言葉の海へ
第274回:原発の現在、処理汚染水放出へ(鈴木耕)
鈴木耕 -
「台風一過の青空」なんて言い方もあったのだが、最近はそんな言葉も廃れてしまった。だらだらと居座って被害を与え続けたり、台風本体は日本から去って行っても、ぐずぐずと影響を広い範囲に及ぼしたり、なんともイヤな感じに変わってきた。これ…
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第273回:アツサノナツハオロオロアルキ(鈴木耕)
鈴木耕 -
それにしても、暑い。おまけに、ぼくの仕事部屋のクーラーが故障しちまって、生温かい風を吐き出すだけなので、よけい暑さが体にこたえる。
居間へパソコンを持ち込んで仕事を始めても、原稿を書くのに必要な資料や本はほとんどが2階の仕事部屋に…
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第272回:記者たちの熱意はどこへ消えたか(鈴木耕)
鈴木耕 -
どうも最近、暗い(というより、イヤな)ニュースが多すぎるなあ。テレビはあまり見ないから(ニュースとスポーツ中継と映画くらいがぼくの観る番組)、新聞でいろんなことを知るのだけれど、その新聞もあまり信用できなくなりつつある。毎朝、3…
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第271回:非人道的武器のばらまき(鈴木耕)
鈴木耕 -
米バイデン大統領が、ウクライナへの「クラスター爆弾」の供与を発表した。ぼくは愕然とした。国連等で「非人道的爆弾」と名指しされ、使用禁止が求められている爆弾を、戦争当事国へ譲り渡すというのである。どんな爆弾なのか? 簡単に言えば、…
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第270回:殺すな(鈴木耕)
鈴木耕 -
7月9日の東京新聞コラム「時代を読む」に、法政大学前総長の田中優子さんが「差別増進法施行」というタイトルで、今国会で成立した「LGBTQ理解増進法」に怒りをあらわにしていた。LGBTQとは、端的に言えば性的少数者ということだ。田中さんは「…
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第269回:ああ、愛国心(鈴木耕)
鈴木耕 -
「ワグネルの反乱」は、たった1日であえなく崩れ去った。「愛国心の発露」だと拳を振り上げてクーデターに走ったプリゴジン氏だったが、形勢が不利と見てか、あっさり逃亡を図った。所有するプライベート・ジェット機でサンクトペテルブルグへ入…
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第268回:「骨太」「異次元」なんて使うなっ!(鈴木耕)
鈴木耕 -
「ほんとうに頭を抱えてしまうような国会だったのう」とご隠居さん。「あんなんだったら、オレにだって国会議員ぐれえ務まるってなもんだ」
「そうだそうだ、こっけえ議員だ」と八つぁん熊さん。もう、ぼやき漫才の世界である。ほとんど審議らし…
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第267回:悪い冗談、日本が「難民フォーラム」の議長国?(鈴木耕)
鈴木耕 -
たまたま調べることがあってネットサーフィンをしていたら、ギョッとするような情報にぶちあたった。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のページに、以下のような記述を見つけたのだ。最初は「フェイク情報」かとも思ったが、どうも本物ら…
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第266回:子どもがいなくなる、日本崩壊…(鈴木耕)
鈴木耕 -
前から指摘されていたことだが、それが統計上で明確に示された。日本という国が、衰亡の一途を辿っている、という事実だ。もう止めようがない。簡単に言えば、子どもがいなくなる、ということ。かつて『トゥモロー・ワールド』という映画を観たこ…
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第265回:ぼくのツイッターから…(鈴木耕)
鈴木耕 -
最近はやたらとニュースが多い。とんでもない事件もたくさん報道される。どれをとっても重大なことばかりで、このコラムのテーマをひとつに絞ることがけっこう難しい。だから今回は、ぼくが何気なく呟いているツイートを並べてみることにした。そ…