2025年3月29日
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特別企画

みんなで語る「わたしと憲法」

コツコツと週1回の更新を続けてきた「マガジン9」、気付けば今年3月で創刊20年を迎えました。当初の名前は「マガジン9条」、「マガジン9」と名前を変えてからも、「憲法と社会問題」を変わらずテーマに掲げてきました。そこでこの「20周年」を…

連載陣に聞く「わたしと憲法」(松本哉さん)

いや〜、日本国憲法、前文からいきなり絶好調に飛ばしまくってますね〜。自分はまさかの法学部出身なのでかつては憲法は何度も読んでたはずなんだけど、改めて見てみると相変わらず絶好調のテンションでいい。ただ自分的には、ここ最近は法も国も...

連載陣に聞く「わたしと憲法」(想田和弘さん)

2005年3月1日に「マガジン9条」として始まった「マガジン9」も、今年で20周年だそうだ。「自民党を中心に改憲への動きが活発化する中」、このサイトは立ち上げられた。思えば、戦後を通じて改憲への動きは常に活発化しているというか、活発化...

連載陣に聞く「わたしと憲法」(川口創さん)

弁護士になって20年あまり。振り返れば、想定を遙かに超えて、憲法を活用してきた。弁護士2年目の2004年に、弁護団事務局長として提訴した自衛隊のイラク派兵違憲訴訟では、2008年、名古屋高裁で憲法9条違憲判決を得ることができた。そしてその年...

連載陣に聞く「わたしと憲法」(岩下結さん)

「憲法とは?」そう自問して、最初に浮かんだのが「理性」という言葉だった。海の向こうの超大国で、理性が吹っ飛んだ、というか、理性そのものを敵視するかのような政権の蛮行を日々見せられているせいかもしれない。 わたしたちは常に理性的と...

連載陣に聞く「わたしと憲法」(雨宮処凛さん)

今年は私にとって生誕50年、同時にデビュー25周年という「記念」の年だ。そしてなんとこのweb媒体「マガジン9」の20周年でもあるという。思えば「マガジン9」との出会いは2006年、インタビューを受けたことがきっかけだった。何を話したのか…

連載陣に聞く「わたしと憲法」(三上智恵さん)

憲法ってのは、ナマモノだ。もしかして賞味期限がとっくに切れているかもしれない。心配したほうがいい。来年で80歳になる憲法が、いつもスーパースターの如く元気に活き活きとパワーを発揮し続け、私たちを守ってくれているに違いない、と思い込…

連載陣に聞く「わたしと憲法」(小林美穂子さん)

生活困窮者支援に関わるようになって15年余り。今でこそ社会の周縁に追いやられた人たちや自分自身の「生きる権利」「幸せを追及する権利」のために、断片的で生半可な憲法・法律の知識を吐くことの多い私ですが、それまでの生活は憲法から遠く離…

連載陣に聞く「わたしと憲法」(渡辺一枝さん)

朧げな記憶だけれどまだ幼児の頃に母や周囲の大人たちから、「日本は、もう戦争をしない」と国の約束事を決めたのだと教えられた。教えてくれた大人たちの誰もが、戦争で家族や身内を亡くすか、または傷病者にしていた。私も父を亡くしていた。だ…

連載陣に聞く「わたしと憲法」(小嶋亜維子さん)

ホワイト・ソックスはここ数年パッとしないけれど、夏の野球観戦はやっぱり楽しい。チームの帽子をかぶってホットドッグを食べながら、試合を観る。シカゴの冬の寒さは本当に厳しくて(年に数日、南極より寒い、という日がある)、だからこ…