2024年5月9日
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雨宮処凛

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あまみや・かりん:作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。06年より格差・貧困問題に取り組む。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。近著に『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書)、『学校では教えてくれない生活保護』(河出書房新社)、『祝祭の陰で 2020-2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く』(岩波書店)。反貧困ネットワーク世話人。「週刊金曜日」編集委員。

第436回:「立川市生活保護廃止自殺事件調査団」、市と話し合いの場を持つ。の巻(雨宮処凛)

「本人から『眠れない』とか『生きづらい』とか、そんな言葉があれば医療機関を紹介したりすることもありますが、病気とか障害とか一見わからない...

第435回:「信教の自由」と「子どもの人権」のはざま〜『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』を読んで〜の巻(雨宮処凛)

以前、親が亡くなって児童養護施設にいた人に取材した際、衝撃的な話を聞いたことがある。自分...

第434回:大晦日の炊き出し現場、そして「明日を生きてもいいですか」デモ。の巻(雨宮処凛)

大晦日の夜、その人はスーツ姿で都内の炊き出しに並んでいた。背中には大きなリュック。片手で重そうなトランクを引いている。 並んでいるのは...

第433回:サンタクロースがこないクリスマス 〜生活保護基準、またしても引き下げ〜の巻(雨宮処凛)

今年のクリスマス、あなたはどんなふうに過ごしただろうか。恋人と素敵なディナーをした人もいるかもしれないし、家族とゆっくり過ごした人も...
第432回:2017年を振り返る。の巻

第432回:2017年を振り返る。の巻(雨宮処凛)

2017年も終わりに近づいている。今年を振り返ってみると、年明けそうそう衝撃を受けたのは小田原市の「保護なめんなジャンパー」事件だ。ご存知、小田原市の生活保護担当職員が...
第431回:革命バカ1代、塩見孝也、死す。の巻

第431回:革命バカ一代、塩見孝也、死す。の巻(雨宮処凛)

塩見さんが死んだ。塩見孝也。1960〜70年代、革命を目指し、武装蜂起を主張した赤軍派の元議長。70年、ハイジャックの共謀や爆発物取締法、破壊活動防止法違反などで逮捕。獄中20...
第430回:私が「死にたい」と言ってた頃〜座間の9人殺害事件を受けて〜

第430回:私が「死にたい」と言ってた頃〜座間の9人殺害事件を受けて〜の巻(雨宮処凛)

11月9日、共同通信の取材で神奈川県座間市のアパートを訪れた(記事は配信されているので読める方はぜひ)。9人の遺体が発見された、あのアパートで...
第429回:アジアのコールセンター、ワーキングホリデー〜劣悪すぎる日本の「労働」から逃げ出す人々〜の巻

第429回:アジアのコールセンター、ワーキングホリデー〜劣悪すぎる日本の「労働」から逃げ出す人々〜の巻(雨宮処凛)

先週、日本にワーキングホリデー(ワーホリ)で来ているという韓国人男性と食事する機会があった。2週間前に日本に来たという30歳の彼は...
「この国を、守り抜く」に、後藤健二さん、湯川遥菜さん殺害事件を思う(雨宮処凛)

第428回:「この国を、守り抜く」に、後藤健二さん、湯川遥菜さん殺害事件を思う。の巻(雨宮処凛)

「高齢者と障害者をどう扱うかに、市民と国民の性格が表れます」  この言葉は、相模原障害者施設殺傷事件の追悼集会に、インドから寄せられた言葉...

第427回:安倍政権の5年間を、「生活」から振り返る(雨宮処凛)

突然だが、あなたは「アベノミクス」で儲けたりとか、しただろうか?そんなことを問うてみたのは、私の周りで「アベノミクス」でウハウハという人が一人もいないばかりか...