2024年4月29日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第37回:原発再稼働を阻止するために(鈴木耕)

今回は、私的なことを書く。ぼくの地元の「府中革新懇」というところから原稿を頼まれて、小論を寄稿した。これは多分、地元に人の目にしか触れないだろうから、少し手直しをして、もっと多くの人に..
「言葉の海へ」鈴木耕

第36回:米朝首脳会談と日本外交(鈴木耕)

はっきり言えば、ぼくはトランプ大統領も金委員長も苦手だ。いや、むしろ「嫌い」と言ったほうがいい。もしあんな人が会社の上司だったら、とても耐えられないだろうし、ご近所さんだったら..
「言葉の海へ」鈴木耕

第35回:「安倍話法」は「安倍内閣共通話法」になった(鈴木耕)

「ご飯論法」というのが話題になっている。こういうこと。「朝ご飯は食べたでしょ?」と聞かれると「いいえ、ご飯は食べていません」と答える。つまり「“ご飯”は食べていません(パンは食べたのですが)」と、平然と言う官僚たちの論法のことだ。この「ご飯論法」は、上西充子法政大学教授が、厚労省の労働調査のデタラメデータを批判して使ったことで、一躍有名になった。
「言葉の海へ」鈴木耕

第34回:高齢者ネット右翼が増えている?(鈴木耕)

某日、あるところで高齢者(ぼくもそうだが)のネット右翼みたいな人に、突然、絡まれてしまった。とにかく一方的に持論(というほどのものでもなかったが)をまくし立て、こちらが茫然としている...
「言葉の海へ」鈴木耕

第33回:人生の、断捨離(鈴木耕)

ぼくの売れない本を2冊も出版してくれた「リベルタ出版」が店仕舞いするという。社長の田悟恒雄(でんごつねお)さんの30年間にわたる健闘と苦闘を讃えて、仲間が集まって「田悟さんの出版界からの卒業式」を開催することになった。その...
「言葉の海へ」鈴木耕

第32回:『沖縄スパイ戦史』、すごい映画を観た!(鈴木耕)

5月14日、映画の試写会へ行ってきた。『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代 共同監督)という映画だ。ものすごく重い映画だった。だが、どうしても目が離せない。30人を超す証言者が画面に現れ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第31回:いま、日本の原発はどうなっているか?(鈴木耕)

異常な政治状況に目を奪われて、最近は原発についてあまり言及されることもなくなった。ぼくはそれでも、できる限り首相官邸前や国会議事堂前の原発反対デモに参加しているけれど、参加者数も...
「言葉の海へ」鈴木耕

第30回:ぼくは護憲論者です。(鈴木耕)

連休前、ぼくは両親の7回忌と17回忌の法事を兼ねて、東北地方を旅してきた。5日間、久しぶりの長いドライブだった。福島はなんども訪れたので、今回は宮城と岩手の沿岸部を中心に回り...
「言葉の海へ」鈴木耕

第29回:阿呆陀羅経をひとくさり…(鈴木耕)

腐臭漂う泥沼の 畔に咲くか蓮の花 あまりの汚濁に声も出ず 闇に心を閉ざしつつ それでも祈る清廉の 花の香りに縋るのみ これはこの世のことならず 黄泉の旅路の迷い石 ひとつ積んでは...
「言葉の海へ」鈴木耕

第28回:諸悪の根源は「官邸」にあり(鈴木耕)

朝日新聞(4月8日付)によれば「三つの疑惑 政権直撃」だという。<1 森友文書改ざん 指示系統は? 佐川前長官 証言拒否 2 イラク日報 誰が隠蔽 陸自中枢 関与か焦点 3 是正勧告の...