1300円 前売り1000円
+ワンドリンク

主宰 くたばれインボイス実行委員会
協賛 杉並民商 東京土建杉並支部 素人の乱5号店

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松本哉
まつもと はじめ:「素人の乱」5号店店主。1974年東京生まれ。1994年に法政大学入学後、「法政の貧乏くささを守る会」を結成し、学費値上げやキャンパス再開発への反対運動として、キャンパスの一角にコタツを出しての「鍋集会」などのパフォーマンスを展開。2005年、東京・高円寺にリサイクルショップ「素人の乱」をオープン。「おれの自転車を返せデモ」「PSE法反対デモ」「家賃をタダにしろデモ」などの運動を展開してきた。2007年には杉並区議選に出馬した。著書に『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』(筑摩書房)、『貧乏人大反乱』(アスペクト)、『世界マヌケ反乱の手引書:ふざけた場所の作り方』(筑摩書房)編著に『素人の乱』(河出書房新社)。