2022年7月7日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第206回:ああ、焼け太り!(鈴木耕)

国民が黙っていると好き勝手ばかりする連中がたくさん巣食っている場所が、東京のド真ん中にある。偉そうな石造りの建物の中だ。「焼け太り」という言葉がある。広辞苑には「火事に遭って、その後の生活や事業が以前よりかえって豊かになること」…
「言葉の海へ」鈴木耕

205回:たまには本の話でも…。(鈴木耕)

コロナのおかげで家に籠る日々が続く。会議やインタビューもリモートで済ますことが多かったので、よけい家にいる時間が増えた。まあ、書店へ行くことだけは絶やさなかったので、本がデスクやベッド脇に山積み。戦争のことは頭を去らないけれど、…
「言葉の海へ」鈴木耕

第204回:戦争に「解」はない(鈴木耕)

連日、報道されるのは戦争。流されるニュース映像は、瓦礫の山と化したかつての美しい街並み、泣き叫ぶ子どもたち、戦車の隊列と銃を撃ちまくる迷彩服の兵士たち、そして粗末な木の十字架が立てられた墓が並ぶ空き地……。繰り返される映像が僕の…
「言葉の海へ」鈴木耕

第203回:戦争と原発と核抑止論(鈴木耕)

ぞっとするニュースだ。ぼくは当初から「戦争と原発」について憂慮していたのだけれど、それがどうも現実的になったようだ。むろん、この戦争は一種の「プロパガンダ戦」の様相も呈しているのだから、ウクライナ側の発言をそのままそっくり受け…
「言葉の海へ」鈴木耕

第202回:ふるさと納税、税金の無駄遣い(鈴木耕)

「戦争」という二文字が頭の中で渦巻いて、このところ、悪い夢ばかり見ている。ぼくがまだ少年だったころ、「キューバ危機」があった。アメリカの裏庭と言われるカリブ海のキューバに、ソ連がミサイルを配備した。それに激高した米ケネディ大統領…
「言葉の海へ」鈴木耕

第201回:「死」について(鈴木耕)

連日のように新聞もテレビも戦争報道、その中で死者数も報じられる。数百人単位だったものが、いまや数千人。兵士だけではなく、一般市民の死者数も激増しているようだ。だがそれは単なる冷徹な数字にすぎず、そこに人間は見えない。想像してみる…
「言葉の海へ」鈴木耕

第200回:『戦争と平和』(鈴木耕)

おお、このコラムが今回で、連載200回目に到達!! そのめでたい回に、なんともやりきれない「戦争」について書かなければいけないなんて、悲しいなあ……。『戦争と平和』という巨大な小説がある。「巨大」な「小」説って、なんだか矛盾し…
「言葉の海へ」鈴木耕

第199回:五輪、コロナ、戦争……(鈴木耕)

腰痛がただ事じゃなくなった。それでも、少しは運動しなさいと、医者に言われて、そろりそろりと近所を散歩。座っていれば楽なので、車の運転は支障ない。そこで、近所の公園まで車で行って、公園を少し散歩、というパターンが続いている。家の近…
「言葉の海へ」鈴木耕

第198回:石原慎太郎氏をめぐって(鈴木耕)

やや旧聞に属するが、石原慎太郎氏が亡くなったのは、2月1日のことだった。断言するけれど、ぼくには彼を悼む気持ちはまったくない。山口二郎さんはツイートで、「石原慎太郎の訃報を聞いて、改めて、彼が女性や外国人など多くの人々を侮辱し、…
「言葉の海へ」鈴木耕

第197回:「歴史戦」という言葉(鈴木耕)

先日、ぼくはこんなツイートをした。〈「歴史戦」などというネット右翼用語を、NHKが平気で使い、さらに岸田首相まで口にした。日本最大のテレビ局や日本の最高責任者が認めたとすれば、日本総ネット右翼化が進行中ということになる〉。単に、こ…