言葉の海へ
第264回:「ジャニーズ問題」について(鈴木耕)
鈴木耕 -
先日、旧知のTVディレクターから電話があった。BS局だが、かなり硬派の社会性を持った番組に携わっている女性だ。彼女の電話の趣旨は「ジャニーズ問題を取り上げたいが、どなたか適切な意見を語ってくれる関係者はいないだろうか?」ということ…
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第263回:それでもぼくは新聞を…(鈴木耕)
鈴木耕 -
あーあ…と、がっかりしてしまう記事。各紙に載っていたが、朝日新聞(5月4日付)を引用しよう。〈「報道の自由 日本は68位 主要7カ国で最下位」 国際NGO 「国境なき記者団」(本部パリ)は3日、2023年の「報道の自由度ランキング」を…
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第262回:「人権国家」なんて言うな!(鈴木耕)
鈴木耕 -
不思議に思うことがある。少子化を嘆き、労働力不足に陥り始めた日本で、なぜこんなにも外国人を排斥し、国外退去を迫る人が多いのだろうか?
むしろ、彼らを大切にして、仲間として一緒に暮らすほうが、衰退し始めた日本にとっては必要なことだ…
柴田鉄治の「今月の論点」——新聞、テレビを斬る
第261回:宗教と政治(鈴木耕)
鈴木耕 -
統一地方選の前半戦が終わった。様々な分析がなされているが、維新の勝利が大きく報道されている。関西地方の地域政党であったものが全国政党に躍り出た、という評価だろう。維新幹部のはしゃぎようも半端じゃない。自民党政府はさっそく、大阪I…
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第260回:レクイエム(鈴木耕)
鈴木耕 -
しきりに「訃報」が届く。つい最近、ぼくの30年来の友人でTVジャーナリストの川村晃司さんが亡くなられた。ぼくも加わっている市民ネットTV「デモクラシータイムス」の関係者としては、早野透さんに続いてのご逝去。さびしくって仕方ない。今回は…
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第259回:熱狂を少し離れて…(鈴木耕)
鈴木耕 -
それにしても凄かったなあ、WBC。いえね、日本代表の頑張りは確かに素晴らしかったですよ。しかし、あんなにも熱狂するもんかねえ。ぼくはあらためて驚きましたよ、この国の底知れぬパワーに(苦笑)。これまでぼくは「WBC」って何の略かも知…
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第258回:沖縄は今(鈴木耕)
鈴木耕 -
ツイッターを見ていたら、思わず胸がつまった。大袈裟太郎さんがツイートにあげてくれた映像が、あまりに悲しく切なかったのだ。3月18日、沖縄の石垣島で、自衛隊駐屯地(基地)へのミサイル弾薬搬入が始まった。反対する人たちが搬入を阻止しよ…
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第257回:「改正」と「改定」(鈴木耕)
鈴木耕 -
かつて「60年安保闘争」という巨大な市民運動が盛り上がったことがあった。年号が示す通り1960年のことである。岸信介首相による「日米安全保障条約改定」に反対する市民、労働者、学生、それに商店主や農業者までが加わった、一大国民運動であっ…
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第256回:『新篇 秋田音頭』(鈴木耕)
鈴木耕 -
ぼくのふるさとの民謡に『秋田音頭』というのがある。なんとも陽気な(というより能天気な)歌である。ほとんどメロディはない。ただ景気のいい秋田弁が、まるでラップ・ミュージックのように次々に飛び出す。そう、これはジャパニーズ・ラップの…
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第255回:気球騒動記(鈴木耕)
鈴木耕 -
ずいぶん前のことだけれど、浅田美代子さんというアイドルがいた。彼女のデビュー曲が『赤い風船』だった。やや頼りない歌唱力が逆に魅力になって(?)大ヒットした。ぼくはそのころ芸能雑誌の編集者だったので、彼女とはずいぶん親しくしてい…