2024年4月18日
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石井眞紀子さんに聞いた:子どもの福祉を守るために必要なのは「共同親権」導入ではない

今年11月、親が離婚したあとの子どもの養育をめぐる制度の見直しに向けて、国の法制審議会がまとめた中間試案が公表されました。現行の、父母のいずれかだけが親権(子どもを養育する親の権利であり義務)をもつ「単独親権」を維持する案の他、父…

2022年、スタッフが選ぶ「わたしの三大ニュース」(マガジン9編集部)

いよいよ年末ですね。マガジン9にかかわるスタッフが1年を振り返りながら、それぞれの視点で「わたしの三大ニュース」を選ぶ恒例企画。今年はとくに、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相の銃撃事件、旧統一教会、安保3文書改定……と、足元から…

カンパ報告&「マガジン9」のサポーターになってください!

「マガジン9」のサポーターになって、私たちの活動を支えてくださいませんか。私たちの「マガ9」は、2005年3月1日に発足しました。以来、毎週水曜日更新のスケジュールを、毎年3回の合併号を除いて一度の欠番もなく守り続けてきました。もう…

【寄稿】「前川喜平さんをNHK次期会長に!」の意味(永田浩三)

今年10月、公共放送であるNHKの次期会長人選をめぐり、ある署名運動が立ち上がりました。「前川喜平さんを次期NHK会長に!」。現会長の任期が2023年1月で満了となるのに伴い、元文部科学省官僚の前川喜平さんにNHK会長になってもらおう─…

もう一度、伝えたい言葉たち──マガ9アーカイブス「私は、みんな同じ人間なんだから、他人のことも考えましょうよ、と思います」マガ9対談(雨宮処凛さん×森永卓郎さん)

2005年に「マガジン9条」としてスタートしたマガジン9。その17年のアーカイブから、編集部スタッフが「もう一度読んでもらいたい」と思う厳選コンテンツと、そこから選んだ「伝えたい言葉」を、折に触れてご紹介していきます。社会の状況や空気…

改めて大崎事件を考える~再審弁護から法制度の改革へ 講師:鴨志田祐美氏

1979年鹿児島県大崎町で起きた“身内による殺人・死体遺棄事件”とされる大崎事件。これまでに3度の再審開始決定を得ながら、検察官の不服申立てにより取り消され、一貫して無実を叫び続ける原口アヤ子さんが95歳になった現在もなお、再審請求の闘…

第8回:自ら口を手でふさいだドイツの選手たち~国境や人種、言葉の壁を越えて多くの人々がスポーツの素晴らしさを享受できるために~(芳地隆之)

11月23日、サッカーワールドカップ・カタール大会のE組一次リーグ予選、日本vsドイツの前のチーム撮影時、ドイツのイレブンは右手で口を覆った。ドイツをはじめ、イングランド、ウェールズ、ベルギー、オランダ、スイス、デンマークは、今大会に…

『暴力をめぐる対話』(2020年フランス/ ダヴィッド・デュフレーヌ監督)

フランス共和国保安機動隊がデモ参加者に容赦なく警棒を振り下ろす、その場に居合わせた無抵抗の人間にも馬乗りになってねじ伏せる、自動車のガラス窓を割ってドアを開け、なかにいる人間を強引に引きずり出す、ゴム弾の銃口を至近距離で躊躇なく…

弁護士として自由に生きる~大手法律事務所、巨大企業、留学、パートナー、そして独立へ~ 講師:永田幸洋氏

弁護士の永田幸洋さんは、学生時代は農学部・農学研究科で霜降り和牛の遺伝子研究をしていたという異色の経歴の持ち主です。友人の影響で司法試験に挑戦、2年あまりの勉強で合格し弁護士に。大手法律事務所に所属してM&A、IPO、スタートアップ…

『アムステルダム』(2022年米国/デヴィッド・O・ラッセル監督)

主人公はユダヤ系のモグリの医者バート、出自のわからぬ自由奔放なヴァレリー、そして黒人の弁護士ハロルド。3人の出会いは第一次世界大戦の前線だった。ユダヤ系として疎外感を味わっていたバートと、戦場でも味方から黒人差別を受けるハロルド…