2024年11月26日
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雨宮処凛

雨宮処凛
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あまみや・かりん:作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。06年より格差・貧困問題に取り組む。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。近著に『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書)、『学校では教えてくれない生活保護』(河出書房新社)、『祝祭の陰で 2020-2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く』(岩波書店)。反貧困ネットワーク世話人。「週刊金曜日」編集委員。

第459回:「フェミニスト・ファイト・クラブ」で日米共通の「女子という呪い」を知る。の巻(雨宮処凛)

「気立てがよくなくてはいけないが(女性はみんなそうだから!)、よすぎてもダメ(人のいいなりになりたくないだろう)。母親らしさは必要だが(人の面倒を..

第458回:「夢は叶う」と思わせてくれた人たち MALICE MIZER 25周年。の巻(雨宮処凛)

9月9日、MALICE MIZER25周年のライブに行ってきた。MALICE MIZERとは、1997年にメジャーデビューし、怒涛の快進撃で横浜アリーナ公演などを...

第457回:『毒親サバイバル』から考える「家族の絆」至上主義の罪。の巻(雨宮処凛)

月末、17年度の児童虐待が13万件と過去最多であることが報じられた。その中でも、子どもの心を言葉や行動で傷つける「心理的虐待」が半数を超える...

第456回:終戦の日、インドネシア人研修生に「推し」についての「いい話」を聞きバンギャ魂に火がつく。の巻(雨宮処凛)

「平成最後」の終戦記念日を、あなたはどのように過ごしただろうか。私はアジア各国の人々と、文字通り歌って踊って遊んで過ごした。国籍は...

第455回:「産むな」ってこと? 「産め」ってこと? 東京医大問題と「生産性がない」問題。ふたつの抗議の現場から。の巻(雨宮処凛)

「成績よかったら、テストの後で男子に『女のくせに生意気だ』って言われる。東大に入ったら...

第454回:「生産性」より「無条件の生存の肯定」。の巻(雨宮処凛)

自民党・杉田水脈氏の「『LGBT』支援の度が過ぎる」という記事が大きな批判を浴びている。「新潮45」8月号に掲載された記事だ。この中で、杉田氏は「そもそも日本には、同性愛の人たちに対して...

第453回:「小田原ジャンパー事件」、その後〜「誰もやりたがらない仕事」から、「もっともやりがいのある仕事」へ。の巻(雨宮処凛)

歴史的な、記念すべき集会だった。その日、何人もからそんな声をかけられた。私もまったく同じ思いだった。貧困問題にかかわり始めてから12年...

第452回:麻原彰晃をはじめとして7人の死刑執行。の巻(雨宮処凛)

オウム真理教・麻原彰晃をはじめとして7人の死刑が執行された。「オウム事件真相究明の会の立ち上げ記者会見をしたのが6月4日。それからわずか1ヶ月での死刑執行だった。執行前日には、会での...

第451回:『フェイクと憎悪』との向き合い方。の巻(雨宮処凛)

BBCが制作した、伊藤詩織さんを追ったドキュメンタリー番組『日本の秘められた恥』を観た。観ながら、何度か言葉を失う瞬間があった。それは、詩織さんをよく思わない人たちによる明らかな二次...

第450回:地震があった日、京都行きの予定がある中で考えたこと。の巻(雨宮処凛)

もう、「震度5以上の地震が起きたら復旧・人命救助にかかわる以外の仕事は基本休み」とか、そういうふうに決めた方がいいんじゃないか? そういうルールが、一刻も早く必要なんじゃないか?