まだ自然を壊して宅地開発?「横浜住民投票」に注目!(水島さつき)

 先々週より掲載してきた「つるちゃん&やっすんの『横浜6万人住民投票』奮闘記」読んでいただけましたか? 
 緑豊かな政令指定都市の横浜は、全国でも有数の住みたい街ランキング上位の街です。しかし今、横浜最後で最大の大自然が残ると言われている「瀬上沢」の緑を壊して、大規模な宅地開発をしよう、という計画が決まっていることを知り、愕然としました。
 この瀬上沢は、「谷戸(やと)」という地形を中心に、森や里山が広がっている場所です。私ごとですが、数年前まで横浜市のマンションに住んでいました。最寄りのバス停の名前には「●●谷戸」という名前がついていました。タクシーに乗った時には、町名を伝えるよりバス停名を伝えた方が地元の運転手さんには、ピンときてもらえたという経験があります。昔からそこに暮らす地域の人にとって、谷戸は馴染みのある呼び名なんですね。
 「谷戸」は、丘陵大地の雨水や湧水等の浸食によって形成された谷であり、ゆえにそこには多様性のある自然や、水田などの農耕地が作られて里山を作っていた、という環境面からも歴史からも、意義深い場所である、ということを知ったのは、NHKの人気番組「ブラタモリ」を見てからです。

 私の住んでいた「谷戸」も、かつてはのどかな里山だった痕跡はあちこちにありました。バブル時代に建設ラッシュがあり、マンションやショッピングセンターが建てられ、新しい住民が移り住んできました。しかし、もともとその地域で生まれ育ったわけでもなく、土地に愛着をあまり持てない住民たちは、また引っ越しをしていき、バブル当時に建てられたマンションは、空室が目立つようになっていくのでした(すみません、それはまさに私のことです)。
 そんな場所は、たぶん神奈川に、いや全国にたくさんあるのでしょう。でも、そろそろもう目の前の利益だけを求めた開発は、地域にとっても自治体にとっても、メリットがないということに、気がつくべきでしょう。私にそんなことを言う資格は、ないのですが…。
 一度壊してしまった自然や地形を元にもどすのは、大変なことです。最近頻繁に起こる、自然災害や土砂崩れなども、こういった地形を無理に変えてしまったことによる、弊害ではないか、と思わざるをえません。
 ぜひ、ここに紹介したコラムや「横浜みどりみらい実行委員会」のホームページFBを見てください。そして今一度、立ち止まって考えましょう。

●緊急 横浜最後の大自然を守るアクション Save! SEGAMI
http://savesegami.com/

●横浜の未来へ。「瀬上沢」の緑を、残そう。~Save SEGAMI~横浜最後の大自然を巡る(8bit)
http://8bitnews.org/?p=10320