2021年4月22日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第151回:「東京五輪」ができない七つの理由(鈴木耕)

東京オリンピックをめぐって、ダンマリを決め込んでいたマスメディアも、さすがにさまざまな意見を取り上げるようになった。まだはっきりと「東京オリンピックは中止したほうがいい」という態度を表明したところはないけれど、言葉の端々に「無理…
「言葉の海へ」鈴木耕

第150回:なじみの蕎麦屋さんが閉店してしまった(鈴木耕)

このコラム、もう150回目か。いつまで続けられることやら……、書き手がかなりポンコツになってきたからなあ。今年になって初めて深大寺へ行った。もう数カ月ぶりだ。深大寺とは、東京都調布市にある名刹。お寺もさることながら、すぐそばの神代…
「言葉の海へ」鈴木耕

第149回:本を殺すな!(鈴木耕)

小出版社が息の根を止められようとしている。2004年に改正された「消費税法」は、あらゆる商品に「総額表示」を義務付けた。しかし、それにはさまざまな理由から2021年3月までの猶予期間が設けられていた。「消費税転嫁対策特別措置法」である...
「言葉の海へ」鈴木耕

第148回:新しい酒は新しい革袋に(鈴木耕)

新しい年が明けた。改めて「明けまして…」と言いかけて、「おめでとうございます」とはすんなり続けにくい。めでたいのかなあ……と、ちょっと考えてしまうのだ。これはぼくだけじゃないらしい。いただいた年賀状も、いつもの年のように「また飲…
「言葉の海へ」鈴木耕

第147回:千句まで(鈴木耕)

2020年、終わります。一緒にこの国も終わりかけているような気がします。ぼくは、さまざまなところで安倍政権を批判してきた。コラムや書評や小さな市民TV局(デモクラシータイムス)などで、それなりに発信してきた。やっと安倍晋三氏は退陣した…
「言葉の海へ」鈴木耕

第146回:異様の人(鈴木耕)

「異能の人」という言い方がある。「異能」というのは「人にすぐれた才能」(広辞苑)ということで、「異能の人」といえば、「普通の人には考えも及ばないような発想をする特別な人」という意味で使われる。それにちなんだ言い方をすれば、菅義…
「言葉の海へ」鈴木耕

第145回:記者のいない「記者会見」(鈴木耕)

いやはや、ひどい「記者会見」だったな……と溜め息が漏れた。12月4日(金)午後6時、約2カ月半ぶりに開かれた菅義偉首相の「記者会見」を見ての、ぼくの感想だ。なんだかイヤ~なものを飲み込ませられて、吐き気だけが残るような後味の悪さ。な…
「言葉の海へ」鈴木耕

第144回:朝鮮文化とふれあうつどい(鈴木耕)

11月29日、うす曇りの日曜日、初冬の風が弱く吹いている日。ぼくら夫婦が、毎年たのしみにしているお祭りが今年も開かれた。「朝鮮文化とふれあうつどい」という。今年で第22回目というから、なかなか伝統あるお祭りになってきたようだ。府中市の…
「言葉の海へ」鈴木耕

第143回:怨敵退散、怨敵退散、ぐわーっ!(鈴木耕)

子どものころ観た時代劇映画の中に、山伏装束みたいな男たちが左手で印を組み、互い違いに組んだ焚き木の火に何かを投げ入れながら、その炎に向かって「オンテキタイサンオンテキタイサーンッ、ぐ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第142回:「空気」が重い、息苦しい(鈴木耕)

頭の上からじわじわと降ってくる「空気」が、妙にねっとりと重い。「きっと跳ね返すから、今に見ていろ!」とは思うのだが、ぼくの生きているうちに、この「空気」を取っ払うことができるかどうか……? ちょっと自信がなくなっている。普通だ..