第47回マガ9学校 参加者募集:フトコロに憲法 未来に希望(雨宮処凛さん×伊藤真さん×太田啓子さん)

 不安だらけの時代です。
 米も野菜もどんどん高くなって、社会保障も医療費も心配だし、気になるジェンダー平等はいっこうに進まない。「平和憲法の国」のはずが、いつの間にか「敵基地攻撃」なんて言葉まで飛び出すありさま。SNSには理想を冷笑する声があふれ、日々を生き延びるライフハックを求める声ばかりが目立つ──。
 こんな時代に、憲法の話をするなんて意味がないように感じるでしょうか。でも、憲法は万能のスーパーヒーローではなくても、実はかなり使える私たちの「味方」のはず。今こそフトコロにしっかり憲法をたずさえて、もう一度、未来に希望を描きたいと思います。
 生活保障、平和、ジェンダー平等……憲法を使って、私たちの人権を、暮らしをどう守っていけるのか。生活保護や同性婚をめぐる違憲判決などの例も見ながら、これからの憲法の意義と使い方を講師の皆さんと一緒に考えます。

第47回マガ9学校
「フトコロに憲法 未来に希望」

日時:2025年5月31日(土)13時30分〜16時(13時開場)
場所:カタログハウス地下2階セミナーホール(東京都渋谷区代々木 2-12-2)

講師:雨宮処凛さん(作家)
   伊藤真さん(弁護士、「伊藤塾」塾長)
   太田啓子さん(弁護士)

参加費:1500円(学生500円)
※オンライン配信あり

プログラム(予定)

1部
・憲法から振り返る20年〜9条を中心に(伊藤真さん)
・貧困の現場から見る憲法25条(雨宮処凛さん)
・家族とジェンダーと憲法(太田啓子さん)

2部
トークセッション&質疑応答
「憲法を使って、未来に希望をつくるには」

●お申し込みはこちら(peatixチケット)

※会場参加のお申し込みは前日(5/30)の23時59分まで(当日券は現金でのお支払いとなります)、オンライン参加のお申し込みは開始時間まで可能です。
※コンビニ・ATMでのお支払いを選択された場合は、上記より1日前の締切となります。
※申し込み後のキャンセルはできません。
※メールでのお申し込みを希望される方は、maga9event@gmail.com へご連絡ください(会場参加のみ。参加費は当日会場でお支払いください)。

雨宮処凛(あまみや・かりん) 1975年、北海道生まれ。作家。反貧困ネットワーク世話人。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。06年からは貧困問題に取り組み、『生きさせろ! 難民化する若者たち』(07年、太田出版/ちくま文庫)は日本ジャーナリスト会議のJCJ賞を受賞。著書に『学校では教えてくれない生活保護』『難民・移民のわたしたち これからの「共生」ガイド』(ともに河出書房新社)など50冊以上。24年に出版した『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書)がベストセラーに。

伊藤 真(いとう・まこと) 「伊藤塾」塾長、弁護士、法学館憲法研究所所長。司法試験合格後、真の法律家の育成を目指し、司法試験の受験指導にあたる。日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。日弁連憲法問題対策副本部長、安保法制違憲訴訟全国ネットワーク代表、弁護士として「1人1票実現運動と裁判」にも取り組む。『安保法制違憲訴訟』(寺井一弘氏との共著、日本評論社)、『9条の挑戦 非軍事中立戦略のリアリズム』(神原元氏、布施祐仁氏との共著、大月書店)など著書多数。

太田啓子(おおた・けいこ) 弁護士。2002年弁護士登録。離婚問題やセクハラその他の民事事件を主に手掛ける。2人の息子を育てる母親として、性教育やジェンダーにまつわる子育ての悩みを書いた『これからの男の子たちへ』(大月書店)が大きな反響を呼び、韓国・中国・台湾・タイで翻訳される。ジェンダー平等に関する自治体や企業での講演、中学校や高校・大学でのゲスト授業なども多数。他の著書に『いばらの道の男の子たちへ』(田中俊之との共著、光文社)、『100年先の憲法へ: 『虎に翼』が教えてくれたこと』(太郎次郎社エディタス)など。Voicyチャンネル「弁護士太田啓子のラジオ」https://voicy.jp/channel/2878

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