映画から考える3・11
第5回: 自主避難する・しない、住民の亀裂を修復する『たゆたいながら』〈後編〉(ウネリ・牧内昇平)
ウネリウネラ -
映画の後半、上映会で阿部さんが語るシーンが再び挿入される。「原発は是か非かという、脱原発をめぐる論争は、被ばくの問題に比べたら非常に扱いやすい。すっきりした喧嘩別れができるんです。でも被ばく(や自主避難)の問題について語ると、気…
映画から考える3・11
第4回:自主避難する・しない、選択を迫られた人々『たゆたいながら』〈前編〉(ウネリ・牧内昇平)
ウネリウネラ -
本日は、福島県の「中通り」の人びとを描いた作品を取り上げます。福島県はもともと、地形的に三つの地域に分かれています。いちばん太平洋側は原発がある「浜通り」、その内陸部が福島市や郡山市などの「中通り」、さらに内陸で新潟と接している…
映画から考える3・11
第3回: 原発問題を「理解」する『日本と原発』(ウネリ・牧内昇平)
ウネリウネラ -
本日は、脱原発に取り組む弁護士の河合弘之氏がメガホンをとった映画について、阿部さんに語ってもらいます。製作・監督が河合弘之、構成・監修が海渡雄一となっています。二人とも、全国各地の原発差し止め訴訟で中心メンバーとして活躍している…
映画から考える3・11
第2回: 福島原発事故は「エンターテインメント」になるのか?『Fukushima 50』(ウネリ・牧内昇平)
ウネリウネラ -
東日本大震災からまもなく10年が経とうとしています。原発事故が起きた福島県には、いまだに人の住めない場所もたくさんあり、さまざまな形で被害は続いています。しかし、時間が経つ中で記憶が薄れてきた人、もともとよく知らないという人もいる..
映画から考える3・11
第1回:昔の映画から学べること『原発切抜帖』(ウネリ・牧内昇平)
ウネリウネラ -
はじめまして。物書きユニット「ウネリウネラ」のウネリこと牧内昇平と申します。今年の春に首都圏から福島県福島市に引っ越し、パートナーのウネラといっしょに、夫婦で物書き稼業をしています。...