2025年6月1日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第59回:日本の民度(鈴木耕)

「フランスは民度が低い」とツイッターで発言している人物がいた。すごいことを言う人がいるものだなあ…と驚いてしまった。ぼくの単純な疑問は「えっ、じゃあ日本はフランスより民度が高いの?」であった。その発信者を見たらなんと、明治天皇の...
「言葉の海へ」鈴木耕

第58回:不安(不穏)な年明け(鈴木耕)

明けましておめでとう…と言いたいところだけれど、ぼくにとっては3年続きの「喪中欠礼」。新年を迎えても、めでたいようなめでたくないような…。まあ、一茶風に〈めでたさも 中くらいな...
「言葉の海へ」鈴木耕

第57回:破壊するために、創造する…(鈴木耕)

本を読んだり映画を観たりしていると、時折、「おっ!」と思うような一節に出会うことがある。先日も、少し古いSF映画を観ていたら、そんなセリフがあった。『フィフス・エレメント』(リュック....
「言葉の海へ」鈴木耕

第56回:沖縄、「いじめの光景」(鈴木耕)

ぼくは何かを語るときには、あまり「たとえ話」を使わない。「たとえ話」は面白いことが多いけれど、本筋から微妙にずれてしまい、なんだか事実の中身とは違うことになってしまいがちだからだ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第55回:2018年、ぼくのニュースファイルから その3(鈴木耕)

今年の出来事の総まとめ、とは言いながら、これを書いているのは12月11日。だから今回は、2018年9月1日~12月11日のニュースファイルです。今回はとくに、水道法や入管・難民法など...
「言葉の海へ」鈴木耕

第54回:2018年、ぼくのニュースファイルから その2(鈴木耕)

今年を振り返る主な出来事、その2〔5月~8月編〕です。あまりにひどいニュースが多すぎて、忘れてしまいたいことも多いでしょうけれど、過去は現在へ、そして現在は未来へつながります。憶えてお..
「言葉の海へ」鈴木耕

第53回:2018年、ぼくのニュースファイルから その1(鈴木耕)

もう1カ月ほどで、今年も終わる。ぼくは新聞3紙(朝日、毎日、東京)を購読していて、毎朝1時間以上をかけて気になった記事を切り抜く。それは、あの「3.11」直後から始めた習慣で、もう8年近く...
「言葉の海へ」鈴木耕

第52回:「にほん」と「ニッポン」と…。(鈴木耕)

ぼくはスポーツが大好きだ。かつては野球もよくやった。もう大昔のことだが、編集部のチームではエース投手だったんだぜ。チーム名は「明星ASEDUCKS(アセダックス)」といった。まあ...
「言葉の海へ」鈴木耕

第51回:高齢ネット右翼はどこから来たか?(鈴木耕)

「週刊金曜日」(11月2日号)をめくっていたら、面白い記事が載っていた。倉橋耕平氏(立命館大学非常勤講師)と古谷経衡氏(評論家・著述家)の「『ネトウヨ』バブルはもう底を打った(上)」...
「言葉の海へ」鈴木耕

第50回:「安倍首相のウソ」は国境を越えて…(鈴木耕)

ぼくは何度かツイートした。「戦後日本政治史上、これほど“ウソつき”と批判された首相がいただろうか?」と。むろん安倍首相に対する批判だが、別にこれはぼくだけではなく、いまや「息を吐くよう...