2025年9月10日
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LGBTの法律問題を考える 〜トランスジェンダーと性同一性障害特例法を中心に〜講師:仲岡しゅん氏

ここ数年、「LGBT」という言葉をよく耳にするようになりました。性的少数者が抱える問題が広く知られるようになったのはよいことですが、一方で誤解も少なくありません。中でも、出生時の性と性自認が異なるトランスジェンダーについては「趣味…

パレスチナへの視線~マガ9レビューで紹介した小説や映画を振り返る~(芳地隆之)

中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、イスラエル軍は11月20日、パレスチナ自治区ガザ地区の北部ベイトラヒアにある「インドネシア病院」を攻撃し、12人が死亡、数十人が負傷したという。先に攻撃したガザ地区の「シファ病院」同様…

『1%の風景』(2023年日本/吉田夕日監督)

いま日本では、お産の99%が病院の産婦人科など医療施設で行われているという。本作は、それ以外の「1%」──小さな助産所や自宅での出産の様子にカメラを向けたドキュメンタリーだ。これが初の映画作品となる監督自身も、2人目の子どもを助産…

『月』(2023年日本/石井裕也監督)

現在公開中の映画『月』を見た。原作は、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件を題材にした辺見庸の小説。「どうだった?」と聞かれてなんと答えたらいいのだろう。う〜んとうなって「怖かった。でも覚悟を持ってみてほしい」というほかない(…

もう一度、伝えたい言葉たち──マガ9アーカイブス「この社会を維持していくためにやるべきことは、「家族」に対する〈こうあるべき〉という重荷をできるだけ軽くすること」本田由紀さんインタビュー(2017年7月26日)

幸いながら条例案撤回という結果になりましたが、今月はじめに埼玉県議会に提出された「虐待禁止条例」改正案の内容には、背筋がゾッとしました。小学校3年生以下の子どもだけで公園で遊ぶこと、留守番させること、登下校させること──これらの…

あなたの“つらい”を“笑顔”に ~弁護士マジシャンとして~ 講師:小野 智彦氏

本業の弁護士のかたわら、プロのマジシャンとして活躍する小野智彦さん。「人生において弁護士が呼ばれるのは、離婚、死亡、倒産など悪いとき。対してマジシャンが活躍するのは結婚式、誕生日、設立パーティなど良いとき。共通しているのは人を笑…

『ジェンダー目線の広告観察』(小林美香著/現代書館)

昨今、首都圏の電車に乗ると乗客のほぼ全員がスマホを見ている。かつてはあらゆる空間を埋め尽くしていた車内広告など誰も見ていない。それでもしつこく語りかけてくるのは転職サイト、婚活サイト、進学塾など人生の岐路に迷う人々へのささやき。…

福島原発、裁かれないでいいのか~改めて原因と責任を検証する~ 講師:古川元晴氏

2011年3月11日、福島第一原子力発電所は巨大な地震にともなう津波に襲われ、全電源を喪失して甚大な被害をもたらしました。このような大惨事を引き起こした国や東京電力の責任を問うさまざまな裁判は、今なお続いています。福島原発事故はなぜ防…

法律も社会も変えられる~弁護士、国会議員、明石市長として~ 講師:泉房穂氏

兵庫県の南に位置する明石市は、ここ数年、数々の画期的な政策で全国的な注目を浴びるようになり、「関西で住みたい街ランキング」の圏外から3位にまで急上昇しました。その牽引役が前市長・泉房穂さん。医療費、中学校の給食など「5つの無償化…

女性の声で政治を変えよう~女性市民連合 フェミブリッジ・アクション記者会見~(柳田茜)

2015年12月、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が発足しました。そして2016年から現在まで、全国の200を超える地域で「市民連合」を団体名とする市民組織が立ち上がり、市民と野党の共闘に取り組んでいます。これまでの国政…