2022年11月30日
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渡辺一枝

渡辺一枝
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わたなべ・いちえ:1945年1月、ハルピン生まれ。1987年3月まで東京近郊の保育園で保育士として働き、退職後は旧満洲各地に残留邦人を訪ね、またチベット、モンゴルへの旅を重ね作家活動に入る。2011年8月から毎月福島に通い、被災現地と被災者を訪ねている。著書に『自転車いっぱい花かごにして』『時計のない保育園』『王様の耳はロバの耳』『桜を恋う人』『ハルビン回帰行』『チベットを馬で行く』『私と同じ黒い目のひと』『消されゆくチベット』『聞き書き南相馬』『ふくしま 人のものがたり』他多数。写真集『風の馬』『ツァンパで朝食を』『チベット 祈りの色相、暮らしの色彩』、絵本『こぶたがずんずん』(長新太との共著)など。

第4回:ふくしまからの日記②〈後編〉(渡辺一枝)

板倉さんの家を出てから、楢葉町の宝鏡寺に向かいました。先月は山桜を見た山中も、もうすっかり新緑で、車で通り抜けていてさえも体が緑に染まりそう! 4月の半ばとは思えない風景でした。宝鏡寺に着くと、伝言館の外で入り口辺のセメント塗り…

第3回:ふくしまからの日記②〈前編〉(渡辺一枝)

3月に訪問した福島県富岡町の板倉正雄さんと、楢葉町の早川篤雄さんを再訪しました。前回のコラムは、板倉さんの原発事故後の避難生活と自宅に帰還してからを書きましたが、今回は幼少期のことや青春時代を送った満州での生活、帰国後に営林署勤…

第2回:ふくしまからの日記①〈後編〉(渡辺一枝)

板倉さんのお宅を辞してから、楢葉町の宝鏡寺に行った。宝鏡寺はいわき訴訟原告団長の、早川篤雄さんが御住職を勤めるお寺だが、早川さんはそこに核災害の教訓を伝える施設「伝言館」を造られ、東日本大震災から10年目の3月11日に開館したと聞い…

第1回:ふくしまからの日記①〈前編〉(渡辺一枝)

東日本大震災と福島第一原発事故の後、たびたび福島に通い、地元の人たちの声に耳を傾け続けてきた作家の渡辺一枝さん。そこで見聞きしたこと、感じたこと、そしてご自身の日常の中で考えたことな…