2024年11月26日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第84回:「日韓“摩擦”」の現地報告(鈴木耕)

8月4日から4日間、韓国ソウルへ行ってきた。少し遅くなってしまったけれど、その報告です。実はある国際会議へ、ぼくも協力している市民ネットTV局「デモクラシータイムス」に参加要請があり、山田厚史さんとぼくが、とりあえず「デモタイ」同...
「言葉の海へ」鈴木耕

第83回:「吉本問題」は「政治疑惑」ではないか?(鈴木耕)

テレビのワイドショーは「吉本」でもちきり。まあ、テレビにとっては、こんなおいしい芸能ネタはめったにない。それに、いつもは吉本興業の強大な力に「忖度」せざるを得ず、言いたいことの10分…
「言葉の海へ」鈴木耕

第82回:選挙雑感(鈴木耕)

今回の選挙、いったい何だったんだろうなあ。どうも、すっきりしない感じが残っただけのような…。だけど、いろいろな現象は起きていた。気づいたことを、順不同で挙げてみよう。ともかく、山本太郎旋風は凄かった。各地での太郎さんの演説には....
「言葉の海へ」鈴木耕

第81回:投票率と、複雑怪奇な選挙制度(鈴木耕)

関東地方、鬱陶しい梅雨空が今日も続く。毎日がムシムシの小雨模様。ああ、選挙の候補者たちも大変だろうなあ…と思いつつ。さまざまな調査結果が報じられ、各候補者も政党も、一喜一憂の毎日。そ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第80回:朝鮮学校へ行ってきた…(鈴木耕)

世の中は、参議院選挙で(一部だけれど)盛り上がっている。新聞もテレビも週刊誌も、選挙情勢の報道に紙面と時間を割いて大騒ぎだ。だけど、日本という国に長い間暮らしながら、そんな騒ぎから取..
「言葉の海へ」鈴木耕

第79回:暴走する「安倍語辞典」(鈴木耕)

トランプ大統領と金正恩委員長の突然の会談。マスメディアは一斉に「電撃的」と報道していたが、伝えられる情報を詳しく見ていくと、やはりその裏には文在寅韓国大統領のかなり周到な根回しがあっ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第78回:報道の死は国の死につながる(鈴木耕)

6月23日、沖縄「慰霊の日」である。太平洋戦争時、沖縄は日本国内で地上戦が行われた地であり、その死者数は約20万人、県民の4人にひとりが死亡したといわれる酸鼻極まる戦いだった(米兵もまた...
「言葉の海へ」鈴木耕

番外編:山本太郎氏インタビューの後で(鈴木耕)

先日、山本太郎さんのインタビューを、彼の国会の事務所で行った。とても楽しいインタビューだった。太郎さんも、こちらの眼をじっと見つめて真剣に言葉を選びながら答えてくれたし。もちろん、ぼくの考え方とは違う部分もあったけれど、そんな...
「言葉の海へ」鈴木耕

第77回:右であれ左であれ、わが祖国(鈴木耕)

デモの力を再認識した。香港の若者たちのことである。いや、若者たちだけではなかった。その若者の親たちもまた、立ち上がったのだ。母親たちの掲げたプラカードには「子どもたちを撃つな!(DON’T SHOOT OUR KIDS!)」とあった。ぼくは、それ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第76回:独裁臭の政治家たち(鈴木耕)

みなさんは『独裁者』という映画をご存じだろう。チャップリンの傑作として、知らない人はいないはず。封切りは1940年のニューヨーク。当時、世界を席巻していたドイツの独裁者ヒトラーを徹底的に戯画化し嘲笑した作品で、チャップリン自身、命...