2023年10月2日
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雨宮処凛

雨宮処凛
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あまみや・かりん:作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。格差・貧困問題、脱原発運動にも取り組む。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。近著に『ロスジェネのすべて』(あけび書房)、『相模原事件裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』(太田出版)。「反貧困ネットワーク」世話人、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員。

第451回:『フェイクと憎悪』との向き合い方。の巻(雨宮処凛)

BBCが制作した、伊藤詩織さんを追ったドキュメンタリー番組『日本の秘められた恥』を観た。観ながら、何度か言葉を失う瞬間があった。それは、詩織さんをよく思わない人たちによる明らかな二次...

第450回:地震があった日、京都行きの予定がある中で考えたこと。の巻(雨宮処凛)

もう、「震度5以上の地震が起きたら復旧・人命救助にかかわる以外の仕事は基本休み」とか、そういうふうに決めた方がいいんじゃないか? そういうルールが、一刻も早く必要なんじゃないか?

第449回:漫画喫茶での出産、そして子どもの虐待死事件。の巻(雨宮処凛)

また起きてしまったか…。思わずそう呻きたくなるような事件が立て続けに報道された。ひとつめは、6月、25歳の女性が乳児の遺体をコインロッカーに遺棄したとして逮捕された事件。女性は...

第448回:オウム事件真相究明の会、立ち上げ。の巻(雨宮処凛)

6月4日、「オウム事件真相究明の会」を立ち上げた。その名の通り、オウム真理教による地下鉄サリン事件など一連の事件の真相を究明する会である。1995年、朝のラッシュ時の地下鉄にサリンが...

第447回:90年代サブカルと「#MeToo」の間の深い溝。の巻(雨宮処凛)

私には「90年代サブカルスイッチ」というものがあって、そのスイッチを押すと、すべてに鈍感になり、普段「人権」とか言っている自分がどこかに...

第446回:「ロスジェネ」、その10年後〜「非正規・単身・アラフォー女性」を徹底取材。の巻(雨宮処凛)

「今まで、一生懸命頑張ってきたわけですよ。就職も厳しくてようやく掴んだ仕事で、だんだん認められてきて。仕事でようやく『認められた』って...

第445回: 止まらない「#MeToo」ムーブメント。「#私は黙らない」!! の巻(雨宮処凛)

少し前、近所の安い焼肉屋で友人と食事をしていた時のこと。近くの席には大学生くらいの男子とその祖父らしき人がいて、楽しそうに食事していた...

第444回:「なぜ、セクハラはいけないのか」という本質が理解されてないっぽいという大問題。の巻(雨宮処凛)

財務省の福田事務次官が、セクハラを認めないまま辞任した。問題発覚当初、財務省はよりによって被害者に名乗り出ろなどと言い出して大きな顰蹙を...

第442回:「#Me Too」と、「呪いの言葉」と押し付けられる女性像。の巻(雨宮処凛)

「4人産んだら国が表彰したらどうか、そんなことを言った議員がおりました。妊娠して批判された女性議員もおりました。産まなくても怒られ、産んでも怒られる。いったいどうすりゃいいのでしょう…」