2025年9月18日
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松本准平さんに聞いた:唯一の被爆国に生きる私たちの思いが重なった~映画『長崎―閃光の影で―』~

8月1日全国公開(7月25日長崎先行公開)予定の『長崎―閃光の影で―』は、80年前の8月9日の原爆投下直後から被爆者の救護に当たった看護学生たちの40日間に渡る物語です。約500人いたともいわれる看護学生の中から、作品では幼馴染の3人の少…

入管収容を知っていますか? ~外国人の人身の自由について考える~ 講師:児玉晃一氏

約30年もの間、入管(出入国在留管理庁)の収容問題に取り組んでいる弁護士の児玉晃一さん。初めて入管収容事件にかかわったとき、12歳のイラン人の少女から「私たちを助けてくれるの?」と問われて、答えられなかったと話します。収容問題に対…

松原文枝さんに聞いた:映画『黒川の女たち』が問う戦争と性暴力、加害と犠牲

戦後80年となるこの夏、満州開拓団を襲った悲劇を描いたドキュメンタリー映画『黒川の女たち』が公開されます。岐阜県黒川村から満州に渡った開拓団の娘たちに何が起きたのか。帰国後彼女たちを待ち受けていたものは……。長い間封印されてきた戦…

日本人ファースト、ジェンダー観、家族観……弁護士が、参政党「新日本憲法」を読んでみた

参院選を前に、「日本人ファースト」をスローガンとする参政党の支持拡大が伝えられています。一方で、その排外主義的・前時代的な政策や党首発言に「危ない」と警鐘を鳴らす声も。では、具体的に何が、どんなふうに「危ない」のか? その手がか…

日本における気候訴訟~将来世代を気候危機から守れるか~ 講師:小出薫氏

相次ぐ自然災害、毎夏の猛暑……気候変動の影響は、すでにさまざまなところで表れてきているように感じます。しかし、その悪化を防ぐための実効的な対策は、十分に行われているとはいえません。そんな中、司法の力を使って対策を前に進めようと…

『選挙と鬱』(2025年日本/青柳拓監督)

終盤に差し掛かってからタイトルバックが入る映画を初めて見た。当初のテーマは「選挙」だった。2022年6月、「浅草キッド」のベテラン芸人であり、著作も多数記している水道橋博士が「松井一郎前大阪市長からスラップ訴訟を提起された」こと…

国際人権法からみた「外国人の人権」 講師:申 惠丰氏

「憲法と国際人権法による人権保障」シリーズの第1回は、「外国人の人権」がテーマ。国際人権法の国内実施の状況の比較について研究を続けていらっしゃる申 惠丰さんが、入管法の問題を中心に、国際人権法の基本から「外国人の人権」をめぐる今日…

なぜドナルド・トランプは『ミッション:インポッシブル』の物語を無効にするのか(芳地隆之)

先日、M:I(ミッション:インポッシブル)シリーズ第8作となる『ファイナル・レコニング』を見た。トム・クルーズのアクションは衰えを知らず、3時間弱、当方はスクリーンに釘付けだった。見終わった後も、テーマ曲が脳内で鳴り響き、人気の…

【5月31日(土)マガ9学校開催!】なんでいま、「憲法」がテーマなの? ~キュウとキュウ子のつぶやき~

今度、5月31日(土)に久しぶりのマガ9学校をやるんだよね。そうそう、「フトコロに憲法 未来に希望」というテーマで、作家の雨宮処凛さん、弁護士の伊藤真さん、太田啓子さんの3名を講師に、あらためて「憲法」を考えるイベントだよ。マガ9で…

【終了】第47回マガ9学校 参加者募集:フトコロに憲法 未来に希望(雨宮処凛さん×伊藤真さん×太田啓子さん)

不安だらけの時代です。米も野菜もどんどん高くなって、社会保障も医療費も心配だし、気になるジェンダー平等はいっこうに進まない。「平和憲法の国」のはずが、いつの間にか「敵基地攻撃」なんて言葉まで飛び出すありさま。SNSには理想を冷笑…