言葉の海へ
第236回:ある「賞」の話(鈴木耕)
鈴木耕 -
かつてぼくが在籍した集英社から、毎月『青春と読書』という小冊子が届く。集英社の出版物を宣伝する役割の雑誌だが、連載小説やエッセイなども掲載されており、なかなか充実していて、面白く読んでいる。その10月号に「第20回 開高健ノンフィク…
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第235回:葬儀にて(鈴木耕)
鈴木耕 -
2年ぶりに、ふるさと秋田へ帰った。コロナ感染以来、あまり帰郷していなかった。今回も、まったく予定していなかったけれど、9月15日に姪が亡くなったので、その葬式へ出ることにしたのだ。それが17日だった。実は17日には、本来は欠かせない打…
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第224回:沖縄の選挙結果から考える(鈴木耕)
鈴木耕 -
沖縄の県知事選が終わった。結果はみなさん、もうご存じのとおり。ぼくも、ともあれほっと胸をなでおろした。玉城デニー現知事が、予想通りほぼ圧勝という形になった。ぼくは親しい沖縄のジャーナリストから、投票日の前日(10日)に電話で情報を…
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第223回:77年間、今ほどひどい時代はなかった(鈴木耕)
鈴木耕 -
『戦争を知らない子供たち』が流行ったのは1971年だった。ぼくは1945年に生まれた。「戦争が終わって ぼくは生まれた」のである。「ウォーキング・ディクショナリー」という言い方がある。「生き字引」という意味、「何でもよく知っている人」と…
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第222回:黙れっ! 原発‼(鈴木耕)
鈴木耕 -
ぼくは原発事故の翌年(2012年)7月に、『原発から見えたこの国のかたち』という本を出した。版元の「リベルタ出版」は、社主が高齢を理由に廃業してしまったので、残念ながらもう絶版となってしまった。でも、ぼくにとってはとても大事な本だっ…
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第221回:一躍、時の人「杉田水脈」(鈴木耕)
鈴木耕 -
先週は、連日の大水害であった。ふるさとの秋田も、テレビではすさまじい惨状が映し出されていて、ぼくは気が気ではなかった。我が実家は、なんとか水害を免れていたというが、まだまだ油断はできない。それにしても、西から東へ南から北へ、…
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第220回:時空を超える、詩人の想像力(鈴木耕)
鈴木耕 -
わらべ歌にこんなのがある。〈ひ~らいた ひらいた なんの花がひ~らいた れんげの花がひ~らいた ひ~らいたとおもったら い~つのまにか つ~ぼんだ〉いつ間にかつぼんじゃったのは、れんげの花ばかりじゃない。なんと、召集されたばかり…
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第219回:統一教会関係議員の「言い訳」集(鈴木耕)
鈴木耕 -
ちょいと小咄を。かつて日本語でいちばん短い会話ということで、こんなのが流行ったことがある。「どさ」「ゆさ」。青森地方の方言だとされているが、さてこれはどういう意味か。翻訳すると、「どこへ行くの?」「お風呂だよ」。すると同じ東北…
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第218回:「#安倍晋三氏の国葬に反対します」の理由(鈴木耕)
鈴木耕 -
このハッシュタグをつけた一文が、大きな反響を呼んでいるようだ。むろん、ぼくが始めたわけじゃない。ぼくも賛同したが、世間にはぼくと同じような感じ方をする人が、それなりに多いらしい。すると「またアベガーが騒いでいる」「サヨが人の死に…
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第217回:戦い済んで日が暮れて…(鈴木耕)
鈴木耕 -
10日の夜、こんなツイートをしてしまった。 言いたくはないが「もう、この国はダメだな」とため息が出てしまう、午後10時。10日の参院選の速報をテレビで見ていて、ぼくがつい漏らした感想だった。その時点ですでに、自民党の圧勝、維新の伸張、立...
第76回:日航123便はなぜ墜落したのか(森永卓郎)
森永卓郎の戦争と平和講座