雨宮処凛がゆく!                
                
                        
        第647回:『秋葉原事件を忘れない この国はテロの連鎖へと向かうのか』 中島岳志さん、杉田俊介さん、斎藤環さん、平野啓一郎さんと語り合った一冊。の巻(雨宮処凛)
                    雨宮処凛 -                                                         
                
                    「(前略)死刑になりたいとは思いませんし、死刑になりたくないとも思いません。生かされているうちは生きますし、殺されるときには殺されます。それだけの話です。確かに苦しいのは嫌ですが、自殺大国日本では年間に約1万人がセルフ絞首刑を執行…                
            
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        第646回:末期がん、余命わずかで死刑を宣告されたあるロスジェネ〜刑務所と生活保護・貧困ビジネスの後半生。の巻(雨宮処凛)
                    雨宮処凛 -                                                         
                
                    最近、私と同い年で死刑を宣告された人の存在を知った。山田広志、48歳。1974年生まれで、75年生まれの私とは学年が同じである。旧姓は松井。寝屋川中学生殺害事件で死刑が確定している山田浩二死刑囚と養子縁組して山田姓になったという(その…                
            
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        第645回:全国の大学に広がる「だめライフ愛好会」とはなんなのか。〜中央大学だめライフ愛好会に聞いた。の巻(雨宮処凛)
                    雨宮処凛 -                                                         
                
                    あなたは「だめライフ愛好会」を知っているだろうか。私が初めてその言葉を目にしたのは数ヶ月前、Twitterでのこと。「中央大学だめライフ愛好会」というアカウントを発見したのがはじまりだった。なにやら物好きな大学生がこの社会の窮屈さにささ…                
            
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        第644回:15年前、なぜ船は沈んだのか〜『黒い海 船は突然、深海へ消えた』の巻(雨宮処凛)
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                     重度障害の当事者である市川沙央さんが小説『ハンチバック』で芥川賞を受賞したことが大きな注目を集めているが(まだ読んでない。読みたい)、この5月に第54回大宅壮一ノンフィクション賞を、そして7月に本田靖春ノンフィクション賞を受賞し…                
            
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        第643回:いつまで「凶器」は野放しにされるのか〜SNSの誹謗中傷に思う〜の巻(雨宮処凛)
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                    タレントのryuchellさんが7月12日、亡くなった。享年27。報道によると自殺とみられる、ということだ。このことに、日本中がショックを受けている。私も大きな衝撃を受けている一人で、気持ちの整理がつかないままにこうして原稿を書いている。動…                
            
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        第642回:頭脳警察・PANTAさんの訃報。の巻(雨宮処凛)
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                    7月7日、七夕の日、尊敬する人が亡くなった。それはPANTAさん。言わずと知れた「頭脳警察」のボーカルだ。享年73。そんなPANTAさんと、私はこの20年ほど親しくさせて頂いた。きっかけは、イラク戦争。2003年3月に開戦したイラク戦争の1ヶ月…                
            
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        第641回:関東大震災から100年の日に公開される『福田村事件』。の巻(雨宮処凛)
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                    エンドロールが終わっても、しばらく席を立てなかった。それくらいの衝撃作を観た。それは森達也監督の『福田村事件』。今から100年前の関東大震災の時に起きた実際の事件を映画化したものだ。事件が起きたのは震災から5日後の1923年9月6日。大…                
            
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        第640回:「金を返せ」。福島から避難してきた子どもが投げつけられた言葉。の巻(雨宮処凛)
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                    ネットフリックスで配信されている『THE DAYS』、あなたはもう観ただろうか。12年前の福島第一原発事故を描いたドラマだ。東電の吉田所長を演じるのは役所広司氏。臨場感溢れる映像に、手に汗握りながら一気に観終えたのだが、久々に「…                
            
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        第639回:なぜ維新なのかについてのロスジェネ的考察。の巻(雨宮処凛)
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                    日本維新の会が人気だ。毎日新聞が5月に実施した「立憲民主党と日本維新の会、どちらが野党第一党にふさわしいか」(支持政党にかかわらず)という世論調査では、維新と答えた人が47%、立憲と答えたのは25%。倍近い差がつく結果となった。維新…                
            
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        第638回:国会、江戸時代に戻る〜萎縮を狙った「見せしめ」としての懲罰〜の巻(雨宮処凛)
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                    6月9日、入管法の改悪が参議院本会議で可決、成立した。この連載でも触れてきたように、そもそも立法の根拠が崩壊していることが明らかになったにもかかわらず、外国人を見殺しにするような恥ずべき法案が、である。私の知る外国人の中には、「こ…                
             
		
 
    




















