映画作家・想田和弘の観察する日々
第56回:9月11日に思う。私たちに「やられても、やり返さない」覚悟はあるか(想田和弘)
想田和弘 -
今年も「あの日」がやってきた。9月11日である。あの日から16年の歳月が経ち、その記憶は薄れてきている。ニューヨークであの日を生きた僕の身体からも、社会からも。だからか、SNSには「あの日を忘れてはならない」というメッセージが...
映画作家・想田和弘の観察する日々
第55回:小川プロ「三里塚シリーズ」が示す、現代に生きる私たちの暗部(想田和弘)
想田和弘 -
小川紳介と小川プロダクションは、日本のドキュメンタリー映画史を語る上で欠かせない存在であり、彼らが残した作品群は「古典」である。古典であるからには..
映画作家・想田和弘の観察する日々
第54回:日米の比較で考える「議会が機能する条件」(想田和弘)
想田和弘 -
「共謀罪」法がついに施行された。 秘密保護法、安保法制に続いて、非常に問題が多く反対も強い法律が議論もなおざりのまま、ほとんど修正されることもなく、超特急の速さで通ってしまう状況を...
映画作家・想田和弘の観察する日々
第53回:左右の既成政治から離れた新しい「受け皿」(想田和弘)
想田和弘 -
安倍政権のスキャンダルや閣僚による失態が相次ぐ中、「かつてなら内閣が吹っ飛ぶような問題なのに」という言葉を頻繁に耳にする。しかし、いっこうに内閣は吹っ飛ばない。どころか支持率も下がらない。したがって安倍政権の自浄能力は起動しない。この国の政治は、いったいどうしてしまったのだろう...
映画作家・想田和弘の観察する日々
第52回 安倍政権のブルシットがまかり通る理由は何なのか(想田和弘)
想田和弘 -
安倍昭恵首相夫人を「私人」だとする答弁書を安倍内閣が閣議決定した時には、トランプ流「オルタナティブ・ファクト(代替事実)」、ここに極まれりと思った。僕に言わせれば、本欄 でも紹介した...
映画作家・想田和弘の観察する日々
第51回〜第1回
想田和弘 -
第51回〜第1回の記事は以下よりご覧ください。
http://www.magazine9.jp/category/article/soda/