2021年9月17日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第170回:原発の今(鈴木耕)

コロナとオリンピックに頭を汚染されて、しばらくこのコラムでも「原発」に触れていなかった。むろん、原発を忘れていたわけじゃない。ぼくの切り抜き「原発ファイル」は、もう47冊目に入っている。新聞記事を主体に、週刊誌月刊誌などの雑誌記事…
「言葉の海へ」鈴木耕

第169回:東京五輪、最終局面!(鈴木耕)

「東京オリンピック・パラリンピック」は、最終局面を迎えたと言っていい。6月21日夕刻、開催までほぼ1カ月という時期になって、東京五輪・パラリンピック組織委員会、東京都、日本政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委…
「言葉の海へ」鈴木耕

第168回:五輪はウイルスに勝てません!(鈴木耕)

新聞を読んでいると、小さな記事に「おやっ」と思うことがけっこうある。例えば、こんな記事(朝日新聞6月12日付)。〈G7サミットに参加するドイツ政府代表団の関係者が利用していたホテルで、従業員が新型コロナウイルス検査で陽性となった。英…
「言葉の海へ」鈴木耕

第167回:老いの繰り言(鈴木耕)

「老いの繰り言」って古い表現だけれど、まあ、「年寄りのボヤキ」ってことです。はい、ぼくは年寄りですよ。75歳ですから、いわゆる後期高齢者。このごろは「老いの繰り言」が増えちゃってねえ。カミさんも来年は後期の仲間入り。でも老夫婦の…
「言葉の海へ」鈴木耕

第166回:「狂」と「凶」(鈴木耕)

「狂」や「凶」という文字には、いいイメージがない。神社で「凶」のおみくじを引いてしまって嫌な気持ちになったことがある人もいるだろう。でもね、最近のニュースは、まさに「狂」や「凶」のつく言葉がピッタリのようなものばかりじゃありま…
「言葉の海へ」鈴木耕

第165回:「卑」人間(鈴木耕)

こんなことが罷り通る世の中になったのか、と思わず天を仰ぎたくなるような出来事が多い昨今である。ぼくの言葉では「卑しい」ということになる。『「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯』(城山三郎、文春文庫)という本がある。石田禮…
「言葉の海へ」鈴木耕

第164回:もう限界!(鈴木耕)

最近の新聞紙面で「もう限界です」という言葉をよく目にする。まるで悲鳴のような叫びを発する人が増えているのだ。東京・立川市の立川相互病院の窓には「医療は限界 五輪やめて!」「もうカンベン オリンピックむり!」との悲痛なメッセージが掲…
「言葉の海へ」鈴木耕

第163回:反骨(鈴木耕)

最近、気骨とか硬骨、反骨などと言う言葉を、とんと耳にしなくなった。どういう意味か、広辞苑をひいてみる。【気骨】自分の信念に忠実で容易に人の意に屈しない意気。気概。【硬骨】意志がかたく、権勢などに屈しないこと。【反骨】容易に人に従…
「言葉の海へ」鈴木耕

第162回:「接種券」は来たけれど……(鈴木耕)

先週の金曜日(23日)、市の「福祉保健部健康推進課」から封書が2通、我が家に届いた。ぼくとカミさん宛ての2通である。表には「新型コロナワクチン接種券 在中」、そして「大切なお知らせです。必ずお読みください。」と印刷してある。でも、接…
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第161回:5月になれば…(鈴木耕)

「5月になれば…」なんて、ちょっと素敵なフレーズだ。5月、若葉が萌え、山が笑う季節。青春小説のタイトルにもなりそうだ。そういえば寺山修司に『われに五月を』という詩集があったな。もうじき、そんな5月がやって来る。しかし……。年が明…