2024年11月26日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第65回:新作民謡「ブラック音頭」(鈴木耕)

♬ いずれこれより 御免な蒙り 音頭の無駄を言う お耳障りもあろうけれども さっさと出しかけるぅ~ 一 ♬ やぁ~とせ ブラック名物 数々あれど どこを向いてもブラックばかり ほんに世の中まっくらけ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第64回:幼稚化する社会(鈴木耕)

なんだか子どものケンカじみてきた。韓国国会議長の「首相か天皇が元慰安婦の方の手を握って、ひとこと謝罪すれば済む話だ」という発言を巡っての日韓両国政府のやりとりだ。河野太郎外相「韓国側には、厳しく抗議した」康京和(カンギョンファ)...
「言葉の海へ」鈴木耕

第63回:ほんとうに“日本は素晴らしい”のか?(鈴木耕)

以前ほど「ニッポンすごいですねえ」「素晴らしいニッポン」というようなTV番組は少なくなったようだが、それでもまだそんな類いの番組はある。別に、それはそれでかまわない。けれど、そんな番...
「言葉の海へ」鈴木耕

第62回:タローがシンゾーにケンカを売った?(鈴木耕)

植木等さん、我々の世代なら知らない人はいない。1960年代、空前の人気を誇った、いわゆる国民的大スターだった。植木さんは「ハナ肇とクレージー・キャッツ」というバンドのギタリストだった..
「言葉の海へ」鈴木耕

第61回:猫の話(鈴木耕)

このコラム、毎回めんどうな政治の話題などが、けっこう多い。書いている本人がウンザリすることもあるのだから、読んでくださる人たちも鬱陶しいかもしれない。政治がひどすぎるのだから、ついそんな話になってしまう。国会が始まって、また頭に..
「言葉の海へ」鈴木耕

第60回:卑しい人たちがいる……(鈴木耕)

かなり腹が立っているので、今回はちょっと言葉遣いが荒っぽいかもしれないけれど、乞うご容赦、です。日本人って、いつからこんなに卑しくなってしまったんだろう、と感じてしまうことがあったの..
「言葉の海へ」鈴木耕

第59回:日本の民度(鈴木耕)

「フランスは民度が低い」とツイッターで発言している人物がいた。すごいことを言う人がいるものだなあ…と驚いてしまった。ぼくの単純な疑問は「えっ、じゃあ日本はフランスより民度が高いの?」であった。その発信者を見たらなんと、明治天皇の...
「言葉の海へ」鈴木耕

第58回:不安(不穏)な年明け(鈴木耕)

明けましておめでとう…と言いたいところだけれど、ぼくにとっては3年続きの「喪中欠礼」。新年を迎えても、めでたいようなめでたくないような…。まあ、一茶風に〈めでたさも 中くらいな...
「言葉の海へ」鈴木耕

第57回:破壊するために、創造する…(鈴木耕)

本を読んだり映画を観たりしていると、時折、「おっ!」と思うような一節に出会うことがある。先日も、少し古いSF映画を観ていたら、そんなセリフがあった。『フィフス・エレメント』(リュック....
「言葉の海へ」鈴木耕

第56回:沖縄、「いじめの光景」(鈴木耕)

ぼくは何かを語るときには、あまり「たとえ話」を使わない。「たとえ話」は面白いことが多いけれど、本筋から微妙にずれてしまい、なんだか事実の中身とは違うことになってしまいがちだからだ...