2025年12月29日
ホーム 著者 Posted by 鈴木耕

鈴木耕

鈴木耕
380posts
すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第345回:自民党議員使用不可用語集(鈴木耕)

テレビで「物を食べる番組」って、たくさんあるよね。そこに出てくるタレントやレポーター、アナウンサーなどが取材先の土地の(美味しそうに見える)名物なんかを食べるときの表情って、だいたいがワンパターン。「食レポ」っていうのだそうだ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第344回:詐欺の手口にご注意を!(鈴木耕)

いやあ、まんまと詐欺メールに引っかかっちまったよ。詐欺メールなんかには絶対に引っかからない自信を持っていたぼくだったのだが、その裏をかかれてしまったのだ。その手口をここに書いておこう。みなさんも引っかからないように……と。某月某…
「言葉の海へ」鈴木耕

第343回:それを言っちゃあ、おしまい……だけど(鈴木耕)

寅さんの名セリフに「それを言っちゃあ、おしまいよ」というのがある。言っちゃいけないことをつい言ってしまった人に、寅さんが返すセリフである。心優しい寅さんの面目躍如の言い方なのだろう。けれど、最近は「それを言っちゃあおしまいだよ」…
「言葉の海へ」鈴木耕

第342回:生きる戦後史(鈴木耕)

今年、2025年は戦後80年という節目の年である……というような言葉が、新聞や雑誌などの特集記事の前振りによく使われている。そうかあ……80年かあ。ということで、今回はちょっと個人的なことを書かせてもらう。なぜ「戦後80年」に、そうか…
「言葉の海へ」鈴木耕

第341回:無礼にもほどがある!(鈴木耕)

凄いことになってきたな。それ、冗談だろう? いや、どうも本気らしいぜ。断れば軍隊を送るってか? まさかそこまではしないだろうけど……。 あの国の国民はマジで選んじゃったんだものなあ、あの人を。その選んだ国民が辛い目にあうのは自業…
「言葉の海へ」鈴木耕

第340回:暗い夜明け(鈴木耕)

昨年2024年は、元日早々の能登大地震と、2日の日航機と海保機の衝突炎上事故で幕を開けた。なんとも重苦しい年始であった。そして締めくくりは、韓国における尹錫悦大統領の「非常戒厳」布告とそ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第339回:File24 ぼくの「記事ファイル」から②(鈴木耕)

先週に続いて、2024年のぼくの「記事ファイル その②」です。7月~12月の半年分。いろんなことがありました…。ざっと俯瞰すると、今年は日本を含む世界中が「選挙イヤー」だったことがよく分かる。さっそく、タイトルを拾っていこう。◎沖縄…
「言葉の海へ」鈴木耕

第338回:File24 ぼくの「記事ファイル」から①(鈴木耕)

今週と来週は、ぼくの2024年1年間の新聞や雑誌の記事の切り抜きファイルから、関心を持った出来事をピックアップする。ぼくがどんなことに関心を持ったか、衝撃を受けたか、自分の気持ちの揺れが見えてくるのが、このファイルだ。さっそく、タイ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第337回:アホな政治家ほど危ないものはない(鈴木耕)

『戒厳令の夜』(五木寛之)という小説がある。ぼくが大学生の頃だからずいぶん昔の本だけれど、とても面白い小説だった。小説の世界なら、読んで面白ければそれで満足。だがこれが現実となると恐ろしい。それもお隣の国で、実際に「非常戒厳」が…
「言葉の海へ」鈴木耕

第336回:「汚語」という言葉を造った(鈴木耕)

東京新聞に「こちら特報部」という見開き2ページの特集記事があって、毎日掲載されている。普通ならば、特集面であっても土日くらいは休むものだが、東京新聞の「こちら特報部」は、雨が降ろうが槍が降ろうが休まない。毎日毎日、様々な問題を…