雨宮処凛がゆく!
第593回:猫の介護から考えた「戦争」。の巻(雨宮処凛)
雨宮処凛 -
大型連休が終わった。3年ぶりの「行動制限のない」ゴールデンウィーク、あなたはどう過ごしただろうか。旅行に行ったという人もいれば、ずっと仕事だったという人もいるだろう。一方、連休で仕事が休みとなったことにより、いよいよ生活が厳し…
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第592回:コロナ禍の「女性不況」、女性たちからの相談から見えてきたこと。の巻(雨宮処凛)
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「食べることに困っています。助かりました。ありがとうございました」「いっぱいの食材ありがとうございました。年末年始で美味しく食べさせていただきます」「前回頂いたお野菜があまりに美味しく、家族皆大喜びでした。また頂けたらという思…
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第591回:戦争が生み出す「未来の自殺者」〜「独裁から人々を解放し、民主主義をもたらす」戦いのため戦地に赴き、「良心の傷」に悩まされる彼。の巻(雨宮処凛)
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「私たちがイラクからアメリカに帰国した時、まるでロックスターのような扱いを受けました。国中の人が私たちを英雄と称賛し、私たちのファルージャでの作戦がどれほど偉大かを語りました。正直、私たちは戸惑いました。何度も『英雄』という言葉…
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第590回:コロナ禍、3年目 困窮者支援の現場の声。の巻(雨宮処凛)
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4月9日、耳を疑うニュースが飛び込んできた。2020年11月、渋谷のバス停にいた女性に暴行して死亡させた48歳の男性が、遺体で発見されたというのだ。男性は自宅近くの路上で発見され、飛び降り自殺とみられているという。保釈中だったという…
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第589回:ミュージシャンたちのコロナ禍と、五輪という祝祭の陰で起きていたこと。の巻(雨宮処凛)
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「深刻な現場で取材、活動を続けていますが、辛くなったりしませんか?」。貧困問題をメインテーマとして16年、時々、こんなことを聞かれる。確かに落ち込んだり、メンタルにダメージを食らうことは多い。ずっと野宿していた人のあかぎれだらけの…
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第588回:戦争と障害者〜「戦えない人」は戦時にどう扱われてきたか。の巻(雨宮処凛)
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連日、ロシアによるウクライナ侵攻の報道を見ていると、ただただ心がえぐられる。増え続けていく死者。壊れてゆく街。突然破壊された日常のすべての取り返しのつかなさに、ため息をつくことしかできない自分がもどかしい。一方、3月15日には、ロ…
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第587回:ロシア南西部・チェチェン共和国で起きていること〜LGBTに対する激しい迫害と、彼らを支援する活動家。の巻(雨宮処凛)
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ロシアによるウクライナ侵攻が始まってもう2週間。連日届けられる映像に、胸が潰れそうな思いでいる。おそらく、多くの人が同じだと思う。世界中でロシアを非難する声がさらに高まっているが、そんな中、侵攻前に配信されていたある報道を最近…
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第586回:ロシアによるウクライナ侵攻 声を上げることしかできないけれど。の巻(雨宮処凛)
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「皆さんに、何が起こっているか知ってほしいです。戦争です。この21世紀のヨーロッパのど真ん中で、毎日毎日人が殺されています。殺人者はプーチンとプーチンの政権です。皆さん、ロシアを止めてくれないと、私たちの力だけでは足りません。今…
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第585回:「叱る依存」という病〜指導死、虐待、DV、パワハラ、そしてSNS上のバッシングや「厳罰化」、危険な中絶方法などなどの背景にある根深いもの。の巻(雨宮処凛)
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2012年、大阪府大阪市の高校に通う男子生徒が自殺した。バスケットボール部のキャプテンをしていた男子生徒の手紙と遺書には、顧問教師から体罰を受けてつらいなどと書かれていた。17年、福井県の中学校に通う中学二年生の男子生徒が自殺した。宿…
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第584回:なぜ、扶養照会は強行されたのか 杉並区への抗議・要請書。の巻(雨宮処凛)
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「コロナで住む場所なくしたり、お金がなくなった時、親に知られたくないのはわかります。大変な時に、人生詰んだ、終わりだって考えてほしくないから、杉並区の行政にはいい仕事をしてほしいです」。50代の男性・高木さん(仮名)はそう口に…