言葉の海へ
第65回:新作民謡「ブラック音頭」(鈴木耕)
鈴木耕 -
♬ いずれこれより 御免な蒙り 音頭の無駄を言う お耳障りもあろうけれども さっさと出しかけるぅ~ 一 ♬ やぁ~とせ ブラック名物 数々あれど どこを向いてもブラックばかり ほんに世の中まっくらけ...
言葉の海へ
第64回:幼稚化する社会(鈴木耕)
鈴木耕 -
なんだか子どものケンカじみてきた。韓国国会議長の「首相か天皇が元慰安婦の方の手を握って、ひとこと謝罪すれば済む話だ」という発言を巡っての日韓両国政府のやりとりだ。河野太郎外相「韓国側には、厳しく抗議した」康京和(カンギョンファ)...
言葉の海へ
第63回:ほんとうに“日本は素晴らしい”のか?(鈴木耕)
鈴木耕 -
以前ほど「ニッポンすごいですねえ」「素晴らしいニッポン」というようなTV番組は少なくなったようだが、それでもまだそんな類いの番組はある。別に、それはそれでかまわない。けれど、そんな番...
言葉の海へ
第62回:タローがシンゾーにケンカを売った?(鈴木耕)
鈴木耕 -
植木等さん、我々の世代なら知らない人はいない。1960年代、空前の人気を誇った、いわゆる国民的大スターだった。植木さんは「ハナ肇とクレージー・キャッツ」というバンドのギタリストだった..
言葉の海へ
第61回:猫の話(鈴木耕)
鈴木耕 -
このコラム、毎回めんどうな政治の話題などが、けっこう多い。書いている本人がウンザリすることもあるのだから、読んでくださる人たちも鬱陶しいかもしれない。政治がひどすぎるのだから、ついそんな話になってしまう。国会が始まって、また頭に..
言葉の海へ
第60回:卑しい人たちがいる……(鈴木耕)
鈴木耕 -
かなり腹が立っているので、今回はちょっと言葉遣いが荒っぽいかもしれないけれど、乞うご容赦、です。日本人って、いつからこんなに卑しくなってしまったんだろう、と感じてしまうことがあったの..
言葉の海へ
第59回:日本の民度(鈴木耕)
鈴木耕 -
「フランスは民度が低い」とツイッターで発言している人物がいた。すごいことを言う人がいるものだなあ…と驚いてしまった。ぼくの単純な疑問は「えっ、じゃあ日本はフランスより民度が高いの?」であった。その発信者を見たらなんと、明治天皇の...
言葉の海へ
第58回:不安(不穏)な年明け(鈴木耕)
鈴木耕 -
明けましておめでとう…と言いたいところだけれど、ぼくにとっては3年続きの「喪中欠礼」。新年を迎えても、めでたいようなめでたくないような…。まあ、一茶風に〈めでたさも 中くらいな...
言葉の海へ
第57回:破壊するために、創造する…(鈴木耕)
鈴木耕 -
本を読んだり映画を観たりしていると、時折、「おっ!」と思うような一節に出会うことがある。先日も、少し古いSF映画を観ていたら、そんなセリフがあった。『フィフス・エレメント』(リュック....
言葉の海へ
第56回:沖縄、「いじめの光景」(鈴木耕)
鈴木耕 -
ぼくは何かを語るときには、あまり「たとえ話」を使わない。「たとえ話」は面白いことが多いけれど、本筋から微妙にずれてしまい、なんだか事実の中身とは違うことになってしまいがちだからだ...