緊急選挙アンケート「あなたの一票はどこへ?」(その2)

いよいよ参議院選挙の投開票は今週末、7月21日です!
「マガジン9」では、読者のみなさんにアンケートを実施して、
今回の投票に際して、どんな「政策」や「言葉」を重視するのかを伺いました。
先週・今週と2回の更新に分けて発表しています。
あなたは大切な一票をどこへ入れますか? ぜひ参考にしてみてください。

●クロねこNYANさん

「消費税10%反対!」「溶かした年金返せ!」「平気でウソつくな!」 「99%の国民の為の政治」

このままでは国民の人生(生活)は崩壊します。


●趣味は選挙2019さん

「戦略的投票」

情勢分析を新聞、ネット、週刊誌でみて、当落線上の野党候補に入れます。
そのためには、街頭演説を聞くことは必須です。
比例は迷うところだわ~。障害者の議員さんを送り込みたい気持ちもあるし、原発問題にずっと取り組んでいるあの人にも入れたい。
ぎりぎりまで考えます。


●suulinさん

「民主主義を大切にし、憲法を理解し、三権分立を尊重し、主権者である国民一人ひとりを尊敬できる政党及び候補者を選択します」

安倍政権ほど、私の人生で民主主義を踏みにじり、憲法を理解せず、三権分立を無いものにしている政権はない。
主権者である私達を選別し、差別さえしている政府。海外のメディアからは、独裁政権の様だとまで言われる存在。今回の選挙は人権・言論の自由・国民主権という、人としての基本的な権利の存続がかかっていると思う。
そんな観点から、市民の意見を大切にし、民主主義を私達と共に守り、創り上げる意思を持つ政党・候補者を選びたいと思っています。


●須田康隆さん

「権力を一極化させない」

権力を一極化させないことを重視して、投票先を選んでいます。
ひとつの勢力や政党が大きな力を持ってしまうことが民主主義の意思決定を歪める原因だと思っています。数の力で押し通せるから議論を軽視して強行採決を行い、政治への信頼が失われてしまう。
異なった政治的立ち位置の政党がバランスよく議席を占め、情理を尽くした対話なしには合意形成ができないような「めんどうくさい民主主義」が個人的な理想です。
与党が自民党でもいい。安倍政権のままでも構わない。でも何か政策を推し進めるときに、国民と野党を説得する義務を負う。その気概がある政党に政権を任せたいです。


●茶屋 三郎さん

「経済」

最重要項目は「経済」。数々の政治的暴走(憲法破壊と米国との軍事上の従属的一体化)にも拘わらず、国政選挙となると安倍政権が勝ち続けてきた。その原因は野党の多くが社会の下部構造である経済を軽視し、アベノミクスに対抗する包括的で整合性のある経済政策を提示してこなかったことにある。
何人かの経済学者の頑張りで、やっと「反緊縮路線」が注目されるようになった。この重要性を理解する政党、候補者に注目している。


●T.Sさん

「社民党」

歴史ある党が消滅の危機だそうだ。社民党だ。がんばってきた老舗のリベラル政党がなくなってしまうのはさびしい。安倍一強政治に対抗するためにも、まだ必要な党ではないだろうか。だから私は、社民党へ投票しようかなと思っている。無くなっちゃ困るもの。


●俄か道産子さん

「有限実行」

2011.3.11の東日本大震災の自主避難民の一人として、有言実行の山本太郎さんを支持しています。今の日本の諸悪の根源は、日米地位協定の存在だと思います。
そのためにも、真実を隠し続ける政治とは決別したいと願ってます。


●ぴあくみさん

「原発・エネルギー政策」

福島の原発事故から、もう8年が経ってしまいましたが、忘れさられたように、TVでもマスコミでも取り上げられなくなりました。現政権はなかった事にしたいようで、先日の安倍首相の「新規の原発建設も辞さない」との姿勢に、まだやるのか……と思ってしまいました。
地震火山列島日本は、これから起こると言われている大地震を本気で考えているのでしょうか? 北海道から九州まで、どこかでいつか国が滅びてしまう規模の大地震が控えているのです。それなのに、また福島のように、誰も何も住む事が出来ない地域を作るつもりなのでしょうか? 使用済み核燃料の最終処理方法も決まっていないのに、また新しい核のゴミを製造するつもりなのでしょうか?
判っている事は、誰も負の遺産を引き受けたくないという事だけです。いつまでも棚上げにしている原発問題は、現政権の問題先送り政治を物語っていると思います。日本のエネルギー政策は、あまりにも利権だけを考えていて、他国から取り残されてしまっています。環境問題などを考慮し、世界の動向を見通している党、議員を選びたいと思っております。


●冷し中華はじめましたさん

「レベルの低い『論点』ですが…」

嘘をつかない。開き直らない。強弁しない。


●ふうみんさん

「お金の心配せずに、学び、生きていける社会」

お金の心配せずに、学び、生きていける社会。生きることが息苦しい、そんな時に立ち止まって居場所がある。このことが、大切だと受け止める社会システムに変えるために、投票します。勝ち組(?)の上から目線は疲れます。


●ぷーさん

「社会保障・消費税・格差の偏り」

広い意味での社会保障をめぐる課題。直近ではダメ元でも消費税増税をストップ。中長期では、世代や職業、居住地域による格差の偏りをなくさないと。米軍基地や原発を抱える地域にリスクが集中しすぎとか、一次産業従事者が割りを食いがちとか、今のシニアと将来シニアの家計に差が出すぎとか。
消費増税の阻止を、近視眼的に票とりのためにじゃなく、大局的に位置づけて、戦略的に政策を打ち出す候補者を支持したい。


●ブルースマンさん

「経済・貧困対策」

全ての人々の生活が生涯に渡って安定して営める社会の仕組み。
現憲法の基本的人権を保証することを現実化させることを最優先させることで、改憲の抑止としたい。理論、題目では改憲勢力に勝てない。


●ぺこりさん

「格差是正」

格差(現実問題としては手取りの所得格差)の是正です。
生き死にに直結するような格差はないと思いますが、正義に反するような、大企業や富裕層の国境を越える節税(優遇)は、やっかみですが、嫌ですね。


●Holmesさん

「改憲だけは絶対に許すな」

安倍政権はこれまでも秘密保護法・共謀罪と憲法違反の立法をしてきましたが、最悪なのは、それまで自民党内や内閣法制局でも行使できないとされてきた集団的自衛権を閣議決定だけで行使できると憲法解釈を変更し、戦争法制を成立させたことです。
安倍晋三は今度の選挙で改憲の意欲満々です。9条加憲だけではなく、緊急事態条項も心配されます。9条加憲が認められると、「後法優先の原則」により、9条1・2項が無効化されてしまいますますし、もし、緊急事態条項が憲法に書き込まれたら、ナチスの全権委任法と同じ効果を発揮し、日本の民主主義と基本的人権は息の根を止められるでしょう。これだけは絶対に阻止しなければなりません。
そのためには自公・維新に3分の2の議席を絶対に渡さないことです。私は近所の「九条の会」会員ですが、誰もが口を揃えて改憲だけは絶対に許すなと主張しております。


●松宮光興さん

「外交・平和憲法・原発は即時廃止」

トランプ大統領が日米安保の見直し発言をしました。安保条約も地位協定も、私たちは逆の意味で不平等と考えてるのですから、この際、全面的見直しをすべきだと思います。でも、これを任せられる人物は思考停止の安倍政権には不可能です。
いずれにしても、対米従属を排し近隣の韓国や中国をはじめ諸外国との対等な友好関係を作る。平和憲法は維持、原発は即時すべて廃止する政党を支持します。


●宮内文恵さん

「共産党」

安倍首相と対決して、はっきり、スッキリ、替わる提案もわかりやすい。共産党でしょう。


●モクレンさん

「沖縄」

全ての現政治の問題点が「沖縄」問題に集約されていると思われます。まず、市民一人ひとりが、国の未来に目覚めて、“あなたまかせの”生き方を改めたいものです。今、自分さえ不自由がないなら、考えることをやめて、波風立てないでおこうというのでは、自分の周囲の不平等も、自国も他国も救えません。私は、沖縄問題と経済効果政策を軸に一票を投じます。


●山本隆子さん

「改憲反対、原発再稼働反対、辺野古新基地建設反対の野党へ」

 


●ゆうきさん

「自民党VS山本太郎」

反安倍ってだけの肝心の中身が整合しない薄っぺらい野党共闘には断固No!
今回は自民党に負けるのは仕方ない。……与党に勝てばいい。
ターゲットは「公明党」。それを果たせば、次の選挙、注目度あがりますよ?
 れいわ新選組が仮に東京議席取れば、公明党、どうなりますかね?
政治が楽しくなりますよ。色々と。


●渡部庄一さん

「まともな政治」

まともな政治に変える。安倍総理には二度と戻れないようにしてもらう。


アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございました!

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