雨宮処凛がゆく!
第696回:多発する闇バイト強盗事件〜若年層のホームレス化を放置してきた社会がこれから払わされるツケ。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
衆院選真っ只中である。テレビやネットメディアでは党首討論などが放映され、各政党が政策や主張を展開。普段からこれくらいやってほしいものだと思いつつ見ているが、そんな中、思わず「お前が言うか?」と叫びそうになったことがあった。それは…
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第695回:「どこにいますか?」「なぜ沈黙を貫いているのですか?」〜母と親友を亡くしたガザの若者からのメッセージ。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
ジェノサイドが開始された10月7日から、丸一年経ちました。この一年で、私たちは前例のない規模の破壊を目撃し、愛する者たちを失い、かつて美しい思い出に溢れていた私たちの人生は悪夢へと一転しました。私たちはこの悲劇の中心を生きています…
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第694回:唐沢俊一氏の訃報に、サブカルと孤独死とヘイトと「受援力」などについて考えた。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
9月末、唐沢俊一氏が亡くなったことが報じられた。享年66。2000年代に放送されたバラエティー番組「トリビアの泉」のスーパーバイザーをつとめ、「トンデモ本」などを品評する「と学会」などの仕事で注目された「雑学王」。90年代にサブカ…
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第693回:袴田さんの無罪に思う〜私がこれまで出会った冤罪被害者の服役期間、合計で125年〜の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
「袴田巌さん、再審で無罪」。ニュース速報で流れたその文字に、思わず「おおお!」と言いながら立ち上がっていた。身体中から熱いものが溢れ出しそうな、そんな気持ちに包まれた。そして「よかった……」と口にしたものの、失われた時間のあま…
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第692回:「勝ち組ロスジェネ」が世代間対立を煽った果てに起こり得る最悪な未来予想図〜「老害」「高齢者バッシング」の罠と石丸伸二氏的なもの(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
「いま、男性は平均で約193万円の公的年金を受け取っています(2022年の老齢年金受給者実態調査)。月額だと16万円です」。9月19日の朝日新聞に掲載された「自分に最適な受給開始年齢は」という記事に書かれた一文を読んで、ひっくり返りそ…
雨宮処凛がゆく!
第691回:自民党という人災〜「失われた30年」の戦犯であり、この国を衰退させた張本人たちによる総裁選。の巻(雨宮処凛)
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メディアは連日、自民党総裁選一色だ。過去最多、9人の候補者が乱立し、いろんなことを言っている。9人中5人が世襲議員、また9人中4人は選択的夫婦別姓に反対のところなどを見るたびに(反対なのは高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、加藤勝信…
雨宮処凛がゆく!
第690回:「弱者」「かわいそう」と言われると腹が立つ問題。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
「(前略)だまされたかわいそうな人間として扱われると腹が立つものです。私自身、取材がてら出演作品の販売停止の手続きを進めようとしましたが、支援団体から『かわいそうな人』との扱いをされ、しんどくなって途中でやめてしまった」。この言…
雨宮処凛がゆく!
第689回:「皆殺し」「豚の餌」「はよじさつしろ」〜クルド人への見るに耐えないヘイトの数々と、101年前の関東大震災時のデマとの類似性。の巻(雨宮処凛)
aocada -
「帰れ クソゴミクルド人 犯罪者、トルコへ帰れ」「お前らクルド人全員殺してやるからな 覚悟しとけ」「はよしねよクルド人 気持ち悪い人種は生きんな はよじさつしろ」「皆殺しにして、豚の餌にしてやる」。これらの言葉は、埼玉県でクル…
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第688回:日本が「貧しい」ことがバレバレになった岸田政権の3年間と、外国人にも働く先として選ばれなくなりつつある「元経済大国」がどう軟着陸するかという難題について。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
8月14日、岸田首相が次の自民党総裁選に出ないことを表明した。これによって現在、秋の総裁選に誰が出るのか、時期総裁は誰かに注目が集まっている。そんな中、若手のホープ的に注目を集めている小林鷹之氏の演説をテレビで見かけた。小林氏と…
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第687回:『難民・移民のわたしたち これからの「共生」ガイド』で取材した、この国の外国人を取り巻くリアル。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
「自分はまわりにいる友だちとは全然違って、生きる権利を持っていないことを知りました」。この言葉は、日本に住む16歳(当時)の女の子・みさきさん(仮名)のものである。ある集会で、彼女の音声が紹介された。なぜ、「生きる権利」がないのか…
第76回:日航123便はなぜ墜落したのか(森永卓郎)
森永卓郎の戦争と平和講座