2017衆院選「わたしの一票の理由」①

2017衆院選「わたしの一票の理由」大募集!

突然発表された、大義なき解散総選挙。さらに、希望の党の結党と民進党の合流、さらなる新党・立憲民主党の結成など、22日投開票を目前に状況は混乱をきわめています。しかしどんな状況でも、私たちは主権者として権利をきちんと行使しなければなりません。
ということで、「あなたの一票の理由」を教えてください! あなたは次の選挙で、何を基準に候補者や政党を選びますか?
いただいたご意見は、毎週水曜の更新時にサイト上に掲載していきます。

【9月27日〜10月2日に寄せられたご意見】


●桂田文也さん

未だ決まっていません

次期衆議院選挙において、私が一票を入れよう、と考えている政党は未だ決まっていません。いわゆる無党派層かもしれません。
ただ、一票を絶対に入れない政党ははっきりしています。
第一に自由民主党です。その理由は、この5年間に積み上げてきた実績が、あまりに非民主的なことばかりで、近代国家の名に恥じる国へとこの国を変貌させてしまったからです。そして、そんなリーダーの暴走ぶりに「待った」をかけようとする気概のある政治家がこの政党には誰もいないことがはっきりしています。
第二が公明党です。その理由は、とにかく節操がない。「平和の党」を標榜しておきながら、安保法制賛成、共謀罪賛成、口を開けば「公明党が与党にいることで安定した政治が行える」と、与党に居続けることが自己目的化してしまっていて、党としての理念や魅力はまったく感じません。
第三が希望の党です。「安倍政治の暴走を止める」と言っていますが、その安倍政治との違いは全くわかりません。仮に第一党となったところで、今の政治状況となんら変わらないだろうことは目に見えています。ポッと出の小池人気だけで、化けの皮が剥がれれば今以上の政治不信が残るだけになることは目に見えています。
大切なことは、数を得たからといって傲慢にならず、自分たちの考えでない考えに対してもしっかり耳を傾けられる幅の広さです。それこそが与党となりうる大前提だと思って、自分の一票を考えたいと思っています。


●松村勲さん

「市民と野党の共同」第2幕

「前原クーデター」はこれまで我々が営々と積み上げてきた「野党共闘」を無残に破壊した。その罪、流刑に値する(死刑反対だから「万死に」とは言わない)。「風」に乗って「希望」という名の絶望的極右政党が一気に台頭すれば、同じく極右の安倍自民と事実上「一体化」して、この国が「大政翼賛会」化するのは必定。小池の笑顔と語り口に国民はころりとだまされて、9条改憲の「悲願」も叶うであろう。そうなってはならぬ。させてはならぬ。
ゆえに「共産党+社民党+枝野新党+無所属リベラル」は必ずや一致結束して選挙協力すべきである。そこに「目覚めた市民」が深く関わってゆく。かかる構図の実現だけが極右独裁の「歯止め」となる。そのことを信じて彼ら立憲野党に一票を投じる。


●中野 和右さん

革新政党に投票

私は、保守政権政党の政策が嫌なので、保守政権政党とは正反対の政策を掲げる、革新政党(政党助成金を受け取らない政党)及び其の候補者に投票します。


●sakusakuさん

平和主義、憲法主義をしっかりと踏まえた政党・候補者

とにかく、安倍政権を終わりにしなければいけない。これはまちがいないと思います。
では、その次に何を基準に選ぶか。
それは、平和主義、憲法主義をしっかりと踏まえたうえで、今の現状に合った現実的な対応ができる政党・候補者を選んでいきたいと思います。
これから野党の方は、かなりダイナミックな変化がありそうですが、どのような再編になるのかを見極めていきたいです。


●クレヨン伯爵さん

「確実に地獄行きの船か、地獄に行くかも知れない船か」の選択

比例は今でも共産党が多かったですが、前回は民主党候補の比例復活を祈って民主に入れたかなあ(忘れた)。
今回の比例は迷うことなく共産です。但し民進から脱藩者が出たら迷うけど。希望側が拒否ればあり得ますね。
小選挙区はわかんないけどウチの候補も希望の党行くんだろうなあ。まあまあリベラルぽいので鼻つまんでその人か。
勝てそうなら共産党候補でもいいですが。
どなたかの言葉「確実に地獄行きの船か、地獄に行くかも知れない船か」の選択なんですよねえ。
結局私の投票行動的には「民進合流(ではないと本人たちは言っている何か)」の前後で変わらん。
結果、希望も大勝ちしないが安倍ももたず退陣で岸田氏あたりに交代、てのが可能性ある中では最もマシかと思うので、それだけ祈って投票します。


●桜井ななえさん

硬派な自分でありたい

だから硬派な議員、政党を応援します。
八方美人、嘘つき、フラフラすぐ流れる人は×。


●林健二さん

「民進党を『希望の党』に叩き売る前原誠司」

共産党を含む野党共闘の合意がまとまった直後であり、「希望の党」の結党会見の直後である。民進党前原誠司代表が民進党の解党、「希望の党」への合流を言い出した。小池百合子の過去を知った上で言っているのか。小池百合子は過去、2000年11月、当時の東京都知事石原慎太郎が衆議院憲法調査会へ参考人として招かれ、現行憲法は破棄せよという持論をとうとうと開陳したのを受けて、「いろいろと御示唆いただきました。結論から申し上げれば、いったん、現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、今のものをどのようにどの部分を変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます」と現行憲法破棄論を展開しているのである。小池百合子は今年の関東大震災での朝鮮人虐殺への追悼文を送ることもしなかった。舛添要一ですら送った追悼文である。これから類推できるのは、小池百合子は完全な歴史改竄主義者であるということである。前原誠司は安倍政治を終わらせるためというが、安倍政治さえ終わらせれば、誰が首相になってもいいのか。小池百合子と安倍晋三はそのイデオロギーにおいて何ら変わるところはない。前原の主張はヒトラーじゃだめだからスターリンにお願いしようと言っているのと同じである。リベラル勢力が日本の政界から次々に排除されていき、平成の大政翼賛会が誕生しそうな勢いである。このままでは日本はファシズムに向かってまっしぐらとなるだろう。


 
 

たくさんのご意見、ありがとうございました。読んで、考えて、できれば周りの人たちと話をして、そして何より、選挙に行きましょう! 

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