2025年11月14日

第739回:「いい外国人」と「悪い外国人」の選別が、「日本人」にも向けられる時。の巻(雨宮処凛)

[ 「われわれは常に、『一部のルールや法を守らない外国人をちゃんと適正にしていく』ということを発言しているが、それをすべての外国人を排斥する意図があるというような報道をされてしまうと、真っ当に頑張っている人が萎縮してしまう」「私も外…
「言葉の海へ」鈴木耕

第379回:「トランプ危機一髪」と「お子ちゃまニッポン」(鈴木耕)

立冬(11月7日)も過ぎた。もう午後5時になると外は暗い。秋を愉しむ余裕もなく、冬がすぐそこ。ぼくのふるさとからは、さすがにまだ「雪の便り」は届いていないが、毎日のように「熊の便り」がもたらされる。ふるさとの新聞「秋田魁新報」の電子…

「ネオンカラーのてぬぐい」1枚につき2,000円以上のカンパでお分けします!

ご好評いただいている「カンパグッズ企画」第12弾。新作です! 今回は、20周年記念イベントのテーマ「フトコロに憲法 未来に希望」のイメージ。平和の象徴をモチーフにした蛍光色のてぬぐいです。フトコロにしのばせて、ご一緒に、汗を拭いたり涙を拭いたりいたしましょう!

マガ9★20周年記念企画

2005年に始まった「マガジン9」、今年で創刊20年です。この機会に、あらためて憲法について考えたい、いろんな人の話を聞いてみたい。そんな思いで作った20周年記念のコンテンツ、こちらからまとめてご覧になれます。

込山正徳さんに聞いた:なぜ『はだしのゲンはまだ怒っている』のか

広島に落とされた原爆で被爆し、家族を失った少年ゲンが、貧困や偏見に苦しみながらも力強く生き抜く姿を描いた漫画『はだしのゲン』。主人公のモデルは6歳で原爆を体験した作者の中沢啓治さん自身です。「週刊少年ジャンプ」での連載が始まった…
「言葉の海へ」鈴木耕

第378回:一時撤退します(鈴木耕)

“とんでもないこと”が起きてしまった! わが人生で初めての出来事だった。いずれ確実に来ることとは分かっていたが、現実になってしまった。みなさんには黙っておこうかなとも思っていたが、まあ、別に隠すようなことでもないか。……などと大袈…

第129回:オンちゃんは生きている~沖縄の抵抗の最前線から~(三上智恵)

米軍の最新兵器「ネメシス」「マディス」「タイフォン」が投入され過去最大規模と言われた日米合同軍事演習「レゾリュート・ドラゴン25」が9月末に終わったと思ったら、この10月、これまた過去最大規模と冠がつく「自衛隊統合演習」が20日から始ま…

第738回:「移民政策反対デモ」と、いつまで発信できるかを割と本気で考えるこの頃。の巻(雨宮処凛)

「移民政策反対」「日本政府に殺される」「NO! 移民政策」「SAVE JAPANESE」。10月26日、新宿東口にはそんなプラカードと日の丸を手にした人々が集まり、「移民反対」の声を上げていた。今にも雨が降り出しそうな寒い中集まっていたのは、100…

第53回:あるタクシードライバーの死(小林美穂子)

9月下旬の日曜日、遅い朝食をとっている時にスマホが鳴った。着信画面に「警視庁」の文字。警察から電話が掛かってくる時は、大抵、ほぼ100%が悪い報せだ。過去に支援した若者が泥酔して死ぬと言っているから保護した。迎えに来てほしいとか、…

いまこそ経世済民について考えよう~株式会社イナダ取締役会長・稲田覚さんに聞く~(芳地隆之)

高市早苗首相は、自民党総裁に選出された際、「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と語りました。自民党は7月の参院選公約でも「個人の意欲と能力を最大限いかせる社会を実現する…

第737回:高市内閣に思うこと。の巻(雨宮処凛)

10月21日、日本で初めて女性の総理大臣が誕生した。女性閣僚は2人。財務相の片山さつき氏と、経済安保相に起用され、外国人政策担当などを兼務するという小野田紀美氏である。片山さつき氏といえば、2012年の生活保護バッシングを主導した人で…

第153回:あっという間に誕生した「自維右翼(嘘つき)政権」(想田和弘)

あっという間の、右翼政権の誕生である。公明党が連立から離脱を決めたことで、一時は高市早苗自民党新総裁の首相選出が危ぶまれる事態になった。そこで自民党は国民民主党と組むのかと思いきや、急転直下、日本維新の会と組むことになった。自民…

第94回:原発事故をめぐる5つの裁判傍聴記「私たちの生活を、もうこれ以上壊さないでほしい」(渡辺一枝)

9月は1日に東京地裁、2日に大阪高裁、17日は東京地裁、18日も東京地裁、19日は仙台高裁と立て続けに裁判傍聴に通った。どの裁判も東京電力福島第一原発事故由来の裁判だ。9月中に私が傍聴したものだけでも5件あり、この他にも福岡、大阪、金沢…

第10回: 脅しに屈しない。シカゴは黙らない(小嶋亜維子)

私が運転中にいつも聞くのは全米公共ラジオ(NPR, National Public Radio)に加盟する地方局、WBEZ Chicagoだ。公共という点では日本のNHKラジオに近いが、準公的機関であるNHKとは違い、独立した非営利法人によって運営されている。義務的な受…

第16回:開店から半年、果たして実績は(岩下結)

女心と秋の空……などとよく言いますが、実は本来は「男心と秋の空」、男の浮気心を言うことわざだったのだとか。2025年秋のニッポン国では、コロコロ変わるおじさんたちの集合離散騒動を連日見せられてだいぶ食傷気味です。いちおう担がれている…


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