この人に聞きたい
笠井千晶さんに聞いた:再審無罪となった袴田巖さんの戦いの軌跡~映画『拳と祈り —袴田巖の生涯—』~
マガジン9編集部 -
静岡地方裁判所は9月26日、1966年に当時の静岡県清水市で味噌製造会社の専務一家4人が殺害された強盗殺人放火事件(袴田事件)について、捜査機関によって証拠が捏造されたと指摘し、死刑が確定していた袴田巖さんに「再審無罪」を言い渡しまし…
特別企画
敗者は「生活と労働」だった──竹信三恵子さんが語る、東京都知事選から学ぶこと
マガジン9編集部 -
「この選挙の敗者は、生活と労働だった」。7月の東京都知事選の後、ジャーナリストの竹信三恵子さんがSNSに書かれていた言葉が、ずっと頭に残っていました。「生活と労働」が敗者だったとは、どういうことか。その背景には、どんな状況があった…
マガ9レビュー
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024年米国/アレックス・ガーランド監督)
マガジン9編集部 -
タイトルのとおり、アメリカの内戦を描いた映画である。それがなぜ勃発したのかの説明はない。アメリカ合衆国に反旗を翻したカリフォルニア州とテキサス州によるWF(Western Forces=西部同盟)が、ワシントンD.C.に向って進撃している状況が…
この人に聞きたい
想田和弘さん&柏木規与子さんに聞いた:牛窓で暮らして、「観察」して見えたこと──映画『五香宮の猫』
マガジン9編集部 -
連載コラム「観察する日々」でもおなじみ、想田和弘監督の新作映画『五香宮の猫』がまもなく公開されます。3年半前、パートナーの柏木規与子さんとともに、米国・NYから岡山県の港町・牛窓に移住した想田さん。その牛窓で神社に集う猫と人間の…
マガ9レビュー
『ガザからの報告』(2024年日本/土井敏邦監督)
マガジン9編集部 -
「メディアでは毎日、『ガザ地区で〇〇〇人が亡くなった。すでに戦闘開始からの死者は〇万人に上る』という報じられ方がされています。それは単なるマスの数字であって、そこから人の顔は見えません。ガザに暮らす人々はどんな暮らしをしている…
マガ9レビュー
『パンとサーカス』(島田雅彦著/講談社)
マガジン9編集部 -
昨年12月、沖縄駐留米空軍の兵長が16歳未満の少女を自宅に連れ込み性的暴行を行って、今年3月に起訴された。わが国の外務省は同月に把握していたにもかかわらず、起訴後3カ月間公表しなかった。今月18日夜、神奈川県横須賀市で米海軍横須賀基地…
伊藤塾 明日の法律家講座レポート
霞ケ関で何ができるか―政策改革の方法― 講師:奥原 正明氏
マガジン9編集部 -
東京大学法学部を卒業後、農林水産省に入省し、農林水産大臣秘書官、経営局長、農林水産事務次官などを務めた奥原正明さん。「霞ヶ関が、日本最大のシンクタンクとして世の中の動向を正確に見極め、時代に合った法制度を作っていかなければ、この…
伊藤塾 明日の法律家講座レポート
行政・立法・司法の三権を経験して 講師:山本庸幸氏
マガジン9編集部 -
法律を制定し改廃する立法権、国会が制定した法律や予算に基づいて実際の行政を行う行政権、争いごとや犯罪を法に基づいて裁く司法権。国家権力をこの三つに分ける三権分立は、日本の政治制度の根幹をなす仕組みです。その全ての現場を経験された…
伊藤塾 明日の法律家講座レポート
性同一性障害特例法の第3条1項4号を違憲無効とした最高裁大法廷決定の決定の代理人弁護士として 講師:南 和行氏 吉田昌史氏
マガジン9編集部 -
昨年10月、最高裁大法廷は、性同一性障害を理由に戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする「性同一性障害特例法」の要件について「違憲である」とする判断を出しました。法律の規定を最高裁が「違憲」とするのは…
伊藤塾 明日の法律家講座レポート
法律家×○○ “二足の草鞋”のすゝめ~弁護士兼小説家として~ 講師:五十嵐優貴氏
マガジン9編集部 -
1999年の司法制度改革以降、日本における弁護士の数は飛躍的に増え、今や4万5千人を超えました。企業内弁護士、スクールロイヤーなど、その働き方や活躍の場も多様化し、「お堅い士業」というかつてのイメージも変わりつつあリます。そんな新時代…