間近に迫った衆院選の行方も大きな心配ですが、来年4月に行われる統一地方選挙に向けた動きも少しずつ始まっています。
以前にマガジン9のインタビューにも登場いただいた「FIFTYS PROJECT」の能條桃子さん。地方議会からジェンダー平等を目指す「FIFTYS PROJECT」では、団体の趣旨に賛同し、地方議会に立候補する20代、30代の女性、ノンバイナリー、Xジェンダーの人たちを応援してきました。2023年4月の統一地方選挙では、支援した24人が議員になりました。そして、2027年4月に行われる統一地方選挙では、100名の候補者を支援することを目標に掲げているそう。
しかし、20代、30代が立候補したいと思ったときに、立候補の壁となる要因のひとつに「金銭面での不安」があると言います。選挙のために仕事を辞めたり、休んだりせざるを得ないことも多く、供託金以外にも生活費も当然必要になってきます。
そうした立候補のリスクを手を挙げた一人だけに背負わせるのではなく、ジェンダー平等を目指すみんなで支えようと、能條さんたちは昨年「わたしたちのバトン基金」を立ち上げました。
この基金ではFIFTYSに所属する候補者ひとりにつき30万円の支援を目標にしています。30万円というのは、政令指定都市以外での市議選、東京23区・区議選の供託金と同じ額。まずは30人分の資金を目標にクラウドファンディングを1月末まで実施しており、実施期間は残りあと3日間。現在までで690人以上の支援が集まっています。
「社会全体で資金をつなぐ『バトンリレー』のような仕組みをつくり、挑戦したい人が一歩を踏み出せるよう支援していきたい」と能條さん。
昨年、日本で女性参政権を獲得してから80年を迎えましたが、「わたしたちのバトン基金」の名称には、先人から受け取ったバトンを次の世代によりよい状態でつなげたいという思いも込められているそうです。
関心のある方はぜひ、1月31日21時まで実施中のクラウドファンディングのサイトをご覧ください。
(マガジン9編集部)
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#わたしたちのバトン基金 設立へ|ジェンダー平等をつくる1000人プロジェクト!
https://congrant.com/project/batonkikin/18700/reports






